有名な保証会社の1つである、オリコフォレントインシュア。
審査は厳しいという噂がありますが、実際のところどうなのでしょうか?
本記事では、オリコフォレントインシュアの審査の厳しさについて詳しく解説していきます。
落とされてしまった場合の具体的な対処方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- オリコフォレントインシュアは他社と比べて審査が厳しい
- 審査では収入と家賃のバランスがチェックされる
- 過去に家賃やクレジットカードの滞納歴があると審査に落ちる
目次
オリコフォレントインシュアは審査が最も厳しい
オリコフォレントインシュアは、家賃保証会社の中でも厳しいと言われています。
そのため、普通のサラリーマンのような方であっても落とされることは珍しくなく、仮に審査を受けて落とされてしまったとしても落ち込む必要はありません。
もしもフリーターや個人事業主、水商売、無職などの収入が安定していない職業に就いているのであれば、審査を受けたとしても落とされてしまう可能性が高いです。
落ちてしまったとしてもほかにも保証会社はあるため、迷っているのであれば一度審査を受けてみることがおすすめです。
オリコフォレントインシュアの入居審査で確認されるポイント
次にオリコフォレントインシュアの審査で確認されるポイントを紹介します。
確認されるポイントは、主に下記の6点です。
オリコフォレントインシュアの審査で確認されるポイント
- 正規雇用者で家賃の3倍程の収入があるか
- 連帯保証人がついているか
- 日本国籍を取得しているか
- 過去に金融トラブルを起こしていないか
- LICCに傷が残っていないか
- 大家さんから信頼を得られているか
- 反社会的勢力に関係していないか
- 犯罪歴・前科がないか
正規雇用者で家賃の3倍程の収入があるか
審査の際には、お部屋を貸した後で家賃の滞納をされないため、職業と収入状況、収入と家賃のバランスが必ずチェックされます。
安定収入のある職業に就いていることが求められ、非正規雇用だと審査に落とされる可能性があります。
また、正規雇用で働いていても、収入に見合わないような家賃が高額なお部屋を選ぶと、当然審査に落とされるので注意が必要です。
家賃の上限は月収の3分の1を目安にすると良いでしょう。
アルバイト・パートの場合は連帯保証人がついているか
アルバイトやパートのような収入が不安定な仕事に就いていると審査の通過が難しくなってしまいます。
現状アルバイトやパートのような働き方をしている場合は、家族に連帯保証人を頼むことがおすすめです。
収入に波がある仕事に就いていたとしても、安定収入のある連帯保証人を立てていれば審査に通過できる確率を上げられます。
家賃の滞納さえしなければ連帯保証人に迷惑はかからないため、審査を受ける前に信頼できる親族に頼んでみましょう。
日本国籍を取得しているか
オリコの審査では、日本の国籍の有無もチェックされます。
日本の国籍を取得していない場合には、審査に落とされる可能性が高いため注意しましょう。
日本の国籍を持っていない方は、オリコに限らず審査に落ちやすい傾向があります。
頼れる日本国籍を持った知人がいるのであれば、自分でお部屋を契約するのではなく、知人に代理契約を結んでもらう方法もおすすめです。
過去に金融トラブルを起こしていないか
クレジットカードの滞納や携帯電話の料金の滞納といった金融トラブルを過去に起こしている場合も要注意です。
オリコの審査では、過去の金融トラブルの履歴もチェックされます。
過去に1度でも滞納といったトラブルを起こしている場合には審査に落ちる確率が高まると考えて良いでしょう。
なお、クレジットカードの滞納歴や携帯電話料金の滞納歴は数年間で削除されるため、滞納が5年よりも前の場合は問題ありません。
LICCに傷が残っていないか
オリコはLICCに加盟している会社のため、LICC加盟会社での過去のトラブル歴もチェックされます。
LICCとは一般社団法人全国賃貸保証業協会のことで、加盟している保証会社は、会社間で家賃の滞納者やトラブルを起こした人の情報を共有しています。
過去にLICC加盟保証会社で家賃の滞納やトラブルを起こしている場合には、落ちる確率が高まるので注意しましょう。
オリコ以外のLICC加盟会社は、下記の通りです。
LICC加盟会社
- アーク株式会社
- 株式会社エイト賃貸保証
- エルズサポート株式会社
- 株式会社宅建ブレインズ
- 株式会社ルームバンクインシュア
- ニッポンインシュア株式会社
- 全保連株式会社
大家さんから信頼を得られているか
審査の際には、大家さんの意思も考慮されます。
仮にオリコからはOKが出たとしても、大家さんに信用できないと言われると審査に落ちてしまいます。
審査を受ける際には大家さんが不安になるような態度や言動は取らないようにしましょう。
過去の滞納歴や信用情報の傷は、自分から過去に打ち明けないことをおすすめします。
反社会的勢力に関係していないか
オリコに限らず、審査では必ず反社会的勢力に属していないかチェックされます。
賃貸物件は全て、暴力団排除条例によって反社会的勢力に属している方には貸してはいけないルールがあるからです。
大家さんは独自のツールを使用してチェックを行います。
反社会的勢力に属しているのであれば、一般的な賃貸物件はまず借りられないので注意しましょう。
なお、隠して借りたとしてもバレた時点で追い出されてしまいます。
犯罪歴・前科がないか
オリコに限らず保証会社の審査では申込者の過去の犯罪歴・前科がチェックされることが多いです。
犯罪歴・前科がある方にお部屋を貸すと、お部屋をきれいに使ってもらえなかったり家賃を滞納されたりするリスクが高いと考えられるからです。
過去に大きな犯罪を犯しており、ネットで自分の名前を調べるとニュースが見つかる場合には注意しましょう。
なお、自分で前科があると打ち明ける必要はありません。
オリコフォレントインシュアの審査に落ちた原因
次にオリコフォレントインシュアの審査に落ちてしまった場合に考えられる原因を紹介します。
落とされる理由としては、下記のような理由が多いです。
審査に落ちた場合に考えられる原因
- ブラックリストに登録されている
- 家賃滞納歴がある
- 収入と家賃が見合っていない
- 犯罪歴・前科がある
審査に落ちてしまった場合、落とされた理由は聞いても教えてもらえないので自分で考える必要があります。
落ちた原因①ブラックリストに登録されている
オリコは信販系の保証会社のため、審査の際に信用情報がチェックされます。
過去にクレジットカードの滞納をしており、ブラックリストに登録されているのであればそれが原因で審査に落とされてしまったと考えられます。
数年以内にクレジットカードの滞納をしておりブラックリストに登録されている方は、注意しましょう。
なお、信用情報に傷があるかどうかは自分でもチェックできます。
自分がブラックリストに登録されているかわからない方は、CICに開示請求依頼を出してみてください。
落ちた原因②家賃滞納歴がある
家賃を滞納した経験があるのであれば、家賃滞納歴が審査で引っかかってしまった可能性が考えられます。
家賃を滞納した経験がある人は、滞納経験がない人と比べて家賃滞納リスクが高いからです。
滞納した記憶がある場合は、家族に保証人を頼んだり家賃を下げて物件を探したりするなどの対策を取ると良いでしょう。
落ちた原因③収入と家賃が見合っていない
落とされる原因として収入に家賃が見合っていなかったというケースは非常に多いです。
もし、家賃が月収の3分の1を超えたお部屋を選んでいたのだとしたら、おおよそ落ちた原因は収入と家賃が見合っていなかったことだと考えられます。
次のお部屋探しの際は、家賃を少し抑えてできる限り月収の3分の1を家賃が上回らないようにしましょう。
収入と家賃が見合っていないことが原因で審査に落ちたにも関わらず、再度同じ家賃のお部屋を選んでしまうと、また落とされてしまいます。
落ちた原因④犯罪歴・前科がある
もしも過去に大きな犯罪を犯していたりニュースで取り上げられるような前科があったりする場合には、高確率で審査に落とされてしまいます。
なぜかというと、犯罪歴がある方にお部屋を貸してしまうと、お部屋でトラブルを起こされたり近所に悪評が立ってしまったりする可能性が高まると考えられるからです。
前科があったとしても、ニュースに取り上げられないような小さな事件であれば、調べられても気付かれないため、間違っても自分から前科があると話さないようにしましょう。
オリコフォレントインシュアの審査日数は3~4日程
オリコフォレントインシュアの審査日数は、審査に申し込んでから3~4日程度で返ってくることが多いです。
この目安は審査の結果が落ちていたとしても、受かっていたとしても変わりません。
通常は3~4日程度で結果が返ってきますが、2~4月の引っ越しシーズンや不動産業界のお休みである水曜日を間に挟む場合は結果が1日から2日ほど遅れるケースも考えられます。
審査をただ待っているのがつらい場合は、ほかのお部屋の審査は同時に受けられないため、次に審査を受けるお部屋をどこにするか考えておきましょう。
審査自体は同時に受けられませんが、落ちた場合を考えてほかの候補を見つけておくとお部屋探しがスムーズになります。
なお、1週間待っても連絡がこない場合にはトラブルが起きている可能性が考えられるため、確認の連絡を入れてみることがおすすめです。
オリコフォレントインシュアの保証料金は賃料の1%
オリコフォレントインシュアを利用するためには、最初に初回保証料として総家賃の50%に当たる金額が保証委託料としてかかります。
初回保証料は、契約を結ぶ最初の1回だけしかかかりません。
契約を結んだあとは、契約終了となるまで毎月総賃料の1%に当たる金額が月額保証料として請求されます。
まとまった費用がかかるのは最初だけですが、契約を続ける限り毎月費用がかかるので注意しましょう。
お部屋の審査が通過できたからと言って、自分の意志で解約できるわけではないため、基本的には審査通過後もお部屋を退去するまで契約を続けることになります。
なお、費用の支払いは口座引き落としで行われ、クレジットカード払いには対応していません。
オリコフォレントインシュアの審査に落ちた時の対処方法
最後に審査に落とされてしまった時の対処方法を紹介します。
オリコは他社に比べて審査が厳しいため、落とされることはめずらしくありません。
落ちてしまっても落ち込まずに次のお部屋を探していきましょう。
落ちてしまった時の対処方法
- 物件の条件を見直す
- ほかの保証会社で再審査を受ける
- アリバイ会社を利用して審査を通す
対処方法①物件の条件を見直す
審査に落とされてしまった場合、物件の家賃に対して自分の収入が少なかったことが原因だと考えられます。
そのため、落ちてしまった際は一回冷静になって物件の条件を見直してみることがおすすめです。
落とされたにもかかわらず、再度似たような家賃の物件で審査を受けてしまうと、また落とされてしまうので注意が必要です。
物件に求める条件を見直し、家賃を5,000円下げるだけでも審査の結果は変わる可能性があります。
なお、保証会社は物件ごとに決まっているため、物件の条件を変更したくない場合は似たような物件の中からオリコ以外の保証会社が利用できる物件をさがしてみることもおすすめです。
対処方法②ほかの保証会社で再審査を受ける
オリコは他社と比べて特別審査が厳しいと有名な保証会社です。ほかの保証会社も検討してみましょう。
そのためオリコで落とされてしまったとしても、ほかの保証会社では落ちるかどうかはわかりません。
ほかの保証会社であれば受かる可能性が十分にあるため、次のお部屋の審査を受ける際はオリコ以外の保証会社を利用できるお部屋を選ぶようにしましょう。
下記の会社は、保証会社の中でも審査が緩いと言われています。
審査が緩い保証会社
- フォーシーズ株式会社
- 日本セーフティー
- 株式会社casa
- 日本賃貸保証株式会社
- ハウスリーブ株式会社
- 株式会社オーロラ
対処方法③アリバイ会社を利用して審査を通す
- 業界最大手クラスの相談実績
- 最短15分からのスピード対応
- 全国どこからでも依頼可能
- わかりやすい料金設定
- 相談料金無料・相談回数無制限
アリバイ会社のアリバイドットコムを利用すれば、フリーターや個人事業主、水商売、無職のように職業だけで審査に落ちる確率が高まるような方であっても、スムーズに審査に通過できるようになります。
利用にお金はかかりますが、相談後すぐに対応してもらえ、親身になって相談に乗ってもらえるため、お部屋の審査になかなか通過できず困っている方は利用を検討してみましょう。
【まとめ】オリコフォレントインシュアの入居審査は厳しい?
本記事では、業界トップクラスに審査が厳しいと名高いオリコフォレントインシュアの審査について紹介しました。
いかがだったでしょうか?
オリコは他社に比べて圧倒的に審査が厳しいです。
そのため、ちょっとでも不安要素があると簡単に審査に落とされてしまいます。
審査に落とされることはめずらしくないため、落ちてしまっても落ち込まずに次を探すようにしましょう。
本記事が、お部屋探し中で審査を受けるか迷っている方のお役に立てれば幸いです。