シングルマザーでお部屋を借りるとなると、断られそうで不安ですよね。
収入があってもシングルマザーだと賃貸契約を断られてしまうのでしょうか?

本記事では、シングルマザーが賃貸を借りる際の注意点と対策について詳しく紹介していきます。
おすすめの物件についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • シングルマザーでも賃貸は借りられる!
  • シングルマザーならUR賃貸住宅・市営住宅・母子ハウスがおすすめ
  • 家賃の理想は月収の4分の1以下、最低でも3分の1以下には収める

シングルマザーが賃貸の入居審査でチェックされるポイント

シングルマザーが賃貸の入居審査でチェックされるポイント

まずはシングルマザーの方がお部屋を借りる際に審査でチェックされるポイントについて紹介していきます。
審査では、まずシングルマザーかどうかよりも、しっかりと家賃を支払い続けられる収入があるかどうかがチェックされます。

シングルマザーであったとしても、一定の安定した収入があり、その収入に見合った家賃のお部屋を選んでいれば審査に落とされることはありません。

お部屋を選ぶ際は月収の3分の1以下を目安に考えるようにしましょう。
審査の具体的なチェック項目は利用する不動産会社ごとに異なりますが、おおよそ下記の通りです。

シングルマザーが入居審査でチェックされるポイント

  • 収入金額と連帯保証人の有無
  • 収入と家賃の金額は妥当か

収入金額と連来保証人の有無

シングルマザーが賃貸を借りる際は、まず高確率で収入金額と連帯保証人の有無がチェックされます。
収入の金額は、月収がいくらかということよりも家賃に対して十分な月収があるかという点を確認されます。

家賃が月収の3分の1を大きく上回っていた場合、審査に落ちる確率が高まるので注意しましょう。
最近では連帯保証人を付けないケースも増えてきましたが、もしも親族に連帯保証人が頼めるのであれば、連帯保証人を付けることがおすすめです。

収入が安定している方に連帯保証人になってもらうことができれば、審査通過率が高まります。

収入と家賃の金額は妥当か

審査の際には、必ずと言って良いほど収入と家賃の金額が妥当かどうかをチェックされます。
月収が少なかったとしても多かったとしても、月収に見合わない家賃のお部屋を選んでしまうと審査に落とされるので注意しましょう。

一般的に家賃の目安は月収の3分の1以下が理想と言われています。
高い家賃のお部屋に住みたかったとしても月収の3分の1は超えないようにしましょう。

シングルマザーの場合は、生活費を一人の収入で賄う必要があるため、できることなら家賃はできるだけ安い物件を選ぶことがおすすめです。

家賃が高い物件を選んでしまうと、生活が立ち行かなくなってしまう可能性があるので気を付けてください。

賃貸の入居審査に落ちやすいシングルマザーの特徴

次に賃貸の入居審査に落ちやすいシングルマザーの特徴を紹介します。
シングルマザーは、単身者や二人親世帯に比べて生活費の確保が難しいことから、なかなかお部屋を借りられないケースが多いです。

下記の特徴に当てはまっている場合は、より審査に通過しにくいので注意が必要です。

審査に落ちやすいシングルマザーの特徴

  • 夜の仕事をしており安定した収入がない
  • 連帯保証人になってくれる親族がいない
  • 子どもの年齢が0歳~10歳前後

夜の仕事をしており安定した収入がない

落ちやすいシングルマザーの特徴1つ目は、「夜の仕事をしており安定した収入がない」です。
審査の際には、家賃を滞納されないために収入が安定しているかが確認されます。

そのため、夜職や個人事業主、パートタイマーのような働き方をしている方は、収入が月ごとに大きく変動する可能性があることから落とされてしまう確率が高まります。

もしも仕事に特別なこだわりがなく、昼の仕事でも生活を送っていけるのであれば、引っ越しのタイミングだけでも昼職に就いておくようにしましょう。

また、自治体から毎月一定額の手当てを受け取っているのであれば審査の際にいくら手当をもらっていると収入申告することがおすすめです。

連帯保証人になってくれる親族がいない

落ちやすいシングルマザーの特徴2つ目は、「連帯保証人になってくれる親族がいない」です。
最近では連帯保証人を付けずに賃貸審査を受ける人も増えてきましたが、やはり連帯保証人がいない人といる人だといる人の方が審査には通過しやすい傾向があります。

そのため、もしも連帯保証人を頼める親族がいるのであれば、しっかりと家賃を支払っていけることを証明して、連帯保証人を任せられないか頼んでみることがおすすめです。

連帯保証人を誰にも頼むことができない場合は、家賃保証会社の利用を検討しましょう。
家賃保証会社の審査に通過できれば、連帯保証人がいなくても連帯保証人がいる場合と同じような扱いを受けることができます。

子どもの年齢が0歳~10歳前後

落ちやすいシングルマザーの特徴3つ目は、「子どもの年齢が0歳~10歳前後」です。

シングルマザーで家賃の安い物件を探そうとすると、単身者向けのアパートになってしまいがちですが、単身者向けのアパートは幼い子供の騒音トラブルが起こりやすいため、小さな子供いる家庭は嫌がられる傾向にあります。

そのため、子供が0歳~10歳前後で賃貸を契約しようと考えている方は注意が必要です。
ファミリー向けの物件を借りられるほどの収入の余裕がない場合は、UR賃貸住宅や県営・市営住宅のように子育て世帯向けの支援が用意されている物件を検討するようにしましょう。

シングルマザーが賃貸を借りる際の注意点

シングルマザーが賃貸を借りる際の注意点

シングルマザーが賃貸を借りる際の注意点を紹介します。
シングルマザーとしてお部屋を契約する際は、下記の4点に注意しましょう。

シングルマザーが賃貸を借りる際の注意点

  • 入居審査の1年前から昼の仕事を始める
  • 連帯保証人になってくれる人を見つける
  • 家賃は収入の3分の1以下に抑える
  • 各種手当や補助金を有効利用する

①入居審査の1年前から昼の仕事を始める

シングルマザーがお部屋を借りる際の注意点1つ目は、「入居審査の1年前から昼の仕事を始める」です。
もしもシングルマザーとして子供を育てていくために、夜職で働いているのであれば夜職はかなり審査の難易度が高まるため、最低でも引っ越しをする1年前から昼の仕事を始めておくことがおすすめです。

夜職に就いている方は、シングルマザー関係なしに生活リズムが一般的な人と違うことから騒音トラブルが起こりやすく大家さんに嫌がられる傾向があります。

安定して高収入を得られているのであれば夜職でも良いですが、収入状況も不安定なら早めに昼の仕事に転職することを考えてみましょう。

②連帯保証人になってくれる人を見つける

シングルマザーがお部屋を借りる際の注意点2つ目は、「連帯保証人になってくれる人を見つける」です。
最近では、連帯保証人をつけずにお部屋の審査を受ける人も増えてきましたが、連帯保証人がいるのといないのとでは審査の通りやすさが大きく変わってきます。

そのため、連帯保証人のことをまだ考えていなかったのであれば、すぐにでも依頼できる親族を探しましょう。

連帯保証人を親族に任せることができれば、多少収入に対して家賃が高かったとしても審査に通過できる可能性が高まります。

なお、物件によっては連帯保証人不要の物件もあるため、どうしても親族に頼めない場合は連帯保証人不要の物件を中心にお部屋を探していくことがおすすめです。

連帯保証人が見つからない時は賃貸保証会社を利用する

もしも連帯保証人を頼める親族がいなかったとしても、代わりに賃貸保証会社・家賃保証会社を利用すれば、連帯保証人がいるのと同じ扱いで審査を受けることができます。

連帯保証人を家族に頼むことができない方は、お部屋の審査を受ける前に家賃保証会社を利用しても良いか確認してみましょう。

連帯保証人の代わりに家賃保証会社の利用が必須のケースも増えてきているため、大抵のお部屋では家賃保証会社を利用することができます。

なお、家賃保証会社の利用にはお金がかかり、契約時だけでなくお部屋に住み続ける限り毎年1万円前後の費用が掛かるので注意してください。

③家賃は収入の3分の1以下に抑える

シングルマザーがお部屋を借りる際の注意点3つ目は、「家賃は収入の3分の1以下に抑える」です。
シングルマザーの場合、大人1人分の収入で生活費のすべてを賄う必要があるため、家賃は高くても収入の3分の1以下に抑える必要があります。

人によっては仕事の関係で都市部に住まなければいけないなどの事情があるかと思いますが、高い家賃のお部屋に住んでしまうと、何かあった際に生活費をやりくりするのが厳しくなり生活が立ち行かなくなるので注意しましょう。

できることなら月収の4分の1以下に抑えることが理想です。
月収が少なすぎて家賃を月収の3分の1以下に抑えられない場合には、自治体の補助金や公営住宅の利用を検討しましょう。

④各種手当や補助金を有効利用する

シングルマザーがお部屋を借りる際の注意点4つ目は、「各種手当や補助金を有効利用する」です。
シングルマザーとして母親一人で子供を育てていく場合、市区町村や都道府県といった自治体から手当・補助金がもらえるケースが多いです。

何の手当や補助金がもらえるかは住んでいる地域によって異なりますが、基本的にすべての手当と補助金が自分で申請をしなければ受け取ることができません。

収入制限が設けられているため、高収入な方はもらうことができませんが、月収が少ない方は必ず忘れずに申請して受け取るようにしましょう。

シングルマザーは敷金・礼金・更新料がない賃貸物件がおすすめ

シングルマザーは敷金・礼金・更新料がない賃貸物件がおすすめ

賃貸物件は探せば山ほど存在しますが、その中でもシングルマザーの方が住むのに向いている物件を紹介します。

お部屋探し中という方は、ぜひ参考にしてください。
特におすすめの物件は、下記の通りです。

シングルマザーにおすすめの賃貸物件

  • UR賃貸住宅
  • 県営・市営住宅
  • 母子ハウス

上記の3つをどこも利用できないという場合には、敷金・礼金・更新料が必要ない物件を探すことがおすすめです。

シングルマザーにおすすめの賃貸①UR賃貸住宅

シングルマザーにおすすめの物件1つ目は、「UR賃貸住宅」です。
最近テレビなどでも頻繁に目にするようになったUR賃貸住宅とは、国土交通省が所管する独立行政法人であるUR都市機構が管理をしている賃貸物件です。

主に団地をリノベーションした物件が多く、礼金・仲介手数料・更新料が全て無料なことが魅力です。
保証人無しで契約することができ、さらには子育て世帯限定の割引があるため、家族を頼れないシングルマザーや家賃を安く抑えたいと考えている方に向いています。

UR賃貸住宅で取り扱っている物件の空き情報は、UR賃貸住宅公式ホームページから全て確認できるため、興味がある方は近隣に空きがないか確認してみましょう。

シングルマザーにおすすめの賃貸②県営・市営住宅

シングルマザーにおすすめの物件2つ目は、「県営・市営住宅」です。
県営・市営住宅とは、名前の通り市区町村や都道府県が運営している住宅のことです。

運営している自治体にもよりますが、大抵の県営・市営住宅は月収が少ない方向けに運営されており、家賃がお部屋の広さのわりに安い傾向があります。

家賃が安いことから人気が高いですが、シングルマザーのように生活を送ることが難しい方が優先的に入居できることがほとんどです。

県営・市営住宅の見た目は、いかにも団地という見た目をしていることが多いため、団地に抵抗がない方は県営・市営住宅の利用も検討してみましょう。

なお、県営・市営住宅はいつでも好きなタイミングで入居できるわけではなく、ほとんどの自治体で入居者募集時期が決められています。

県営・市営住宅を狙っていく場合は、必ず早い段階から情報収集を始めるようにしてください。

シングルマザーにおすすめの賃貸③母子ハウス

シングルマザーにおすすめの物件3つ目は、「母子ハウス」です。
母子ハウスとは、母親と子供だけで生活をしている母子家庭向けのシェアハウスのことです。

一般的なシェアハウスのように、複数の家庭が集まって生活を送ります。
キッチンやトイレ、お風呂、リビングなどの一部のスペースを同じ施設に住んでいる方と共有するため、一般的な賃貸物件よりも月々の家賃が安く済むという特徴があります。

母子ハウスは一般的なシェアハウスとは違い、男性が住むことがなく、周りに住んでいる方もみんな母子家庭のため、身寄りがない方でも子育てをお互いに助け合うことが可能です。

シングルマザーで家族の支援を受けることができないけれど、一人で子育てをしていくことに辛さを感じている方や孤独を感じている方に最適です。

シングルマザーの賃貸探しについてよくある質問

シングルマザーの賃貸探しについてよくある質問

最後にシングルマザーの賃貸探しについてよくある質問をまとめて紹介していきます。
シングルマザーになってから初めてのお部屋探しで、不安を感じているという方はぜひ参考にしてください。

よくある質問

  • 母子家庭の家賃はいくらまでが理想ですか?
  • シングルマザーの月の生活費はいくらですか?
  • シングルマザーは賃貸審査に通りませんか?

母子家庭の家賃はいくらまでが理想ですか?

母子家庭の場合、母親1人の収入で子供と自分の生活費を賄う必要があるため、家賃はできることなら月収の4分の1以下に抑えることが理想です。

一般的には家賃は月収の3分の1以下が理想と言われていますが、母子家庭の場合は家賃を月収の3分の1まで出してしまうと生活が回らなくなってしまう可能性が高いので注意しましょう。

月収が低く4分の1以下で考えると借りられるお部屋がない場合は、県営・市営住宅や母子ハウスを探してみることがおすすめです。

シングルマザーの月の生活費はいくらですか?

シングルマザーの1月の生活費は、平均約20万円~23万円程度と言われています。
これは全国のシングルマザーの平均的な生活費のため、どこの地域に住むのかによっても1月にかかる生活費は大きく変わってきます。

もしもシングルマザーにまだなっていないけれど今後なる予定があるのであれば、あらかじめ自分の住んでいる地域の家賃相場や物価相場から1月にかかる生活費を割り出してみましょう。

月収が少なく生活費の確保が難しいのであれば、自治体の制度を利用したり実家に住ませてもらったりすることもおすすめです。

シングルマザーは賃貸審査に通りませんか?

シングルマザーだからという理由だけで審査に落ちることはほとんどありません。
しかしシングルマザーの場合は生活費の確保が難しいことから、なかなかお部屋を貸してもらえないことがあるのも事実です。

シングルマザーとしてお部屋を借りたい場合は、シングルマザー向けの物件や低所得者向けの物件を中心にお部屋を探してみましょう。

ファミリー世帯向けの物件の場合は厳しい審査があったとしても、最初からシングルマザー向けとなっている物件であれば審査が厳しい心配はありません。

【まとめ】シングルマザーが賃貸を借りる際の注意点・対策方法

【まとめ】シングルマザーが賃貸を借りる際の注意点・対策方法

本記事では、シングルマザーが賃貸を借りる際の注意点と対策方法について紹介しました。
いかがだったでしょうか?

シングルマザーであっても、賃貸は借りることができます。
敷金・礼金不要の物件を選べば初期費用を抑えて引っ越すことができるので、引っ越しをする必要があるけれどお金がないという方は、敷金・礼金不要の物件を中心にお部屋を探してみましょう。

本記事がシングルマザーになったばかりで新居を借りられるかどうか不安を感じている方のお役に立てれば幸いです。