高級感漂うデザインが人気の積水ハウスの賃貸。
一部では審査が厳しいと噂されていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

本記事では積水ハウスの賃貸は審査が厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
お部屋を借りようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 積水ハウスの賃貸は審査が厳しい
  • 最初の審査を行う家賃保証会社は自社グループ運営のらくらくパートナー
  • 学生や同棲であってもシャーメゾンは借りられる

【結論】積水ハウスの賃貸審査は厳しめ

【結論】

結論から書くと積水ハウスの賃貸審査は厳しめだと言われています。
何故かというと、賃貸を借りるための審査を、積水ハウスが運営している家賃保証会社らくらくパートナーが担当しているからです。

家賃保証会社らくらくパートナーは積水ハウスでお部屋を借りる際に契約が必須の保証会社として指定されており、らくらくパートナーの審査を避けてお部屋を借りることは基本的にできません。

そのため、過去にクレジットカードの滞納などをしている方は審査に通過できない可能性が高いと考えられます。

絶対にお部屋を借りられないわけではありませんが、スムーズにお部屋を借りたい、絶対に希望の物件を借りたいと考えているのであれば他の不動産会社を検討してみることもおすすめです。

家賃保証会社らくらくパートナーとは?

家賃保証会社らくらくパートナーとは、積水ハウス不動産パートナーズ株式会社が運営している家賃保証会社です。

基本的に積水ハウスでお部屋を借りる場合は、1番最初にらくらくパートナーの審査を受けることになります。

連帯保証人が不要でお部屋を借りられるサービスとして宣伝されていますが、現代では連帯保証人よりも家賃保証会社を利用してお部屋を契約することが一般的になっており、連帯保証人が立てられる方でもらくらくパートナーの契約が必須です。

積水ハウスの賃貸審査で落ちる理由

落ちる理由

賃貸審査で落ちる理由は人によって違いますが、主に下記のような理由で落とされていることが多いです。

積水ハウスの賃貸審査で落ちる理由

  • 家賃に対して収入が少なかった
  • 信用情報に傷があった
  • 犯罪歴がありネットに名前が載っている

下記からはそれぞれのケースでなぜ落とされるのかについて詳しく紹介していきます。

家賃に対して収入が少なかった

落ちる理由1つ目は、「家賃に対して収入が少なかった」です。
審査に落とされる理由としてかなり多いのが家賃に対して収入が少なかったというパターンです。

お部屋を貸す側は絶対に家賃を滞納されたくないと考えているため、お部屋を貸す前から家賃が支払っていけるか不安になるような月収の方にはお部屋を貸したいとは思いません。

高い家賃のお部屋の方が好条件なことが多いため少しでも家賃の高いお部屋を借りたくなってしまう気持ちはわかりますが、先々のことも考えて無理なく支払える家賃のお部屋を選ぶようにしましょう。

信用情報に傷があった

落ちる理由2つ目は、「信用情報に傷があった」です。
積水ハウスでお部屋を借りる際の審査を行っているらくらくパートナーは審査の際に信用情報までチェックを行っているため、信用情報に傷がある方は審査に落とされる可能性があります。

しかし、信用情報に傷があったらその時点で絶対に落ちるという訳ではなく、落ちてしまった場合にも他の保証会社の審査が受けられるため、借りたいお部屋があるのであれば受けてみることがおすすめです。

犯罪歴がありネットに名前が載っている

落ちる理由3つ目は、「犯罪歴がありネットに名前が載っている」です。
審査の際には、過去の犯罪歴なども調べられることがあるため、過去に大きな犯罪を犯しておりネットで調べると自分の名前が出てしまうという方も審査に落ちる可能性が高いです。

ネットに掲載されてしまった過去の犯罪歴などは簡単に消せるものではないため、もしも名前がネットに載っているのであれば社会復帰などの支援を行っているNPO団体を頼ったり改名したりすることがおすすめです。

絶対に落とされるわけではありませんが、積水ハウスに限らず審査に落ちる可能性は高いと言えます。

積水ハウスの賃貸審査に通過する方法

通過する方法

積水ハウスの賃貸審査に通過する方法を紹介します。
審査に受かる自信がない方、落とされないか不安な方はぜひ参考にしてください。

賃貸審査に通過する方法

  • 保証会社を変更してもらう
  • 確認の電話にしっかりと対応する
  • 副業収入や家賃補助を忘れずに申告する
  • 安定収入のある親族に代理契約を依頼する
  • 親族に代理契約を依頼する

保証会社を変更してもらう

審査に通過する方法1つ目は、「保証会社を変更してもらう」です。
積水ハウスでお部屋を借りるためには、家賃保証会社と契約しなければいけないケースが多いですが、その場合はまずらくらくパートナーという保証会社の審査にかけられます。

らくらくパートナーは審査が厳しいことで知られているため、人によっては落とされてしまうこともあるかと思いますが、仮にらくらくパートナーの審査に落とされてしまっても他の保証会社が用意されていれば保証会社を変更することで再審査が受けられます。

らくらくパートナーで落とされてしまっても落ち込まずに、他の保証会社で再審査が受けられないか確認してみましょう。

確認の電話にしっかりと対応する

審査に通過する方法2つ目は、「確認の電話にしっかりと対応する」です。
審査を申し込むと、電話番号や申込書に記入した内容に間違いがないかの電話がかかってきます。

確認の電話は審査に一切影響しませんが、確認目的でかけてこられているため対応しなければ審査自体がストップしてしまいます。

電話が来たタイミングで対応できなくても問題ないので、電話が来たことに気づいたタイミングで必ずかけ直すようにしましょう。

副業収入や家賃補助を忘れずに申告する

審査に通過する方法3つ目は、「副業収入や家賃補助を忘れずに申告する」です。
副業収入や家賃補助がある場合は収入として申告することで総収入が増えるため、審査の通過率を上げることができます。

もしも会社からの給料など以外で家賃補助や副業収入を得ているのであれば、必ず審査時に不動産屋に相談しましょう。

家賃補助がある前提で高い家賃のお部屋を選んだにもかかわらず審査の際に申告していなければ当然収入が見合わないことで落とされるので注意してください。

安定収入のある親族に連帯保証人を依頼する

審査に通過する方法4つ目は、「安定収入のある親族に連帯保証人を依頼する」です。
安定収入のある親族がいるのであれば、親族に連帯保証人を依頼した方が審査の通過率が上がります。

なぜなら連帯保証人を立てられない人と連帯保証人を立てられる人とだと圧倒的に連帯保証人を立てられる人の方が家賃を滞納される心配がないからです。

連帯保証人は立てたとしても、契約者である自分が家賃を滞納しなければ迷惑がかかることはありません。
頼めるのであれば極力親族に頼むようにしましょう。

親族に緊急連絡先を依頼する

審査に通過する方法5つ目は、「親族に緊急連絡先を依頼する」です。
審査の際には、どんな方でも必ず緊急連絡先を提出するように求められます。

緊急連絡先とは、名前の通り緊急事態が起こった際に契約者本人と連絡がつかなかった場合に利用される連絡先のことで、家賃保証会社と契約する場合でも必ず提出が求められます。

緊急連絡先を頼める相手がいないとそもそも審査を受けることができなくなってしまうため、引っ越しを検討する際は親族に緊急連絡先を借りられないか確認しておきましょう。

積水ハウスの賃貸審査に落ちてしまった場合の対処法

対処法

他社と比べて審査が厳しめなため、人によっては落とされてしまうこともあるかと思います。
そこでここでは、積水ハウスの賃貸審査に落ちてしまった場合の対処法を紹介します。

賃貸審査に落ちてしまった場合の対象法

  • 他の保証会社で再審査を受ける
  • 安定収入のある親族に代理契約を依頼する
  • 家賃を下げて他の物件を探す

審査に落ちても再審査が受けられる

まず前提として覚えておきたいのが、積水ハウスの賃貸物件は落ちてしまったとしても落とされたお部屋の審査を基本的に2回まで受けられる可能性があるということです。

絶対に2回受けられるわけではありませんが、大抵のお部屋でらくらくパートナー以外の保証会社が用意されているため「保証会社を変えて再度審査を受けられませんか?」と確認してみましょう。

なお、仮に保証会社が2つ以上用意されていたとしても、1度目に落とされた原因が保証会社ではなく大家さんの判断の場合は再審査は絶対にできません。

再審査時に利用できる保証会社

積水ハウスの管理物件で再審査の際に利用できる保証会社は、株式会社Casaです。
株式会社Casaとは、クレジットカードの滞納歴や家賃の滞納歴などの信用情報の傷をチェックしない独立系の保証会社です。

審査はらくらくパートナーと比べてかなり緩く、フリーターや個人事業主のような正社員以外の働き方をしている方でも審査に受かる可能性があります。

人によっては審査が緩いなららくらくパートナーよりCasaの審査を先に受けさせてくれと感じる方もいるかと思いますが、審査を受ける保証会社の順番は決められており変更することはできません。

安定収入のある親族に代理契約を依頼する

審査に落ちてしまった場合の対処法2つ目は、「安定収入のある親族に代理契約を依頼する」です。
もしも安定収入のある親族がいるのであれば、落ちた場合に再度自分名義で審査を受け直すのではなく親族に代理契約を依頼することがおすすめです。

代理契約とは、実際にお部屋に住む方とは別の方がお部屋を契約する契約方法のことです。
代理契約であれば実際にお部屋に住む自分ではなく親族の年収・職業で審査が受けられるため、一度落とされてしまったお部屋であっても十分に審査に通過できる可能性があります。

事前に不動産屋に相談していれば規約違反などにはならないため、落とされてしまった場合は代理契約も検討してみましょう。

家賃を下げて他の物件を探す

審査に落ちてしまった場合の対処法3つ目は、「家賃を下げて他の物件を探す」です。
審査に落ちてしまった場合、再度同じくらいの家賃のお部屋に申し込んでも審査に通過できる可能性が少ないです。

そのため、次のお部屋を探す際は今よりも家賃を下げて物件を探すことがおすすめです。
駅からの距離や築年数などを妥協すればお部屋のグレードはあまり落とさずに良いお部屋が見つかります。

すぐにでも引っ越しがしたい場合は家賃を下げることも検討してみましょう。

積水ハウスの賃貸審査で確認されること

確認されること

積水ハウスでお部屋を借りる際に審査で確認されることを紹介します。
審査の際には、主に下記の項目が確認されます。

積水ハウスの賃貸審査で確認されること

  • 家賃を支払っていけるだけの十分な収入があるか
  • 職業に問題はないか
  • 反社会的勢力とのつながりはないか
  • 過去に積水ハウスの賃貸物件でトラブルを起こしていないか
  • 言葉遣い・態度・服装に問題はないか

他社と比べて積水ハウスの審査は緩いものではないため、審査にスムーズに受かりたい場合は言葉遣いや態度などすぐに改善できることは必ず対策してから行くことがおすすめです。

積水ハウスに限らず、1つのお部屋は短期間で何度も審査を受けられるわけではないので注意しましょう。

積水ハウスの賃貸審査についてよくある質問

よくある質問

最後に積水ハウスの賃貸審査についてよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、下記の6つの質問です。

積水ハウスの賃貸審査についてよくある質問

  • らくらくパートナーの審査日数は何日?
  • シャーメゾンは積水ハウス加盟店以外でも探せる?
  • 学生だとシャーメゾンは借りられない?
  • らくらくパートナーの審査は借金があると落とされる?
  • シャーメゾンの審査を受けるために必要な書類は?
  • シャーメゾンの審査は同棲だと厳しい?

らくらくパートナーの審査日数は何日?

らくらくパートナーの審査日数は、おおよそ3日から7日と言われています。
書類に不備があったり確認の電話に対応できなかったり審査がストップしてしまうようなトラブルさえ起きなければ基本的に3日前後で返事が来ると思って良いでしょう。

2月から4月の繁忙期は、普段よりも引っ越しをする人が圧倒的に増えるため、目安の審査日数よりも結果が返ってくるまでに時間がかかる可能性があります。

審査は急いでいたとしても、申込者都合で早く結果を出してもらうことなどはできないため、必ず急ぎの場合は余裕をもって早めにお部屋探しを開始するようにしてください。

シャーメゾンは積水ハウス加盟店以外でも探せる?

シャーメゾンは積水ハウス加盟店以外でも探せます。
賃貸物件はシャーメゾンに限らず、どこの不動産会社でも探すことができるため、お部屋探しをする際は管理会社などにとらわれずに好きな不動産屋でお部屋を探すようにしましょう。

不動産屋によっては、お客さんを逃がさないために他の不動産屋では他社管理の物件は紹介できないなどと言ってくるケースもありますが、営業トークであり真実ではないため信じ込まないように注意してください。

学生だとシャーメゾンは借りられない?

学生であってもシャーメゾンを借りることは可能です。
しかし学生はあくまでも学業優先という立場上支払い能力が社会人と比べてないという見られ方をします。

そのため、学生のままシャーメゾンを借りる場合は、両親名義で借りることや両親に連帯保証人を頼めないか指示される可能性が高いです。

自分名義で親の力を一切借りずにと考えているのであれば、シャーメゾンは難しいかもしれません。
なお、ほとんどの不動産屋で学生は親名義での契約が基本となっているため、両親が頼れない方は注意が必要です。

らくらくパートナーの審査は借金があると落とされる?

らくらくパートナーの審査に限らず家賃保証会社の審査は、基本的に借金があっても落とされることはありません。
なぜなら借金を抱えている方であっても住む場所は必要だからです。

審査の際に借金の有無自体バレないことも珍しくないため、間違っても自分から借金があるのですがなどと話さないようにしましょう。

借金があって家賃を滞納するかもしれないなどとお部屋を貸す前から言ってくる相手に貸せるお部屋はシャーメゾンに限らずどこにもありません。

シャーメゾンの審査を受けるために必要な書類は?

シャーメゾンの審査を受ける際には、下記のような書類が必要になります。

審査の際に必要になる書類

  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・学生証・在留カードなど)
  • 住民票
  • 収入証明書(給与明細書・確定申告の控えなど)
  • 入居申込書(不動産屋が用意)

提出を求められる書類は人によって違うため、審査をうける段階で必ず確認するようにしましょう。
住民票や収入証明書など簡単に用意できる書類は、あらかじめ用意しておくと慌てる必要がなく安心です。

シャーメゾンの審査は同棲だと厳しい?

シャーメゾンの審査は厳しいことから、同棲だとお部屋を借りられないという噂がありますが、同棲だと借りることができないという話はあくまでも噂であり事実と異なります。

シャーメゾンはそもそもの審査が厳しいため一人暮らしの場合にも同棲の場合にも審査の難易度は変わりません。

しかし同棲ができるような間取りの物件は、単身向けの物件よりも部屋数が多いことから家賃が高くなるケースが多いです。
家賃が高くなると当然審査の難易度も上がってしまうので注意しましょう。

【まとめ】積水ハウスのシャーメゾンの賃貸審査は厳しい?

【まとめ】

本記事では積水ハウスのシャーメゾンの審査は厳しいのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?

積水ハウスのシャーメゾンは、他の不動産が管理している物件よりも審査が厳しい傾向があります。
一番最初に審査を受けることになるらくらくパートナーという自社運営の家賃保証会社は、信販系のため信用情報の傷までチェックされるので注意が必要です。

本記事が積水ハウスのシャーメゾンを借りたいと考えている方のお役に立てれば幸いです。