フリーターだと正社員として働いている方よりもお部屋の審査が通過しにくい傾向がありますが、契約を親名義で結ぶことは可能なのでしょうか?

学生ではない場合、親に代わりに契約を結んでもらうことはできないのか気になりますよね。
本記事では、フリーターが賃貸を親名義で契約することは可能なのかについて詳しく紹介していきます。

審査を通すコツや審査の流れについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • フリーターが親名義で代理契約を結ぶことは可能
  • 親名義での契約は全ての物件が対応しているわけではない
  • 無断での代理契約はNG

【結論】フリーターが親名義で賃貸を契約することは可能!

【結論】フリーターが親名義で賃貸を契約することは可能!

結論から書くと、フリーターの場合親名義で賃貸を契約することは可能です。
しかし、すべての物件で親名義での契約が可能なわけではなく、大家さんによっては親名義での契約に年齢制限を付けていたり、そもそも代理契約を受け付けていないケースもあります。

探せば親名義での契約自体は可能ですが、住む方が30代以上の場合親名義での契約が可能なお部屋を見つけることは難しいかもしれないので注意しましょう。

また、親名義での契約を行う場合、当然各種審査は親の年収や過去のトラブル歴から行われるため、年金暮らしの親や親が無職という場合には審査に通ることが難しくなります。

フリーターであったとしても、親よりも月収があるのであれば自分で契約することがおすすめです。

フリーターが親名義で賃貸契約する際の注意点5つ

フリーターが親名義で賃貸契約する際の注意点5つ

フリーターが親名義で賃貸を契約する際の注意点を紹介します。
審査の際に注意すべきことは、下記の通りです。

フリーターが親名義で賃貸契約する際の注意点5つ

  • 大家さんと不動産会社に事前に断りを入れておく
  • 親が審査に落ちてしまうと契約できない
  • 親名義では契約できない物件もある
  • 家賃滞納の支払い義務は親に発生する
  • 更新・退去時に親の手続きが必要

大家さんと不動産会社に事前に断りを入れておく

親名義で契約する場合の注意点1つ目は、「大家さんと不動産会社に事前に断りを入れておく」です。
親名義で契約を結び子供である自分がお部屋に住む行為自体は規約違反ではありませんが、何の断りもなしにこっそりと代理で契約を結ぶ行為は契約違反になるケースが大半です。

そのため親に代理で契約をしてもらい自分がお部屋に住むという場合には、必ず事前に不動産会社の方に相談し大家さんに断りを入れてもらう必要があります。

バレないだろうからと無断で代理契約を結んでしまうと、バレた際に強制退去や違約金を請求されてしまうので注意してください。

代理契約に感づかれて探偵などに調査を依頼されてしまうと、調査にかかった費用も請求される可能性があります。

親が審査に落ちてしまうと契約できない

親名義で契約する場合の注意点2つ目は、「親が審査に落ちてしまうと契約できない」です。
親名義で契約を行う場合、当然入居に関するすべての審査は親の年収や過去のトラブル歴から判断されるため、親が審査に落ちてしまったらお部屋を契約することができなくなってしまいます。

特に家賃が高額なお部屋であればあるほど、審査時に求められる月収も比例して高くなるので注意しましょう。

スムーズに審査に通過したいと考えている場合は、あらかじめ親に月収がどのくらいあるかを確認して、家賃が親の月収の3分の1以下に収まるように意識することがおすすめです。

ルームシェアなどでは収入を合算して審査を受けられますが、代理契約の場合は一緒に住むわけではないため自分と親の月収を合算して審査を受けることはできません。

親名義では契約できない物件もある

親名義で契約する場合の注意点3つ目は、「親名義では契約できない物件もある」です。
意外と知らない方が多いですが、大家さんによっては親名義での代理契約を断っていたり代理契約を結べる年齢に制限を設けていたりするケースがあります。

そのため入居者募集中の物件であればどんなお部屋であっても必ず入居できるわけではないので注意が必要です。

お部屋を探す際は、あらかじめ断られたり審査に落ちることを考慮して候補を3つくらい考えておくことがおすすめです。

代理契約が可能かどうかは、審査に進む前に確認する必要があるため必ずお部屋の内見に行く前の段階で代理契約を結ぼうと考えている旨を不動産会社の方へ相談するようにしましょう。

家賃滞納時の支払い義務は親に発生する

親名義で契約する場合の注意点4つ目は、「家賃滞納時の支払い義務は親に発生すること」です。
親名義の代理契約を結ぶ場合、住むのが子供だったとしても家賃の滞納の責任は契約者である親に発生します。

そのため、住んでいる子供が家賃を滞納してしまうとすぐに契約者である親に連絡が行き、親が家賃を支払うよう怒られるので注意が必要です。

また、家賃の滞納が何ヵ月も続いたり、家賃の支払いが大きく遅れたりすると住んでいる子供ではなく契約者である親がブラックリストに登録されることになります。

親には迷惑をかけたくないと考えている場合は、絶対に家賃の滞納をしないよう注意するか、そもそも最初から親名義での契約を結ばないことがおすすめです。

更新・退去時に親の手続きが必要

親名義で契約する場合の注意点5つ目は、「更新・退去時に親の手続きが必要なこと」です。
親名義で契約を結ぶ場合、住むのが子供であっても数年に一度の家賃の更新手続き、引っ越しの際の退去の手続きは契約者である親が行わなければいけません。

家賃の更新や退去の手続きはほとんど書類を記入するだけではありますが、両親が遠方にお住まいの場合都度書類を転送したりといった手間が発生するので注意が必要です。

両親とは仲が悪くあまり連絡を取り合いたくない、親に迷惑をかけたくないと考えている方は、代理契約ではなく自分で契約することも検討してみましょう。

親に代理で契約してもらう場合は、自分のミスで親に迷惑がかかることや各種住まいの手続きは契約時以外も全て親に頼まなければいけないことを頭に入れておいてください。

フリーターが親名義で賃貸契約する際のコツ

フリーターが親名義で賃貸契約する際のコツ

次にフリーターが親名義で賃貸を契約する際のコツを紹介します。
審査を受ける際は、下記の6つのポイントを意識しましょう。

フリーターが親名義で賃貸契約する際のコツ

  • 家賃は手取り額の1/3以下に抑える
  • 審査の緩い保証会社を選ぶ
  • 預貯金額で支払い能力の高さを示す
  • 正社員を目指していることを不動産屋に伝える
  • 不動産屋来店時の印象を良くする
  • アリバイ会社を利用して審査を通す

家賃は手取り額の1/3以下に抑える

1つ目のコツは、「家賃は手取り額の1/3以下に抑えること」です。
審査の際には、必ず収入と家賃のバランスがチェックされます。

チェックの際の基準は家賃が手取り月収の3分の1のラインを超えていないかどうかです。
そのため、家賃が手取りの3分の1以上のお部屋を選んでしまうと、審査に落とされる確率が高まります。

収入に見合わない家賃の高いお部屋を選ぶことは、審査に落ちるだけでなく生活が苦しくなる可能性も高まります。
特別なこだわりがない限りは、家賃は手取り月収の3分の1までに抑えるようにしましょう。

審査の緩い保証会社を選ぶ

2つ目のコツは、「審査の緩い保証会社を選ぶ」です。
あまり知られていませんが、賃貸契約時に利用する必要のある家賃保証会社は、実は会社ごとに大きく審査難易度の差があります。

とてつもなく審査が厳しい保証会社もあれば、ほとんどの人が受かるような保証会社も存在するため、保証会社を利用する際は審査が緩い保証会社を選ぶことで通過率を上げることができます。

保証会社は自分で選択することはできませんが、審査に落ちそうだと感じる場合は最初から審査が簡単な保証会社の利用が指定されているお部屋を選ぶことがおすすめです。

審査が緩い独立系保証会社一覧

保証会社は大きく分けて、信販系・LICC加盟系・独立系の3種類に分けることができるのですが、3つの内独立系という種類に分類される会社はどこも審査が緩い傾向があります。

審査が緩い独立系保証会社は、下記のとおりです。

審査が緩い独立系保証会社

  • 日本セーフティー株式会社
  • フォーシーズ株式会社
  • 日本賃貸保証株式会社
  • 保証会社オーロラ
  • エルズサポート株式会社
  • プラザ賃貸管理保証株式会社
  • ハウスリーブ株式会社
  • ナップ賃貸保証

保証会社はお部屋ごとに決められているケースが大半ですが、指定されている保証会社は審査を受ける前から知ることができます。
審査に受かる自信がない場合は、お部屋ごとの保証会社を確認してから契約を結ぶようにしましょう。

預貯金額で支払い能力の高さを示す

3つ目のコツは、「預貯金額で支払い能力の高さを示す」です。
もしも収入が完全になかったり、一時的に休職中という場合には定期収入がない代わりに貯金があることをアピールして家賃を滞納しないことを証明しましょう。

両親に代理で契約してもらう場合、基本的に両親が審査の対象となりますが実際に住む方も支払い能力が問われるケースがあります。

両親が契約者だったとしても、無職などで完全に支払い能力がないと思われてしまうと、審査に落ちる原因になり得るため注意してください。
貯金だけで支払い能力を証明する場合、最低でも半年分の家賃同等額が必要になります。

正社員を目指していることを不動産屋に伝える

4つ目のコツは、「正社員を目指していることを不動産屋に伝える」です。
フリーターは収入が安定しないことなどの理由から、審査に落ちやすい傾向があります。

そのため、審査を受ける際は不動産会社の方に何でフリーターをしているのですか?と聞かれたら病気で一時的に仕事量を調整していただけで現在は正社員を目指しているなどと前向きな回答をすることがおすすめです

実際に正社員を目指しているかどうかは不動産会社の方にはわからないことのため、受け答えの際はなるべく相手に好印象を与えられるような回答をしましょう。

不動産屋来店時の印象を良くする

5つ目のコツは、「不動産屋来店時の印象を良くすること」です。
あまり知られていませんが不動産会社の方はお部屋の相談に来た方の身なりや言動をチェックしています。

何故そんなことをチェックしているのかというと、お部屋を貸す側は貸したお部屋で住民間のトラブルを起こされたり、家賃の滞納を起こされたりしたくないと考えているからです。
普段の身なりや言動にはその人の性格と生活習慣が現れます。

スタッフに対し高圧的な態度をとったり非常識な言動をしたりすると、当然ながら審査に落とされてしまうので注意しましょう。

アリバイ会社を利用して審査を通す

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親との仲が悪く親名義での契約が行えない、できれば親には迷惑をかけたくないという場合には、親に契約を頼むのではなくアリバイ会社を利用して自分で契約を通す選択肢もあります。

アリバイ会社とは、フリーターやフリーランスのように職業だけで賃貸契約の審査に落とされてしまう方に対して、提携企業のアリバイを提供している会社です。

アリバイ会社を利用すれば、フリーターのように賃貸審査の通過が難しい方であっても、審査の通過が期待できます。

両親に迷惑を掛けられない場合には、アリバイ会社の利用も検討してみましょう。

フリーターが親名義で賃貸を借りるまでの流れ

フリーターが親名義で賃貸を借りるまでの流れ

フリーターが親名義で賃貸を借りる際の流れを紹介します。
親名義でお部屋を契約する場合、自分で契約する場合とは流れが若干違ってくるので注意してください。

大まかな流れは、下記の通りです。

STEP.1
お部屋探し
親名義で賃貸を契約したいと考えている場合、まずはお部屋を探す必要があります。審査に落ちてしまう可能性や代理契約を断られる可能性も考慮して、候補は3つほど探しておくことがおすすめです。
STEP.2
親名義での契約の相談と内見
気になる物件が見つかったら不動産会社に行って親名義での契約が可能かどうかを確認してもらいましょう。可能な場合は内見に行ってお部屋の実際の様子をチェックしてください。
STEP.3
審査
内見した結果住みたいと感じた場合は審査に進みます。審査の申し込み方法は不動産会社で詳しく説明を聞くことができます。審査への申し込みは原則受かったら住むことが条件となっているため、住むか迷っている間は審査を待ってもらいましょう。
STEP.4
契約
審査に通過したら晴れて契約となります!

フリーターが賃貸で一人暮らしをするのに必要な費用

フリーターが賃貸で一人暮らしをするのに必要な費用

最後にフリーターが賃貸で一人暮らしをするのに必要な費用を紹介します。
1人暮らしをする場合、実家で生活していた時よりも確実に月々の出費が増えるので気を付けましょう。

1人暮らしをするのに必要な費用の目安

  • 賃貸の初期費用(家賃5~6か月分程度)
  • 家具・家電費用(5~20万円)
  • 引っ越し費用(5~10万円)
  • 生活費(10万円前後)

初期費用や引っ越し費用などは住む地域によって数万円前後の誤差が出る可能性があります。
月々の収入が少ない場合や貯金に余裕がない場合は、あらかじめ住む地域の物価や交通費を調べて正確な出費の予測を立てておくことがおすすめです。

楽観的に考えてお部屋を契約してしまうと、お金が足りなくなってしまう可能性が出てくるので注意してください。

賃貸の初期費用は家賃5ヶ月分が相場

お部屋を借りる際の初期費用は、家賃5か月分が相場と言われています。
詳細な金額は借りるお部屋の家賃によって大きく変動するためいくらかかるかわかりませんが、引っ越しを考え始めたらできるだけ早い段階からコツコツと貯金を始めておくようにしましょう。

お金がないけれどすぐに引っ越す必要があるという場合には、敷金や礼金がどちらもない物件や、どちらかしかかからない物件を選ぶと家賃1~2か月分の費用を節約できます。

また、家賃保証会社の利用が必須ではない場合、家賃保証会社ではなく家族に連帯保証人を頼むことで初期費用を節約することができます。

引っ越し初期は何かと予期せぬ出費がかさむ傾向があるため、できるかぎり金銭的な余裕がある状態で引っ越しをすることがおすすめです。

初期費用の内訳

賃貸を契約する際に発生する初期費用の内訳は、下記の通りです。

初期費用の内訳

  • 敷金 家賃1か月分
  • 礼金 家賃1か月分(ペットがいる場合は約2か月分)
  • 仲介手数料 家賃1か月分
  • 前家賃 家賃1か月分
  • 保険料 2万円前後
  • 家賃保証会社契約費 家賃1か月分
  • 鍵交換費 1万円~3万円
  • 清掃費 3万円~5万円

初期費用はお部屋ごとに違ってくるため合計でいくらかかるのかは借りるお部屋によりますが、おおよそ家賃6~7か月分ほどかかってしまうケースが多いです。

初めての一人暮らしの場合は、万が一に備えてできるだけ初期費用のお金を余裕を持って貯めておくようにしましょう。

初期費用を安く抑えたい場合は、礼金や敷金のない物件を選ぶことがおすすめです。

【まとめ】フリーターが親名義で賃貸を借りることは可能?

【まとめ】フリーターが親名義で賃貸を借りることは可能?

本記事では、フリーターが親名義で賃貸を借りることは可能なのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?

フリーターで自分では審査が通過できるか不安という場合には、親名義でお部屋を契約することが可能です。

しかし代理契約は全ての物件が対応しているわけではないため、お部屋によっては代理契約は結べないケースもあります。

無断で代理契約を結ぶ行為は契約違反になってしまうため、親名義で借りたい場合は必ず事前に話しておくようにしましょう。

本記事がフリーターのままお部屋を借りたいと考えている方のお役に立てれば幸いです。