「東急住宅リースの審査難易度はどのくらい?」
東急住宅リースの賃貸の入居審査を受ける際に、審査の難易度が気になる方は少なくないでしょう。

本記事では、東急住宅リースの審査難易度について詳しく紹介していきます。

この記事を読んでわかること

  • 東急住宅リースの審査項目
  • 東急住宅リースの保証会社
  • 東急住宅リースに落ちた時の対処法

東急住宅リースの審査難易度は?

東急住宅リースの審査難易度は?

東急住宅リースの賃貸では、レジデンシャルパートナーズという保証会社がメインで利用されています。
レジデンシャルパートナーズは、独立系の保証会社です。

種類 審査の難易度
信販系 高い
協会系 やや高め
独立系 低め

レジデンシャルパートナーズは独立系ですが、CICという信用情報機関と提携しており、審査時に申込者の個人信用情報をチェックしています。

各審査項目で求められる基準は独立系の他社と同等ですが、信用情報を確認されるという点で審査難易度は高いと言えます。

東急住宅リースとは

東急住宅リースとは

東急住宅リースは、2014年に設立された東急不動産ホールディングスの完全子会社です。

会社名 東急住宅リース株式会社
設立 2014年4月1日
本社所在地 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング6階
資本金 100,000,000円(東急不動産ホールディングス株式会社100%)

マンションから戸建て住宅まで幅広い賃貸を経営しており、建物の管理事業も行っています。

東急住宅リースの保証会社「レジデンシャルパートナーズ」とは

東急住宅リースの審査では、レジデンシャルパートナーズという保証会社がメインで使用されています。
レジデンシャルパートナーズは、東急住宅リースの完全子会社です。

商号 レジデンシャルパートナーズ株式会社
本社所在地 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング7階
設立 2008年11月17日
資本金 1,000万円(東急住宅リース株式会社100%出資)

EPOSプラスRPやRPプラスJといったプランが複数展開されており、どの保証プランも保証料は同じです。

初回保証料 総賃料の50%(最低保証料2万円)
月額保証料 総賃料の1%
更新料 なし

審査へ申し込む際には、以下のような書類の提出が必要になります。
申込書と身分証明書の2点以外の書類は、求められた方のみ提出する必要があります。

書類の名称 提出が必要な人
申込書 全員
身分証明書 全員
収入証明書 提出を求められた方
学生証 契約時点で学生の方
内定通知書 内定を獲得している学生
在留カード 外国籍の方
確定申告書 個人事業主
車検証 駐車場を利用する方
親権者同意書 契約者が未成年の場合
連帯保証人の証明書 連帯保証人を立てる方

東急住宅リースの審査で確認される項目

東急住宅リースの審査で確認される項目

東急住宅リースの審査では、主に以下のような項目が確認されます。

審査で確認される項目

  • 収入に対する家賃の割合
  • 職種と雇用形態
  • 家賃の滞納経験の有無
  • 提出書類の記入状況
  • トラブルや犯罪歴の有無
  • 身なりと態度

収入に対する家賃の割合

東急住宅リースの審査では、収入に対する家賃の割合が確認されます。
「家賃の3倍以上の月収、36倍以上の年収があるか」が審査基準とされており、収入が家賃に対して不足していると審査が厳しくなります。

家賃を決める際は、以下の表を参考にしてください。

家賃の目安 月収 年収
3万円 9万円 108万円
6万円 18万円 216万円
10万円 30万円 360万円
12万円 36万円 432万円

職種と雇用形態

審査では、職種と雇用形態も確認されます。
安定した働き方をしている人ほど審査が通過しやすく、反対に不安定な仕事に就いているほど厳しく審査されます。

審査に落ちやすい職種と雇用形態は、以下の通りです。

審査に落ちやすい職種と雇用形態

  • パート・アルバイト
  • 派遣社員・契約社員
  • フリーランス
  • 無職
  • 水商売

審査に落ちやすい職種や雇用形態に当てはまっていても、嘘を記入してはいけません。

家賃の滞納経験の有無

審査では、過去に東急住宅リースの賃貸で家賃を滞納していないか確認されます。
審査に影響を及ぼすケースは、以下の通りです。

審査に影響を及ぼすケース

  • 東急住宅リースの賃貸で家賃を滞納した
  • 他社で滞納し保証会社に代位弁済された

東急住宅リースの賃貸で家賃を滞納した経験がある方は、記録が残っており、基本的には審査を通過できません。

他社管理物件で家賃を滞納した経験がある方は、長期間滞納して保証会社に代位弁済されていない限り審査への影響はありません。

提出書類の記入状況

審査では、提出書類の記入状況が確認されます。
必要事項の記入を忘れていたり、審査に使用する書類の提出を忘れていたりすると、適当な人という印象を持たれるので注意が必要です。

ちょっとしたミス程度であれば審査は続行されますが、できる限り完璧な状態での提出を目指しましょう。
不安な時は、自分で確認した後で不動産仲介業者の担当者にも確認を任せると安心です。

トラブルや犯罪歴の有無

審査では、ルールを守れる人物かチェックする目的で、トラブルや犯罪歴の有無も確認されます。
過去にトラブルや犯罪を犯した経験がある方は、審査に落ちやすくなります。

ネット上で以下のような情報が確認できる方は、審査へ申し込む前に削除するか非公開にしておきましょう。

事前に削除・非公開にすべき情報

  • 実名のSNSアカウントでの誹謗中傷
  • 実名のSNSアカウントでの過激な発言
  • 実名での掲示板への書き込み

身なりと態度

審査では、契約後のトラブルを予防する目的で、申込者の身なりと態度も確認されます。
不清潔な服装で相談に行ったり、確認電話で失礼な態度をとったりすると審査に悪影響を及ぼすと覚えておきましょう。

審査時に避けるべき行動

  • 相談時に暴言を吐く
  • 確認電話で横柄な態度をとる
  • 内見や相談の予約を無断キャンセルする
  • 書類の提出期限を守らない
  • 確認電話に対応せず無視し続ける

東急住宅リースの審査に落ちた時の対処法

東急住宅リースの審査に落ちた時の対処法

東急住宅リースの審査に落ちた時の対処法を紹介します。

審査に落ちた時の対処法

  • 再審査が可能か確認する
  • 代理契約を検討する
  • 連帯保証人を立てる
  • 引越時期を再検討する
  • 物件選びからやり直す
  • アリバイ会社に相談する

再審査が可能か確認する

東急住宅リースの審査に落ちた時は、最初に再審査が可能か確認してみてください。
選択した物件に利用できる保証会社が複数用意されていれば、1回目の審査に落ちていても保証会社を変更して再審査が受けられます。

再審査へ申し込むことにデメリットは一切ないため、落ちた時は最初に確認してみてください。
なお、管理会社やオーナーの審査で落ちていた場合や利用できる保証会社が1社のみの場合には、再審査は受けられません。

代理契約を検討する

落ちた物件が諦められない時は、代理契約を検討してみてください。
代理契約とは、代理人に賃貸の契約を任せる契約方法のことです。

代理契約では、契約名義人の代理者が審査の対象となるため、既に入居者が落ちている物件でも審査に再挑戦できます。
自分名義で審査に落ちている物件を契約する方法は、代理契約以外ありません。

どうしても諦めきれない時は、親族に相談して代理契約を行う方法も検討してみましょう。

連帯保証人を立てる

審査で落ちた際に連帯保証人を立てずに申し込んでいた方は、次の審査へ進む前に連帯保証人が立てられないか検討してみてください。

最近では、ほとんどの物件が保証会社との契約を推奨しており、連帯保証人を立てずに契約できる物件が多くなりました。

しかし、連帯保証人の確保が不要な物件であっても、連帯保証人を立てて申し込みをした方が審査には通過しやすい傾向があります。
親族を頼れる方は、次の審査へ進む前に連帯保証人を頼めないか確認してみましょう。

引越時期を再検討する

今すぐに引越す必要がない方は、引越時期を再検討してみましょう。
賃貸審査は、引越す人が増加する引っ越し繁忙期ほど審査基準が上がります。

反対に入居者の確保が困難になる引越し閑散期を迎えると審査の基準は下げられる傾向があります。
今すぐに引越す必要がない時は、以下の表を参考にして引っ越しタイミングを見直してみてください。

引越し繁忙期 3~4月/9~10月
引越し閑散期 5~8月/11~2月

物件選びからやり直す

再審査に落ち、代理契約も困難な場合には、落ちたお部屋は諦めなければいけません。
落ちたお部屋の家賃を参考に、少し価格帯を下げて物件探しをやり直しましょう。

物件選びからやり直す時のポイントは、以下の通りです。

物件選びからやり直す際のポイント

  • 落ちた物件よりも家賃を下げる
  • 独立系が利用できる物件を優先する
  • 信販系の利用が必須の物件は避ける

アリバイ会社に相談する

入居審査に落ちた時は、次の審査へ進む前にアリバイ会社と契約することを検討してみてください。
アリバイ会社とは、賃貸審査が有利になる職業や収入、雇用形態などのアリバイを提供するサービスです。

アリバイ会社と契約すれば、審査時にアリバイを使用でき、どのような方でも審査基準が満たせている体で審査を受けられます。

1回でも審査に落ちている方は、対策を取らずに次の審査に進んでも再度落とされる危険性が高いため、アリバイ会社の利用を検討してみましょう。

東急住宅リースの審査に落ちやすい人の特徴

東急住宅リースの審査に落ちやすい人の特徴

東急住宅リースの審査に落ちやすい人の特徴は、以下の通りです。

審査に落ちやすい人の特徴

  • 収入に対して家賃が見合っていない
  • 不安定な職に就いている
  • 東急住宅リースの賃貸で滞納経験がある
  • 提出物の管理が適当
  • 信用情報がブラック

東急住宅リースの賃貸の審査は厳しいため、複数ある審査基準の内1項目でも満たせていないと落とされる恐れがあります。

落ちやすい人の特徴に当てはまっている方は、保証人を立てたりアリバイ会社と契約したり対策を行ってから審査へ申し込みましょう。

東急住宅リースの審査に落ちた人でも通過の見込みがある保証会社

東急住宅リースの審査に落ちた人でも通過の見込みがある保証会社

東急住宅リースの審査に落ちた人でも通過の見込みがある保証会社は、以下の通りです。

審査に通過できる見込みがある保証会社

  • クレデンス
  • CAPCO AGENCY
  • フォーシーズ
  • 日本セーフティ
  • Casa
  • 日本賃貸保証
  • エルズサポート
  • ナップ賃貸保証
  • ダ・カーポ
  • 全保連

上記で挙げた会社は、数ある保証会社の中でも審査がゆるいと言われている会社です。
東急住宅リースの審査と比較して審査時に求められる基準が低いため、東急住宅リースに落ちている方でも通過できる見込みがあります。

東急住宅リースの審査に関するQ&A

東急住宅リースの審査に関するQ&A

最後に東急住宅リースの審査に関するよくあるQ&Aを紹介します。
今回紹介するのは、以下の3つの質問です。

Q&A

  • 審査に落ちていたら連絡は早いですか?
  • 在籍確認は実施されていますか?
  • 審査は土日でも申し込めますか?

審査に落ちていたら連絡は早いですか?

東急住宅リースの平均的な審査期間は、2日から7日と言われています。
審査の空き状況や申込書類の不備、在籍確認の対応タイミング次第では、平均よりも早く結果が返ってくることもあれば、遅く返ってくることも珍しくありません。

審査の連絡が早いと落ちているといった事実はないので、審査にかかる期間の長さで焦りを覚える必要はありません。

入居審査は同時に複数のお部屋への申込は認められていないため、引越しを急いでいる方は早めに申し込みましょう。

在籍確認は実施されていますか?

東急住宅リースでは、一部の申込者のみ在籍確認を実施しています。
在籍確認を実施されるかどうかはあらかじめわからないので、申し込みが完了したら勤め先に引越しの審査で連絡が来るかもしれないと伝えておきましょう。

在籍確認が実施された場合、在籍の確認が取れるまで審査は中断されます。
年収や勤続年数、勤め先に関する情報で嘘を記入していると、在籍確認時に見抜かれるため注意が必要です。

審査は土日でも申し込めますか?

東急住宅リースの審査は、土日や祝日でも申し込めます。
審査への申し込み手続きは不動産仲介業者が行うため、不動産仲介業者が休業していなければ審査への申し込みが可能だと考えて良いでしょう。

土日や祝日に申し込んだからといって審査に悪影響を及ぼすことはありません。
自分の都合が良いタイミングで申し込み手続きを進めましょう。

【まとめ】東急住宅リースの審査は厳しい

【まとめ】東急住宅リースの審査は厳しい

東急住宅リースの賃貸物件では、レジデンシャルパートナーズというCICと提携している保証会社がメインで使用されており、審査難易度は高めです。

信用情報に傷がある方や収入が不安定な方は審査の通過が困難です。
審査が不安な方は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。

アリバイ会社とは、賃貸審査を有利にする職業や雇用形態、収入状況に関するアリバイを提供するサービスです。

アリバイ会社を利用すれば、簡単に審査への通過確率を大きく高められるため、審査が不安な時はぜひ利用を検討してみてください。