家賃保証会社の1つである日本セーフティー。
審査は他社と比べて厳しいのでしょうか?
本記事では日本セーフティーの審査難易度について詳しく紹介していきます。
- 日本セーフティーは審査が緩い
- 支払い能力さえ基準を満たしていれば、ほとんど落ちることはない
- 無職の場合は貯金通帳のコピーを提出する必要がある
目次
【結論】日本セーフティーは審査基準が緩く落ちにくい!
結論から書くと、日本セーフティーは審査基準が緩いため審査に落ちにくいと言われています。
なぜ審査が緩いのかというと、日本セーフティーは独自の審査基準で審査を行っているからです。
具体的な審査項目は明かされていませんが、無職の方や年金受給者であっても申し込み可能と公式ホームページに明記されています。
そのため、審査が厳しい会社では職業だけを見て落とされてしまうような方であっても、しっかりと家賃を支払っていける収入・貯金があれば審査に通過できると考えられます。
もしも他社で落とされてしまったことがトラウマになり、まだ申し込んでいないのであれば、思い切って申し込んでみましょう。
収入・貯金と家賃のバランスさえ取れていれば、おおよそ受かります。
日本セーフティーは家賃の支払い能力が審査基準を満たせば落ちない
日本セーフティーの具体的な審査項目は明かされていませんが、無職や年金受給者のような一般的に落とされやすい方からの申し込みも受け付けていることから、家賃の支払い能力が審査基準を満たしていれば落ちないと考えられます。
仮に個人事業主や水商売のように収入が安定していない仕事に就いていたとしても、職業だけを理由に審査に落ちることはないので安心してください。
家賃の目安は、一般的に月収の3分の1以下が理想と言われています。
お部屋を決める際は、家賃が月収の3分の1を上回ってしまわないよう注意しましょう。
仮に高所得者だったとしても、収入に見合わない家賃のお部屋を選んでしまうと当然落とされてしまいます。
日本セーフティーの入居審査でチェックされるポイント
次に日本セーフティーの入居審査でチェックされるポイントを紹介します。
審査では、主に下記のようなポイントがチェックされます。
日本セーフティーの入居審査でチェックされるポイント
- 過去に日本セーフティーで家賃を滞納したことがないか
- 家賃は月収の1/3以下に収まっているか
- 収入は安定して稼げているか
- 収入が少ない場合、貯金額は十分貯まっているか
①過去に日本セーフティーで家賃を滞納したことがないか
審査の際にチェックされるポイント1つ目は、「過去に日本セーフティーで家賃を滞納したことがないか」です。
もしもこれまでの賃貸契約でも、日本セーフティーを利用しており、その際に1度でも家賃を滞納している場合は審査に落とされる可能性があります。
なぜ滞納歴があると審査に落とされる可能性が高まるのかというと、家賃保証会社はできることなら家賃を滞納されたくないと考えているからです。
1度や2度、一か月前後の滞納であれば、審査に受かることも考えられますが、頻繁に何度も滞納していたり何ヵ月も滞納していた場合には審査に落とされるので注意しましょう。
②家賃は月収の1/3以下に収まっているか
審査の際にチェックされるポイント2つ目は、「家賃は月収の1/3以下に収まっているか」です。
借りようと考えているお部屋の家賃が月収の3分の1を上回っている場合にも、審査に落ちる確率が高まります。
これは家賃が高いことから今の月収だと家賃を滞納される恐れがあると判断されやすくなることが理由です。
一般的に家賃は月収の3分の1以下に収めなければ生活が苦しくなると言われています。
安定した収入があったとしても、自分の収入状況に見合っていないお部屋を選んでしまうと当然審査には落ちるので注意しましょう。
③収入は安定して稼げているか
審査の際にチェックされるポイント3つ目は、「収入は安定して稼げているか」です。
審査の際には、いくら稼いでいるかだけでなく月々の収入が安定しているかもチェックされます。
そのため、サラリーマンやOLのような働き方をしている場合には問題ありませんが、個人事業主やフリーター、水商売のような仕事に就いている場合は注意が必要です。
収入が安定していない場合には年収から平均月収を導き出し、無理なく支払っていける家賃のお部屋を選ぶようにしましょう。
なお、収入が極端に少ない場合は、どのくらい貯金があるのか聞かれる可能性があります。
④収入が少ない場合、貯金額は十分貯まっているか
審査の際にチェックされるポイント4つ目は、「収入が少ない場合、貯金額は十分貯まっているか」です。
一時的に無職をしている場合や、個人事業主・フリーター・水商売のような仕事量によって収入が変動する仕事に就いており収入が少ない場合には、貯金額もチェックされることがあります。
生活費を捻出するのも難しい場合には、当分の家賃を支払っていけるだけの貯金が求められるので注意しましょう。
計画的に引っ越すのであれば、あらかじめある程度まとまった貯金を作っておくことがおすすめです。
家賃ごとの貯金額の目安は下記の通りです。
家賃別貯金額の目安
- 家賃4万円の場合 貯金48万円
- 家賃5万円の場合 貯金60万円
- 家賃6万円の場合 貯金72万円
- 家賃7万円の場合 貯金84万円
日本セーフティの審査を通過させるポイント4つ
審査通過率をアップさせるための、ポイントを紹介します。
これから審査を受ける場合は、下記の4点に注意しましょう。
日本セーフティーの審査を通過させるポイント4つ
- 必要書類は記入ミス・漏れなく提出する
- 入居審査に虚偽の情報で申し込まない
- 通帳のコピーをとり支払い能力を示す
- 必要書類は必ず不備なく揃えて提出する
ポイント①必要書類は記入ミス・漏れなく提出する
審査を通過させるポイント1つ目は、「必要書類は記入ミス・漏れなく提出する」です。
審査に申し込む際は、必ずよく書類をチェックして記入ミスや漏れの無い状態で提出するようにしましょう。
必要書類に記入ミスや漏れがあったとしても、それだけで審査におとされることはありません。
しかし、あきらかなミスがある状態で提出をしてしまうと、提出し直しになり審査に余計な時間がかかってしまいます。
記入ミスや漏れはチェックするだけで簡単に防げることのため、必ず提出前によく書類をチェックしてから提出するようにしましょう。
ポイント②入居審査に虚偽の情報で申し込まない
審査を通過させるポイント2つ目は、「入居審査に虚偽の情報で申し込まない」です。
これは当たり前のことかもしれませんが、審査を受ける際には虚偽の情報で申し込んではいけません。
人によっては落とされるという不安から嘘を付きたくなる方もいるかと思いますが、審査を行う方はプロのため素人が適当に書いた嘘はすぐに見抜かれます。
仮に審査が通過できたとしても、嘘を記入していることがバレてしまったらすぐに審査に落とされ、さらに今後の利用もできなくなってしまうので注意しましょう。
嘘を付く行為は、今回の引っ越しだけでなく今後の自分の人生にも影響を及ぼしかねません。
ポイント③通帳のコピーをとり支払い能力を示す
審査を通過させるポイント3つ目は、「通帳のコピーをとり支払い能力を示す」です。
日本セーフティーでは、無職のように定期収入がない方や収入が少ない方からの申し込みも受け付けています。
定期収入がないまたは少ない場合には、月収だけで審査を行うことが難しいため、必ず通帳のコピーを提出する必要があります。
通帳のコピーを見せることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、収入が少ない場合は貯金額を開示しなければ審査に落とされてしまうので注意しましょう。
貯金は多ければ多いほど安心ですが、目安としては1年~2年前後の家賃があれば審査に通過できます。
ポイント④必要書類は必ず不備なく揃えて提出する
審査を通過させるポイント4つ目は、「必要書類は必ず不備なく揃えて提出する」です。
申し込みの際にはさまざまな書類が必要になりますが、必ず不備なく揃えて提出するようにしましょう。
仮に提出書類に不備があったとしてもその時点ですぐに審査に落とされることはないかと思いますが、やはり不備がある状態で提出してしまうと審査をしてくれる方に適当な人だという印象を与えてしまいます。
書類の不備は、よく確認すれば簡単に防げることのため必ずチェックしてから提出するようにしましょう。
必要書類は下記の通りです。
申し込みの際に必要な書類
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証・マイナンバーカード・障害者手帳)
- 連帯保証人の印鑑登録証明書
日本セーフティの審査は1~3日で結果が出る
日本セーフティーの審査は、時と場合にもよりますが約1~3日程度で結果が返ってきます。
結果が返ってくるまでの時間は審査結果に一切関係なく、落ちていたとしても受かっていたとしても変わりません。
不動産業界の繁忙期と呼ばれる2~4月の引っ越しシーズンは3日以上かかってしまうこともありますが、基本的には3日以上結果を待たされることはありません。
もしも審査に申し込んでから3日以上結果が返ってこない場合は、申込ミスなどが考えられるため、一度確認の連絡を入れましょう。
なお、人によっては確認の連絡を入れることに抵抗を感じるかと思いますが、確認の連絡は催促ではないため、確認をしたことで落とされることはありません。
日本セーフティーの入居審査に落ちた際の対処方法
日本セーフティーは、他社と比べて審査が緩く落ちにくいと先述しましたが、審査を受けたすべての人が通過できるわけではありません。
そのため、人によっては落ちてしまうこともあるかと思います。
そこでここでは万が一落とされてしまった場合の、具体的な対処方法を紹介します。
日本セーフティーの入居審査に落ちた際の対処方法
- 保証会社を変更して審査を受け直す
- 近しい親族に代理契約を依頼する
- 物件の条件を一度見直す
①保証会社を変更して審査を受け直す
審査に落ちてしまった際の対処法1つ目は、「保証会社を変更して審査を受け直す」です。
日本セーフティーは審査が緩い保証会社だと先述しましたが、審査が緩い保証会社は日本セーフティー以外にもたくさん存在しています。
そのため、審査に落とされてしまった場合は日本セーフティーの利用を諦めて他の審査が緩い会社を利用することがおすすめです。
特に独立系と呼ばれる保証会社であれば、審査が各社独自の基準で行われるため収入などを増やさなくても十分に受かる可能性があります。
独立系の保証会社は下記の通りです。
独立系保証会社
- 新日本信用保証株式会社
- 株式会社イントラスト
- 株式会社ナップ
- 株式会社アルファー
- 株式会社オーロラ
- ジェイリース株式会社
- アールエムトラスト株式会社
②近しい親族に代理契約を依頼する
審査に落ちてしまった際の対処法2つ目は、「近しい親族に代理契約を依頼する」です。
仮に審査に落ちてしまったとしても、落ちた理由は個人情報に当たるため教えてもらうことができません。
そのため、もしも両親や兄弟に安定収入のある方がいるのであれば、自分の代わりに代理契約を依頼することがおすすめです。
落ちてしまったとしても落ちた理由がわからなければ、対策を取ることが難しいため、自分で再度審査を受けるよりも社会的信用度の高い親族に代理で契約を結んでもらった方が圧倒的に早くお部屋を契約できます。
代理契約は事前に許可をとっていれば違法ではないため、家族に事情を説明して助けてもらいましょう。
③物件の条件を一度見直す
審査に落ちてしまった際の対処法3つ目は、「物件の条件を一度見直す」です。
審査に落とされてしまった場合は、今の自分の収入に対して家賃が高すぎたことが原因だと考えられます。
そのため落とされてしまった際は、そのまま再度他のお部屋を選んで審査を受け直すのではなく、物件の条件を一度見直して家賃を下がることがおすすめです。
審査の難易度は家賃に比例して下がっていくため、落ちたお部屋よりも5,000円下げるだけでも審査の通過率は大きく変わります。
再度物件に求める条件を見直してから、審査に挑戦してみましょう。
日本セーフティーの審査についてよくある質問
最後に日本セーフティーの審査について、よくある質問をまとめて回答していきます。
今回紹介する質問は、下記の3つのです。
よくある質問
- 日本セーフティーは借金があると審査に落ちますか?
- 日本セーフティーはブラックリストに載っていると審査に落ちますか?
- 日本セーフティーは無職だと審査に落ちますか?
日本セーフティーは借金があると審査に落ちますか?
日本セーフティーは、独立系と呼ばれる独自の審査基準で審査を行う保証会社のため、仮に借金があったとしても審査に落ちると決まっているわけではありません。
詳細な審査項目は明かされていないことから断言することはできませんが、大抵の独立系保証会社では、そもそも借金の有無自体チェックされないことが大半です。
そのため、借金があったとしても自分から借金があると話さない限りはバレることはなく、審査に落ちることもないと考えられます。
日本セーフティーはブラックリストに載っていると審査に落ちますか?
日本セーフティーは独立系と呼ばれる独自の審査基準で審査を行う保証会社のため、仮に過去にクレジットカードの滞納などをしており、ブラックリストに載ってしまっていたとしても審査に絶対に落ちるわけではありません。
人によっては落ちる可能性もありますが、受かる可能性の方が高いと考えて良いでしょう。
公式ホームページには信用情報に傷がある人は審査を受けられないなどの記載はなかったため、迷っているのであれば思い切って受けてみてください。
日本セーフティーは無職だと審査に落ちますか?
日本セーフティーでは、無職の方からの申し込みも受け付けています。
そのため、無職であったとしても貯金や代わりに家賃を支払ってくれる代理人がいるのであれば、審査に受かる可能性があります。
審査基準のため、無職の場合に必要になる具体的な貯金額は明かされていませんでしたが、当分の家賃を支払っていけるだけの貯金があれば審査に通過できると公式ホームページには記載されていました。
職業だけを見られていきなり審査に落ちることはないので安心してください。
【まとめ】日本セーフティーの審査は厳しい?落ちた時の対処法
本記事では、日本セーフティーの審査は厳しいのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?
日本セーフティーは、数ある保証会社の中でも審査に緩い傾向があると言われています。
無職の方や年金暮らしの方であっても十分に審査に通過できます。
ほとんど落ちることはないため、まだ審査を受けていないのであれば思い切って受けてみましょう。
本記事が、日本セーフティーの審査が控えている方のお役に立てれば幸いです。