ラトゥールの審査に落ちた！対処法や審査がゆるいタワーマンションも紹介

芸能人やスポーツ選手が住んでいることで知られているタワーマンションラトゥール。
審査の難易度が高いという噂がありますが、どういう人が審査に落とされてしまうのでしょうか？

本記事ではラトゥールの賃貸審査に落ちる理由と、落ちた際の対処方法について詳しく紹介していきます。

ラトゥールは住友不動産グループが管理する高級タワーマンション

ラトゥールとは、住友不動産が手掛ける高級マンションシリーズです。
代官山や新宿、六本木などの都内の人気エリアを中心に展開しており、24時間常駐のコンシェルジュや高い防犯性が魅力です。

高級マンションシリーズとして高い人気を誇っていることから、入居審査で求められる基準は高く、一般的な賃貸物件よりも審査は厳しい傾向があります。

審査では収入状況や信用情報、資産などがチェックされ、経営者や役員であっても審査に落とされるケースは珍しくありません。

ラトゥールの審査に落ちる可能性がある特徴

ラトゥールの審査に落ちる可能性がある特徴は、以下の通りです。

ラトゥールの審査は厳しく、審査では高額な家賃を安定的に支払い続けられる収入が求められます。

収入に見合っていない

ラトゥールは1人暮らし向けの家賃が安めのお部屋であっても17万円ほどかかり、入居するには家賃を安定的に支払い続けられるだけの収入が必要です。
収入に家賃が見合っていないと審査に落とされます。

明確にどのくらいの収入が必要なのかは公表されていませんが、最低でも年収700万円以上は必要であると言われています。
一般的な賃貸物件同様に家賃の3倍以上の月収が必要だと考えると良いでしょう。

個人事業主として働いている

個人事業主として働いている方は、収入が月ごとに変動することから家賃滞納の可能性がほかの職業よりも高く、審査の難易度が上がる傾向があります。

十分な収入があったとしても審査に落ちてしまう可能性があるので注意が必要です。
個人事業主の方は、アリバイ会社を利用して職業を審査に有利なものに変更することも視野に入れると良いでしょう。

ナイトワークに就いている

ナイトワークで働いている方は、一般的に社会的信用が低いと言われており、ラトゥールの審査には受かりません。

ナイトワークで働いているのであれば、個人事業主という枠になるため水商売で働いているとは言わずに個人事業主と名乗りましょう。

高級マンションに限らず、職業ナイトワークとして賃貸物件を借りるには、収入を証明する書類が確実に必要になります。

自分の収入を証明できる確定申告書や課税証明書といった書類を保存していない場合は、各種書類の発行が可能なアリバイ会社の利用を検討してみてください。

なぜラトゥールの審査が厳しいといわれるのか？

ラトゥールの審査が厳しいと言われているのは、下記のような理由があります。

下記からは、それぞれの理由について詳しく紹介していきます。

経営者であっても審査に落ちる

経営者であっても個人名義で審査を受ける場合は、個人の収入しか審査で考慮されません。
経営者で法人の業績のために個人収入を犠牲にしている方は注意が必要です。

仮に法人の業績が多かったとしても、個人の収入が少ないと審査に落とされます。
法人名義での契約も可能なため、個人名義での審査に落ちた際は法人名義での契約も検討してみると良いでしょう。

審査の際に課税証明書の原本の提出を求められる

ラトゥールの審査では、収入の証明として課税証明書の原本の提出が求められます。
一般的な賃貸審査では問題ない源泉徴収票や課税証明書のコピーは収入証明書として認められず、必ず課税証明書を原本で提出する必要があるので注意が必要です。

なお、個人事業主やフリーランスの方は確定申告書の写しも証明として使用できます。

更新がなく3年ごとに再契約を結ぶ必要がある

一般的な賃貸では数年おきに更新手続きを行うことで再度審査を受けずに住み続けられますが、ラトゥールでは更新が行えず、契約期間終了ごとに審査を受け直す必要があります。

仮に審査に通過でき契約を結べたとしても、3年が経過すると再度審査が発生し、審査に通過できなければ契約を終了され退去を求められます。

一時的に収入が増えている場合や、今後退職を考えている場合には3年後の審査に落ちる可能性があるので注意しましょう。

保証会社の利用が原則必須

ラトゥールの契約には、原則保証会社の利用が必須です。
保証会社の契約には審査があり、保証会社の審査に落ちればラトゥールの契約はできません。

ラトゥール契約時に利用できる保証会社は、以下の4社です。

ラトゥールの審査難易度

職業ごとのラトゥールの審査難易度は以下の通りです。
ラトゥールの審査は厳しく、会社経営者や役員であっても収入状況次第では審査に落とされます。

会社員や公務員として働いている方は収入が安定していることから比較的審査に通過しやすく、家賃に見合う収入があり、信用情報がブラックでなければ基本的に審査に通過できます。

個人事業主やフリーランス、法人名義での契約は収入に波がある、いきなり収入が途切れる恐れがあると判断され、会社員よりも審査難易度が上がります。

水商売で働いている人は正直に職業を答えると審査に通過できなくなるので注意しましょう。
アリバイ会社を利用すれば職業を審査に有利な設定に変更できるため、水商売で働いている人は、アリバイ会社を利用して審査に申し込むことをおすすめします。

審査の基準は職業ごとに異なり、会社員であれば700万円以上の収入、法人経営者や役員、個人事業主であれば家賃を安定的に支払えるだけの収入に加えて家賃2年分相当額以上の貯金が求められます。

ラトゥールの審査に落ちた場合の対処法

ラトゥールはほかと比べて審査が厳しい傾向があるため、人によっては落とされてしまうこともあるかと思います。
ここでは、ラトゥールの審査に落ちてしまった際の対処法を紹介します。

下記からは、それぞれの対処法について詳しく紹介していきます。

家族や同居人に代理契約を依頼する

審査に落ちてしまった場合、自分の名義で再度審査に申し込んでも受かることはありませんが、1度も審査を受けていない家族や同居人の名義であれば、十分に受かる可能性が残されています。

ラトゥールにこだわりがあるのであれば、同居人名義での契約や家族名義での契約を検討してみましょう。
なお、家族や同居人に代理契約を依頼する際は、審査は契約者である家族や同居人の収入で判断されるので注意が必要です。

法人名義で再審査を受ける

法人経営者であれば、1度審査に落とされてしまっても名義を法人名義に変更して再審査を受ける選択肢が残されています。

法人名義でも住居用に契約できるので、法人経営者の方は名義変更を検討してみましょう。

法人名義であっても審査はあり、業績次第では審査に落とされることもあります。

ラトゥールの審査を受ける流れ

次にラトゥールの審査を受ける大まかな流れを紹介します。
審査を受けるか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

審査難易度が低いタワーマンションは？

以下の5つの物件はタワーマンションの中でも審査が比較的ゆるいといわれています。

同じタワーマンションでも、審査の難易度はマンションごとに差があります。
そのため、仮にラトゥールで審査に落ちてしまったとしても、ほかのタワーマンションでも落ちるかは受けてみなければわかりません。

ラトゥールの審査に落ち、さらに家族に代理契約を頼むこともできない場合には、上記の審査が緩いとされているタワーマンションを検討してみてください。

ラトゥールの審査に関するよくある質問

最後にラトゥールの審査に関するよくある質問を紹介します。
ラトゥールに入居したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

今回紹介するのは、下記の3つの質問です。

審査を受けるには連帯保証人が必要？

ラトゥールの審査を受けるには、自分にもしものことがあった時に備えて連帯保証人が必要になります。

どうしても用意できない事情がある場合には家賃保証会社だけでも審査を受けられる可能性がありますが、連帯保証人の有無にかかわらず家賃保証会社の利用は必須となっているため、断られる可能性も十分に考えられます。

家族がいないといった事情で連帯保証人を誰にも頼めない方は、代行業者の利用も検討してみましょう。

審査の際は申込金や手付金が必要？

ラトゥールの審査の際に、申込金や手付金がかかることはありません。
そのため、一般的な賃貸物件と同じようにお部屋の審査に通過できるまでは、一切の費用はかかりません。

しかし審査に通過し、実際にお部屋を借りることが確定すると初期費用や前家賃で、家賃半年分前後のお金を用意する必要が出てきます。

予算に余裕がない方は、あらかじめある程度貯金を貯めてから引っ越しを検討することがおすすめです。

【まとめ】ラトゥールの審査に落ちた！

本記事ではラトゥールの審査に落とされる理由と対処法を紹介しました。
ラトゥールは、一般的な賃貸と比べても審査が厳しい傾向があり、一度審査に落とされると再審査を受けても受かることはありません。

水商売で働いている方やフリーランスの方は特に審査が厳しく、落ちる可能性が高いため、アリバイ会社の利用をおすすめします。