賃貸アパートとして有名なレオパレス。
全国的に物件が展開されており人気がありますが、審査は厳しいのでしょうか?

本記事ではレオパレスの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
賃貸審査に落ちる理由と対処法も解説しています。
ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • レオパレスの審査難易度
  • 審査で見られるポイント
  • レオパレスの審査に通過する方法

レオパレスの審査をしている保証会社について

レオパレスの審査をしている保証会社について

レオパレスの審査は、レオパレス21の完全子会社であるプラザ賃貸管理保証が担当しています。
プラザ賃貸管理保証は、独立系に分類される保証会社であり、他社に比べて審査が緩いことで知られています。

レオパレスの審査をしている保証会社について

  • 保証会社はプラザ賃貸管理保証
  • プラザ賃貸管理保証の審査難易度
  • プラザ賃貸管理保証の審査基準

保証会社はプラザ賃貸管理保証

レオパレスに入居する場合、プラザ賃貸管理保証株式会社というレオパレス21が運営する保証会社と契約する必要があります。

会社名 プラザ賃貸管理保証株式会社
設立 2007年4月12日
資本金 100,000,000円
株主 株式会社レオパレス21(100%)
本社所在地 東京都中野区新井1丁目8番8号レオパレス中野ビル5階

プラザ賃貸管理保証はレオパレス21の完全子会社です。

プラザ賃貸管理保証の審査難易度

プラザ賃貸管理保証は、独立系に分類される保証会社であり、審査難易度は保証会社全体で見ると低めです。
審査は独自の基準で行われ、他社と情報の共有はしていません。

審査の際に信用情報の確認も入らず、信用情報に傷がある人でもほかの基準を満たしていれば通過は難しくありません。

家賃に見合う収入があり、過去にプラザ賃貸管理保証で滞納していないのであれば、簡単に通過できると考えられます。

プラザ賃貸管理保証の審査基準

プラザ賃貸管理保証の審査基準は、以下の通りです。

プラザ賃貸管理保証の審査基準

  • 家賃を支払える安定的な収入があるか
  • 家賃滞納歴はないか
  • 人柄に問題はないか
  • 職業と雇用形態に問題はないか
  • 反社会的勢力との関わりがないか
  • 申込書に嘘はないか
  • 犯罪歴はないか

上記の内1つでも基準に引っかかってしまうと、審査に落とされる可能性がでてきます。

レオパレスの入居審査に落ちる理由

レオパレスの入居審査に落ちる理由

レオパレスの審査に落ちてしまう理由としては、主に以下の3つの理由が挙げられます。

入居審査に落ちる理由

  • 過去にトラブルを起こしていないか
  • 物件の家賃は収入に見合っているか
  • 横暴な態度やマナー違反はないか

入居審査を受ける前には、落とされてしまう人が多いポイントを把握して事前に対策を考えておくことが大切です。

レオパレスの審査は賃貸物件全体から見ると落とされにくいといわれていますが、家賃に対して収入が見合っていなかったりマナー違反があったりすると落ちるので注意しましょう。

過去にレオパレス管理会社でトラブルを起こしていないか

レオパレスの審査では、クレジットカードローンの滞納歴や自己破産歴は確認されませんが、レオパレスでの過去のトラブル歴はチェックされます。

過去にレオパレスで騒音トラブルや家賃滞納トラブルを起こしているのであれば、トラブル歴が理由で審査に落とされたと考えられます。

自社管理物件でのトラブル歴チェックは、レオパレスに限らずどこの会社でも行っているので、トラブルを起こした自覚がある会社の取り扱い物件は、避けることがおすすめです。

審査する物件の家賃は収入に見合っているか

過去にトラブルを起こしたことがなく信用情報にも傷がないのであれば、家賃に対して収入が少なすぎたことが原因で審査に落とされたと考えられます。

家賃は毎月発生するもののため、家賃に対して収入が少なすぎると支払いを不安視され落とされます。
審査では収入が家賃の3倍以上かを基準にチェックされるので、お部屋を選ぶ際は家賃を収入の1/3以下に抑えましょう。

横暴な態度やマナー違反はないか

不動産屋さんに相談に行った際に、スタッフに対して失礼な態度をとったりだらしない身なりで来店していたりするのであれば、人間性に問題があると判断され落とされたと考えられます。

不動産屋さんは貸したお部屋をきれいに使ってほしい、トラブルを起こしてほしくないと考えているため、常識のない方やだらしない身なりの方にお部屋を貸したいとは思いません。

不動産屋さんに相談に行く際は、できる限り態度や身なりに注意しましょう。

レオパレスの入居審査に通過する方法

通過する方法

次にレオパレスの入居審査に通過する方法を紹介します。
レオパレスはほかの賃貸と比べて審査がゆるい傾向がありますが、すべての人が絶対に受かる物件ではありません。

審査の際には、下記の6点に注意しましょう。

入居審査に通過する方法

  • 短期プランやマンスリープランを選ぶ
  • 家族に連帯保証人を依頼する
  • 身なりや言葉遣いに注意する
  • 家賃を収入の1/3以下に抑える
  • 確認の電話にしっかりと対応する
  • アリバイ会社を利用する

短期プランやマンスリープランを選ぶ

レオパレスでは、短期プランやマンスリープランというあらかじめ住む期限を決めてお部屋借りられるプランが用意されています。

短期プランやマンスリープランは、一般的な賃貸契約とは違い、ホテルのように数週間から数か月という単位でお部屋を借りられ、入居の際に審査がありません。

引っ越し費用はあるけれど審査の通過には自信がない場合は、短期プランやマンスリープランの利用も検討してみましょう。

安定収入のある家族に連帯保証人を依頼する

レオパレスの物件は基本的に連帯保証人なしで借りられますが、収入面で不安を感じる場合は、安定収入のある家族に連帯保証人を依頼することをおすすめします。

連帯保証人とは、契約者が何らかの事情で家賃を滞納したり支払い続けることが難しくなってしまったりした際に代わりに責任を負う役割です。

連帯保証人は立てた方が審査に通過しやすくなります。
安定収入のある家族がいる方は相談してみましょう。

身なりや言葉遣いに注意する

不動産屋さんはお部屋を借りに来た方の身なりや言葉遣いをチェックしているため、お部屋の相談や申込に不動産屋さんを訪れる際は、身なりや言葉遣いに注意することが大切です。

高圧的な態度をとったり不清潔な身なりで相談しにいったりすると悪い印象を持たれるので、身だしなみや言葉遣いには注意しましょう。

清潔感があれば服装は普段着で問題ありません。

家賃を収入の1/3以下に抑える

審査の際には家賃を滞納しない人物かを確認する目的で、必ず家賃に対して十分な収入があるかをチェックされます。

家賃が収入の1/3以下に収まっているかどうかをチェックされて、そのラインを超えていると審査通過難易度が高まります。
お部屋選びの際は、家賃を収入の1/3以下に抑えて検討しましょう。

厳密に1/3以下に抑える必要はないですが、審査をスムーズに通過したい、ほかの不動産会社の物件で一度審査に落ちているという場合には、できるだけ超えないことをおすすめします。

確認の電話にしっかりと対応する

レオパレスのお部屋を借りる際には、電話番号確認の電話がかかってくるので、かかってきた際にはしっかりと対応しましょう。

無視を続けて確認の電話に対応しなければ審査に落とされてしまう可能性も十分に考えられます。
確認の電話では名前や住所に間違いがないかをチェックするだけであり、審査のような質問をされることはありません。

なお、確認の電話は自分だけでなく緊急連絡先や連帯保証人にもかかってくることがあります。

アリバイ会社を利用する

レオパレスの審査では、収入が不安定な職業や収入がない人は落とされやすい傾向があります。
そのまま審査を受けると落ちると考えられるため、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社とは、賃貸審査の際に収入や職業を審査で有利なものに変えられるサービスです。

アリバイ会社を利用すれば無職や個人事業主の方でも審査通過確率が高い会社勤めとして審査が受けられます。
職業や収入が引っかかりそうな場合は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。

レオパレスの入居審査に必要なものは?

レオパレスの入居審査に必要なものは?

レオパレスの契約に必要になる書類と費用をまとめて紹介します。
審査に申し込む際に必要になる書類や書類に記載する情報は、物件ごとに大きな差はなく、おおよそ同じです。

スムーズに入居審査を進めたい際は、あらかじめ準備をしておくと良いでしょう。

レオパレスの入居審査に必要なもの

  • 審査に必要な書類は?
  • 書類に記載する情報は?
  • 初期に必要な契約費用は?

審査に必要な書類は?

レオパレスを契約する際に必要な書類は以下の通りです。

審査に必要な書類

  • 本人確認書類
  • 金融機関の通帳(申込者名義のもの)
  • 印鑑(金融機関届出印)
  • 車検証(駐車場契約時のみ)
  • 連帯保証人の本人確認書類
  • 連帯保証人の印鑑登録証明書・実印

人によっては、上記以外の書類も提出を求められる可能性があります。
提出を求められた書類は、必ず不備のない状態で揃えて期日までに提出しましょう。

本人確認書類は、日本国籍の人は運転免許証かパスポート、外国籍の人は在留カードか外国人登録原票記載事項証明書とパスポートが必要です。

書類に記載する情報は?

入居申込書に書かなければいけない項目は、下記の通りです。

入居申込書で記入を求められる項目

  • 氏名
  • 現住所(居住年数)
  • 電話番号
  • 職業
  • 職場住所・連絡先
  • 年収
  • 勤続年数
  • 引越理由
  • 緊急連絡先情報(氏名・電話番号)

入居申込書に記入する内容は、基本的にどこの物件や保証会社を利用する場合にもほとんど同じです。
連帯保証人を立てるのであれば、上記のほかに連帯保証人の氏名・住所・電話番号・年収・職場情報などを記入する必要があります。

緊急連絡先相手の情報や連帯保証人相手の情報を把握していない人は、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

初期に必要な契約費用は?

レオパレスを契約する際にかかる費用は、以下の通りです。

日割り家賃 家賃÷月の日数×入居日数
日割り共益費 共益費÷月の日数×入居日数
礼金 物件によって異なる
敷金 0円
仲介手数料 0円
日割り環境維持費 550円÷月の日数×入居日数
保険料 19,890円
鍵交換費 16,500円
清掃費(オプション) 18,040円
日割りネット利用料(オプション) 2,640円÷月の日数×入居日数
退去時清掃費 38,500円~57,200円

物件の家賃によって初期費用の合計金額は大きく変わってきます。

レオパレスの審査に落ちたら?

レオパレスの審査に落ちたら?

レオパレスの審査に落ちた際に講じられる対策を紹介します。

レオパレスの審査に落ちた場合の対処法

  • 家賃が安い物件を探しなおす
  • 親族に保証人になってもらう
  • レオパレスを諦めほかの賃貸を検討する

レオパレスの物件を借りるには、グループ会社の保証会社である「プラザ賃貸管理保証株式会社」の利用が必須で、審査に落ちてしまったとしても保証会社を変更して審査を受け直すことはできません。

レオパレスの物件にこだわりたいのであれば、落ちてしまった物件よりも家賃が安い物件を選ばなければ再度審査を受けても落とされるので注意しましょう。

レオパレスの入居審査についてよくある質問

よくある質問

最後にレオパレスの入居審査についてよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、下記の6つの質問です。

レオパレスの入居審査についてよくある質問

  • 審査結果は即日わかる?
  • 本人確認の電話がくるタイミングは?
  • 緊急連絡先は必須?
  • 審査を受ける際に連帯保証人はいる?
  • ブラックリストでも審査に通りますか?

審査を受けるにあたって不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

審査結果は即日わかる?

レオパレスの審査結果が返ってくるまでの平均日数は、1日~3日程度と言われています。
絶対に即日結果がわかるわけではありませんが、人によっては即日わかることもあります。

仮に引っ越しを急いでいたとしても、審査を早くしてくださいと指示することはできません。
引っ越さなければいけない日まで余裕がない方はなるべく早めに行動がおすすめです。

なお、 2月から4月の繁忙期は引っ越しシーズンで審査に申し込む人が増えるため、平均日数よりも結果が返ってくるまでに時間がかかる可能性があります。

本人確認の電話がくるタイミングは?

本人確認の電話は、審査に申し込んだ日から2日以内前後でかかってくることが多いです。
本人確認の電話に出られなかったとしても審査に落とされることはありませんが、対応できなければ結果が出るまでの時間が長引いてしまうので注意しましょう。

本人確認の電話は必ずかかってくるわけではなく、人によっては電話がかかってこないまま審査が終了するケースもあります。
なお、確認の電話は自分だけでなく緊急連絡先にもかかってくるため、緊急連絡先を任せた相手にはあらかじめ伝えておくことがおすすめです。

緊急連絡先は必須?

レオパレスの賃貸を借りるには、緊急連絡先が必須となります。
頼めるのであれば、できる限り両親や兄弟、姉妹などの近しい親族を緊急連絡先に選びましょう。

どうしても緊急連絡先を頼める相手がいない時は、緊急連絡先代行サービスを利用することがおすすめです。
緊急連絡先代行サービスとは、名前の通りお金を支払うことで緊急連絡先を請け負ってくれるサービスです。

緊急連絡先は連帯保証人のように支払い義務を負う役割ではなく、仮に代行サービスの利用を知られても怒られることはありません。

緊急連絡先を頼む相手がいない場合の詳しい対処法については、以下の記事で詳細にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

審査を受ける際に連帯保証人はいる?

基本的には、連帯保証人を立てずにお部屋を借りることが可能です。
連帯保証人を用意するよう求められるのは、未成年者と一部の仕事に就いている方です。

成人していれば基本的に連帯保証人なしでお部屋を借りられると思って良いでしょう。
「一部の仕事に就いている方」がどのようなケースを指しているのかについては詳しく記載されていなかったため、詳細は不明です。

なお、未成年者の契約時に限り、両親が連帯保証人になる必要があります。

レオパレスはブラックリストでも審査に通りますか?

審査時に信用情報(いわゆるブラックリスト)がチェックされないため、信用情報に傷があったとしても審査に通過できます。

しかし、過去にレオパレスの物件でトラブルを起こし、レオパレスのブラックリストに入っている方は審査に落とされる可能性があると考えられます。

クレジットカードローンの滞納や他社管理物件での家賃の滞納であれば、審査に影響してくる可能性は低いです。

【まとめ】レオパレスの審査に落ちた!

【まとめ】

本記事ではレオパレスの審査難易度と落ちた際の対処法について紹介しました。
レオパレスは、一般的な賃貸物件と比べて審査がゆるく、他社では落とされやすい属性の方でも通過できる傾向がありますが、すべての人が審査に通過できるわけではありません。

審査に落ちるかもと不安な方は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。