「派遣社員が入居審査に落ちたらどうすべき…?」
入居審査を受ける際に、派遣社員であることが影響を及ぼさないか不安を感じている方は少なくないでしょう。
本記事では、派遣社員が入居審査に落ちたらどうすべきかについて詳しく紹介していきます。
審査に落ちる原因や落ちないためのコツについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 未就業状態だと無職として扱われる
- 派遣会社には事前に在籍確認を依頼すべき
- 勤務先は派遣会社名を記入する
目次
派遣社員が入居審査に落ちたらどうすべき?

入居審査に落ちた時の主な対処法は、以下の6つです。
審査に落ちた時の対処法
- 再審査を受けられないか確認する
- 先に就業する
- 親族名義での契約を検討する
- 連帯保証人を立てる
- 家賃を下げて物件探しをやり直す
- アリバイ会社と契約する
まず簡単に行える再審査を受けられないか確認する方法から試すと良いでしょう。
再審査を受けられないか確認する
審査に落ちた時は、まず最も簡単な再審査を受けられないか確認する方法を試すことがおすすめです。
多くの賃貸物件では1度審査に落ちても、保証会社を変更することで再審査に挑戦できます。
再審査にデメリットは一切ないため、落ちたと連絡を受けたら不動産屋に再審査を受け直したいと伝えてみてください。
なお、以下のようなケースでは、再審査を受けられません。
再審査が認められないケース
- 保証会社の変更が不可能
- 大家の審査に落ちた
- 管理会社の審査に落ちた
先に就業する
もしも派遣会社に登録を済ませた段階で審査を受けていたのであれば、まだ就業していないという理由で落ちた可能性が考えられます。
仮に派遣会社への登録が完了して就職活動に励んでいても、未就業の状態では無職として扱われるからです。
未就業の状態のまま賃貸審査を通過することは非常に困難なため、一旦新居探しをやめて先に就業することをおすすめします。
すぐに新居を決める必要がある時は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。
親族名義での契約を検討する
落ちた物件を諦めたくない時は、親族名義での契約を検討してみると良いでしょう。
賃貸審査は、入居者ではなく契約名義人の収入や職業が問われるため、親族名義で申し込めば自分の名義で落ちている物件の審査をやり直せます。
1度審査に落ちた物件を契約する方法は限られているので、諦められない時は名義の変更を検討してみてください。
代理契約の注意点
- 大家の許可を得る必要がある
- 滞納時に名義人の責任になる
- 各手続きは名義人のサポートが必要
連帯保証人を立てる
審査に落ちた時は、連帯保証人を立てることも検討してみると良いでしょう。
保証会社を利用できる物件であれば、保証会社との契約のみで入居審査を受けるケースが一般的です。
しかし、設定が任意の場合にも、連帯保証人を立てていた方が審査を通過しやすい傾向があります。
可能な方は親族に相談してみてください。
連帯保証人に指定できる対象者
- 2親等以内の親族
- 家賃に対して十分な収入がある
- 相手から了承を得ている
家賃を下げて物件探しをやり直す
再審査や親族名義での契約が不可能であれば、落ちた物件を契約する方法は残されていません。
物件探しからやり直す必要があります。
物件探しをやり直す際は、以下の3点を意識すると良いでしょう。
物件探しをやり直す時のポイント
- 落ちた物件よりも家賃を下げる
- 落ちた保証会社の利用は避ける
- 独立系保証会社の物件を選択する
収入の審査基準は家賃を基に決められており、家賃を下げた方が審査の通過は簡単になります。
アリバイ会社と契約する
審査に落ちた時はアリバイ会社と契約することをおすすめします。
アリバイ会社とは、賃貸審査時に利用できる収入や職業に関するアリバイを提供するサービスです。
アリバイ会社の主なサービス
- アリバイの設定
- 在籍確認の電話対応
- 審査で使用する書類の作成
- 緊急連絡先の代行
- 連帯保証人の紹介
契約することでアリバイ会社と提携する在籍会社に所属している体で審査を受けられます。
派遣社員の方でも正社員という設定に変更できるため、審査に通過できる可能性を大きく高められます。
派遣社員が入居審査に落ちる原因

入居審査で落ちる原因は人によって様々です。
派遣社員として働く方が審査に落ちる原因としては、以下の6つが考えられます。
審査に落ちる原因
- 家賃が収入に見合っていない
- 勤続年数や職種を不安視された
- 派遣会社への登録のみで就業していない
- ルームシェアでのトラブルを懸念された
- 過去の家賃滞納を問題視された
- 与信情報から滞納を不安視された
家賃が収入に見合っていない
入居審査では、「家賃の3倍以上の月収または36倍以上の年収」を基準に、家賃を安定して支払えるだけの十分な収入があるか確認されます。
審査を実施するほとんどの会社では収入を重要視しており、家賃に対して収入が不足していると落とされます。
家賃を決める際は以下の表を参考にして、自分の収入にあわせて検討すると良いでしょう。
| 家賃の目安 | 月収 | 年収 |
|---|---|---|
| 4万円 | 12万円 | 144万円 |
| 6万円 | 18万円 | 216万円 |
| 8万円 | 24万円 | 288万円 |
| 10万円 | 30万円 | 360万円 |
| 12万円 | 36万円 | 432万円 |
勤続年数や職種を不安視された
審査では、家賃の滞納リスクがないか判断するために勤続年数と職種も確認されます。
勤続年数が極端に短かったり、水商売や肉体労働系の職種で働いていたりすると、厳しく審査される傾向があります。
審査時に厳しい目で見られる職種で働いている方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社では、様々な業種の在籍会社の紹介を行っており、契約することで有利な職種で働いているものとして審査を受けられます。
派遣会社への登録のみで就業していない
派遣会社への登録は完了しているものの、まだ就業していない段階で入居審査を受けると、申込書に派遣元の会社を記入していたとしても審査に落ちる可能性があります。
職業が派遣社員や契約社員として扱われるのは既に就業している方のみであり、就業していない段階では無職として扱われるからです。
無職状態だと家賃の滞納リスクが極めて高いと判断され、ほとんどの物件の審査を通過できません。
すぐに引っ越す必要がない時は、就業後に入居審査を受けると良いでしょう。
同棲やルームシェアでのトラブルを懸念された
同棲やルームシェアをする予定で入居審査に申し込むと、入居後のトラブルを懸念されて落とされることがあります。
同棲やルームシェア前提での入居の場合、家賃を折半するケースが多いことから、入居後に片方だけが退去することになった際家賃の滞納リスクが高まります。
物件によっては2人以上入居可と記載されていても、同棲やルームシェアだと入居を断られることがあるので注意が必要です。
過去の家賃滞納を問題視された
過去に1度でも家賃を滞納したことがある方は、滞納歴を理由に審査を落とされる場合があります。
基本的にどの物件でも家賃の滞納経験は確認されるため、過去に滞納している管理会社や保証会社の物件は避けた方が無難です。
保証会社の審査では、種類によって家賃の滞納を確認される範囲が異なります。
| 種類 | 滞納が確認される範囲 |
|---|---|
| 信販系 | 自社での滞納/与信情報の記録 |
| LICC系 | 自社での滞納/同じ団体に属する他社での滞納 |
| 独立系 | 自社での滞納のみ |
与信情報から滞納を不安視された
与信情報にマイナスな記録がある方は、与信情報から滞納を不安視されて落とされる可能性があります。
厳しい審査を実施している信販系の保証会社では、与信情報を重要な判断材料として使用しています。
過去にクレジットカードや携帯電話料金を滞納したり、債務整理をしていたりする方は、信販系以外の保証会社が利用可能な物件を選択すると良いでしょう。
| 種類 | 与信情報の確認の有無 |
|---|---|
| 信販系 | 確認される |
| LICC系 | 確認は行われない |
| 独立系 | 確認は行われない |
派遣が入居審査で落ちないためのコツ

派遣として働いている方が入居審査で落ちないために押さえておくべきコツは、以下の3つです。
落ちないためのコツ
- 必要書類は前もって準備する
- 業者とのコミュニケーションに注意する
- 派遣会社に在籍確認の対応を依頼する
必要書類は前もって準備する
審査時に書類の提出が遅れると印象が悪くなります。
提出を求められる書類は、前もって準備しておくと良いでしょう。
事前に準備できる書類は、以下の通りです。
派遣の方が審査申し込み時に提出する書類
- 本人確認書類
- 収入証明書
- 住民票
- 連帯保証人に関する書類
本人確認書類としては、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどが認められ、収入証明書としては源泉徴収票や給与明細書、課税証明書などが認められます。
賃貸仲介業者とのコミュニケーションに注意する
審査では賃貸仲介業者とのやり取りも確認されています。
非常識な振る舞いや入居後のトラブルを予感させる発言をすると、審査の通過が困難になると覚えておきましょう。
賃貸仲介業者での相談時に注意すべき行動
- 本人確認に対応しない
- 申込書類を適当に記入する
- 不機嫌な態度をとる
- 過去のトラブルを打ち明ける
- 虚偽の申告をする
- 相談の予約を無断キャンセルする
これまでに賃貸物件でトラブルを起こしたことがあっても、自分から正直に打ち明ける必要はありません。
信頼を失う発言はなるべく避けた方が無難です。
派遣会社に在籍確認の対応を依頼する
物件によっては賃貸審査時に、就労状況を確認する目的で在籍確認が行われます。
審査で落ちないためには、あらかじめ派遣会社に在籍確認の対応を依頼しておくことが重要です。
在籍確認が実施された際に確認が行えないと、就労状況を確認できないという理由で審査に落ちる可能性があります。
落ちるリスクを減らすためにも審査の申込が完了したら、派遣会社に在籍確認を依頼しましょう。
派遣の入居審査に関するQ&A

最後に派遣の入居審査に関するよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の5つの質問です。
Q&A
- 派遣社員は審査が厳しい?
- 入居審査に落ちてしまう原因とは?
- 入居審査に落ちたら連絡は早い?
- 働き始めてすぐに賃貸は借りられる?
- 勤務先はどちらを記入すべき?
派遣社員は審査が厳しいですか?
派遣社員は、正社員や公務員のような働き方をしている方と比較して、厳しく審査される傾向があります。
就労時に契約期間が明確に区切られており、雇用が期限付きだからです。
収入が突然途切れて家賃を滞納するリスクがあることを理由に審査を落とされるケースも少なくありません。
賃貸審査を受ける際は、あらかじめ連帯保証人を頼む相手の目途を立てておいたり、アリバイ会社と契約したりすることが重要です。
入居審査に落ちてしまう原因とは何ですか?
入居審査に落ちてしまう原因は人によって様々ですが、よくある原因としては以下の8つがあげられます。
入居審査に落ちる原因
- 家賃に対して収入が不足している
- 不安定な仕事に就いている
- 収入の目途が立っていない
- 収入の証明が行えない
- 過去に滞納歴がある
- 与信情報にマイナスな記録がある
- 発言や態度に問題がある
- 反社会的勢力とのつながりがある
上記のうち1つでも当てはまる項目がある方は、あらかじめ連帯保証人を立てたりアリバイ会社と契約したり対策をとることがおすすめです。
入居審査に落ちたら連絡は早いですか?
入居審査にかかる時間は、申込の混雑状況や書類の不備の有無、本人確認の対応速度などの様々な要因によって前後します。
連絡が届くまでにかかった時間で結果を予測することはできず、すぐに連絡が来たからといって落ちているとは限りません。
審査期間の目安は、2日~4日です。
時間をかけて慎重に調査を行う会社でも、申し込みから1週間以内には結果の連絡が届くことがほとんどです。
落ちていても必ず結果の連絡は届くので、手続きが完了したら焦らずに待ちましょう。
派遣として働き始めてすぐに賃貸は借りられますか?
派遣として働き始めてすぐでも賃貸は借りられますが、物件によっては厳しく審査される場合があります。
働き始めて間もない方だと、賃貸契約後に仕事を辞める可能性が考えられ、滞納のリスクがあるからです。
可能であれば働き始めてすぐに審査を受けることは避け、1年以上働いてから申し込むと良いでしょう。
賃貸審査時には収入証明書として給与明細や源泉徴収票の提出を求められますが、働き始めたてでどちらも用意できない時は、採用通知書や年収見込み証明書を収入証明として使用できます。
派遣社員の場合勤務先はどちらを記入すべきですか?
派遣社員の場合、入居申込書の勤め先欄には、派遣先の会社ではなく派遣元である派遣会社の社名と連絡先を記入します。
間違って派遣先の会社を記入すると、審査期間中に在籍の確認がとれず、審査に落ちるリスクが高まるので注意が必要です。
別途実際の就業先を記入するよう指示された時は、派遣元の社名を記入した後に派遣先も追加で記入すると良いでしょう。
| 職業 | 派遣社員/契約社員 |
|---|---|
| 勤務先名 | 派遣会社名 |
| 勤務先住所 | 派遣会社の住所 |
| 勤務先電話番号 | 派遣会社の電話番号 |
【まとめ】派遣社員が入居審査に落ちた時はアリバイ会社の利用がおすすめ

本記事では、派遣社員が入居審査に落ちたらどうすべきかについて紹介しました。
派遣社員として働いている方は、突然収入が途絶えるリスクを抱えていることから正社員や公務員と比較して審査に落ちやすい傾向があります。
物件によっては雇用形態のみで判断を下されるケースもめずらしくないため、より確実に審査を突破したい時はアリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社では、一般企業を在籍会社として紹介しており、派遣社員の方でも正社員をしている体で審査を受けられます。
審査に不安を感じる時は、ぜひアリバイ会社の利用を検討してみてください。


