「プレミアライフの審査は厳しいのかな…?」
審査へ申し込む際に、保証会社の審査のハードルが気になる方は少なくないでしょう。

本記事では、プレミアライフの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
審査で見られる項目や落とされる人の特徴なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

  • プレミアライフの審査の厳しさ
  • 審査でチェックされるポイント
  • 審査を通過できなかった時の対処法

プレミアライフの審査は厳しい?

プレミアライフの審査は厳しい?

プレミアライフは、独立系の保証会社です。
審査は保証会社全体で見るとゆるめだと言われています。

種類 審査の厳しさ 特徴
信販系 厳しい 個人信用情報が見られる
信用系 やや厳しめ 同じ団体に所属している会社間で情報が共有されている
独立系 ゆるめ 各社特有の基準で審査を実施している

他社とは顧客情報を共有しておらず、個人信用情報もチェックされません。
過去に滞納経験がなく、十分な収入がある方であれば、審査の突破は難しくありません。

プレミアライフとは?

プレミアライフとは?

プレミアライフは、PRESTIGE INTERNATIONALのグループ会社です。
令和7年に株式会社ラクーンレントの事業を継承しました。

会社名 株式会社プレミアライフ
設立 2006年2月
資本金 3,000万円
本社所在地 東京都千代田区麹町2-4-1 麹町大通りビル14F
株主 株式会社イントラスト

2015年に社名を変更しており、以前はオールアシストという社名でした。
都内や大阪、福岡などの都市部の物件で採用されている傾向があります。

申し込み時に提出する書類

申し込み時に提出が必須の書類は、以下の3つです。

提出が必須の書類

  • 保証委託申込書
  • 本人確認書類
  • 収入証明書

本人確認書類としては、運転免許証や保険証、住民票、パスポートなどが認められます。
収入証明書は、職種によって認められる書類が異なります。

給与所得者 源泉徴収票/給与明細/預金通帳
内定者 内定通知書/預金通帳
自営業者 確定申告書/預金通帳
求職者 預金通帳
年金受給者 年金振込通知書
生活保護受給者 受給証明書

利用にかかる保証料

プレミアライフの保証料は、契約するプランや家賃によって異なります。
目安は以下の通りです。

プラン名 ロングラン PM-50 PM-30C
初回保証料 総賃料の50~100% 総賃料の50~100% 総賃料の50~100%
年間保証料 1万円 1万円 なし
月額保証料 なし なし 総賃料等の2.4%

初回保証料は契約時の1回のみ発生する費用で、年間保証料は2年目以降1年に1回発生する費用です。
月額保証料は毎月発生する費用です。

契約するプランは大家さんに決定権があり、入居者は選べません。

審査にかかる日数

審査にかかる日数は、おおよそ2~4日前後だと言われています。
あらかじめいつ頃結果が返ってくるのかについての告知は行われないため、申し込みの手続きが完了したら焦らずに連絡を待ちましょう。

引越しを急いでいる方は、結果を待っている間に落ちていた時の候補の物件を検討しておくことがおすすめです。

審査は、同時に複数申し込むことはできませんが、次に申し込む物件を決めておいた方が、落ちた時スムーズに次の行動へと移れます。

プレミアライフの審査でチェックされる項目は?

プレミアライフの審査でチェックされる項目は?

プレミアライフの審査では、主に以下の6つの項目が見られます。

審査でチェックされる項目

  • 過去に滞納が無いか
  • 支払い能力は十分か
  • 職業に問題はないか
  • ネット上に悪評がないか
  • 人柄に問題はないか
  • 反社会的勢力との繋がりはないか

過去に滞納が無いか

審査では、契約後の家賃滞納を予防する目的で、過去にプレミアライフで家賃を滞納していないか確認されます。
過去にプレミアライフを利用した際に、家賃を滞納している方は審査の通過が困難です。

プレミアライフは2015年以前はオールアシストという社名でした。
また、令和7年に株式会社ラクーンレントの事業を継承しています。

オールアシストやラクーンレントでの滞納経験がある方も、審査の通過は困難だと考えられます。

支払い能力は十分か

審査では、家賃を支払い続けられるだけの支払い能力があるか厳しく確認されます。
審査は「家賃の3倍以上の月収、36倍以上の年収があること」を基準に実施され、収入が基準値を下回っていると審査の通過が難しくなります。

家賃が高い物件では、それだけ求められる収入の基準が上がるので、自分の収入にあったお部屋を選択することが大切です。

家賃 月収 年収
3万円 9万円 108万円
5万円 15万円 180万円
7万円 21万円 252万円
10万円 30万円 360万円
12万円 36万円 432万円

職業に問題はないか

プレミアライフは無職や生活保護受給者からの申込も受けつけている保証会社ですが、審査では職業や雇用形態がチェックされます。

職業で申し込みを断られることはありませんが、以下のような収入が不安定な仕事をしている方は、落とされやすい傾向があります。

落とされやすい職種

  • 求職者・退職者
  • 生活保護受給者
  • フリーランス
  • アルバイト・パート
  • 水商売
  • 非正規雇用

上記に該当する方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社と契約すれば本当の職業ではなく、有利な職に就いている設定で審査が受けられます。

ネット上に悪評がないか

審査では、ネット上に申込者の悪評がないかも確認されます。
実名のSNSアカウントがある方や、過去に犯罪を犯し報道された経験がある方は、審査へ申し込む前に自分の名前で検索をかけて確認しておくと良いでしょう。

審査でマイナスになる要素

  • 実名のアカウントでの差別的な発言
  • 実名のSNSアカウントでの誹謗中傷

自分のSNSアカウントや運営しているホームページなど、自力で削除・非公開にできるものは、できる限り対処してから審査に申し込むことをおすすめします。

人柄に問題はないか

審査では、申込者の人柄も確認されます。
以下のような非常識な行動をとると、ほかの審査基準を満たせていても落とされるので心に留めておきましょう。

人柄に問題があると判断されやすい行動

  • 書類の提出期限を守らない
  • 予約の時間を守らず遅刻する
  • 確認電話を無視し続ける
  • 同時に複数のお部屋の審査に申し込む
  • しつこく家賃の値下げ交渉をする
  • 清潔感のない服装で相談に行く
  • 申込書に嘘を記入する

常識的な態度や発言を心掛けていれば、人柄が問題視されることはありません。

反社会的勢力との繋がりはないか

賃貸物件は、暴力団を始めとした反社会的勢力関係者に貸してはいけないと決められており、審査では反社会的勢力との繋がりがないか確認されます。
暴力団に加入している方はもちろん、間接的に関わりがある方も審査の通過は困難です。

反社会的勢力との繋がりは、申込者本人以外に緊急連絡先相手や保証人相手にも確認が入ります。
反社会的勢力との繋がりがある人には、緊急連絡先や保証人を任せないように気をつけましょう。

プレミアライフの審査に落とされる人の特徴は?

プレミアライフの審査に落とされる人の特徴は?

プレミアライフの審査に落とされる人の特徴は、以下の通りです。

審査に落とされる人の特徴

  • 収入が不安定な職に就いている
  • 過去にプレミアライフで滞納している
  • 過去にラクーンレントで滞納している
  • 収入に対して家賃が高すぎる
  • ネット上に悪評がある
  • スタッフに失礼な態度や発言をした
  • 暴力団関係者
  • 申込書に嘘を記入した
  • 連帯保証人が立てられない

プレミアライフは比較的ゆるめですが、申込者全員が通過できるわけではありません。
上記の9つの項目に1つでも該当する方は、アリバイ会社と契約してから審査を受けることがおすすめです。

プレミアライフの審査を通過できなかった時の対処方法

プレミアライフの審査を通過できなかった時の対処方法

審査を通過できなかった時の対処法は、以下の通りです。

審査を通過できなかった時の対処法

  • 再審査に申し込む
  • 親族名義で再審査を受ける
  • ほかのお部屋を探し直す
  • 引越し時期を変更する
  • アリバイ会社に相談する

再審査に申し込む

審査に落ちた時は、まず再審査への申込を検討しましょう。
多くの賃貸では、利用できる保証会社が2社以上用意されており、1回目の審査に落ちても保証会社を変更すれば再審査が受けられます。

不動産仲介業者に確認すれば再審査の可否が確認できるため、落ちた連絡を受けたらまず確認してみてください。

再審査は1回目の審査と同様に通過できるまで一切の費用はかからず、再審査を受けること自体にデメリットもありません。

親族名義で再審査を受ける

安定収入のある親族がいる方は、親族名義での再審査も検討してみると良いでしょう。
賃貸審査は一般的に入居者が契約を結びますが、代理契約という方法なら入居者以外に契約だけ任せることが可能です。

親族名義での審査なら入居者は審査の対象外となり、既に入居者が落ちている物件であっても再審査が受けられます。
安定収入のある親族がいる方は、ぜひ検討してみてください。

代理契約を頼める相手の条件

  • 安定した収入を得ている
  • 信用情報に傷がない
  • 2親等以内の親族

ほかのお部屋を探し直す

再審査が受けられない時は、落ちた物件を諦めなければいけません。
気持ちを切り替えて、再度お部屋探しをやり直しましょう。

お部屋を探し直す時は、落ちた物件よりも家賃を下げられないか意識してみると良いでしょう。
一般的に、家賃が安い物件ほど審査のハードルは低い傾向があり、落ちた物件よりも家賃が安い物件を選んだ方が審査の通過が簡単になります。

引越し時期を変更する

引越しの時期にこだわりがない方は、引越時期を見直してみることがおすすめです。
入居審査は、申し込む時期によって審査の難易度が変わるからです。

引越しを考えている時期次第では、引越しの時期を変更するだけでも審査の突破が簡単になります。
以下を参考に引越時期を見直してみてください。

引越しに最適な時期 5~8月、11~2月
引越しを避けるべき時期 3~4月、9~10月

アリバイ会社に相談する

落ちた時の最もおすすめの対処法は、アリバイ会社と契約する方法です。
アリバイ会社とは、審査時にアリバイの提供が受けられるサービスのことです。

アリバイ会社と契約すれば、職業や収入、雇用形態に関するアリバイの提供が受けられ、有利な仕事をしている体で審査が受けられます。

プレミアライフは保証会社全体で見ると審査のハードルが低めの会社なので、落ちてしまった方は対策をせずにほかの物件へ申し込んでも再度落ちると考えられます。

再審査の前にアリバイ会社との契約を検討してみてください。

プレミアライフの審査を突破できなかった人におすすめの保証会社一覧

プレミアライフの審査を突破できなかった人におすすめの保証会社一覧

プレミアライフの審査に突破できなかった時は、独立系の他社の利用がおすすめです。
独立系の会社は、会社ごとに異なる審査基準を持っているため、プレミアライフの審査に落ちた人でも他社であれば十分に審査を通過できる見込みがあります。

比較的審査がゆるいおすすめの保証会社は、以下の通りです。

おすすめの保証会社一覧

  • 日本セーフティー
  • フォーシーズ
  • Casa
  • JID
  • 総商
  • セブン総合保証協会
  • オーロラ
  • SFビルサポート
  • イントラスト
  • CAPCO AGENCY
  • レジデンシャルサービス

プレミアライフと契約する流れは?

プレミアライフと契約する流れは?

プレミアライフの審査の流れは、以下の通りです。

STEP.1
お部屋探し
審査へ申し込むには、まずお部屋を決める必要があります。審査は同時に複数受けることはできないので、慎重に決めましょう。
STEP.2
申し込み
お部屋が決まったら審査へ申し込みます。申込書類は不動産仲介業者から受け取れます。
STEP.3
審査
審査は申し込み完了次第実施されます。審査にかかる日数の目安は、2~4日前後です。
STEP.4
契約
結果は不動産仲介業者経由で通知されます。審査を通過できていたら契約へと進めます。

プレミアライフの審査に関するQ&A

プレミアライフの審査に関するQ&A

最後にプレミアライフの審査に関するよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の2つの質問です。

よくある質問

  • 確認電話がかかってくる番号は?
  • 連帯保証人や緊急連絡先に確認はいく?

確認電話がかかってくる番号は?

確認連絡が届く電話番号やメールアドレスは、以下の通りです。

審査専用ダイヤル 0120-058-899
審査専用メールアドレス PRL-shinsa@premier-life.co.jp

審査へ申し込んだら、上記の電話番号やメールアドレスからの連絡がきてないか確認し注意を払いましょう。
緊急連絡先や連帯保証人への確認も上記の電話番号・メールアドレスで実施されるため、あらかじめ伝えておくと良いでしょう。

連帯保証人や緊急連絡先に確認が行くことはある?

プレミアライフの審査では、申込者本人だけでなく連帯保証人や緊急連絡先相手にも確認の連絡を実施しています。

全ての連帯保証人や緊急連絡先相手に確認が実施されているわけではありませんが、人によっては連絡がいくこともあるので心に留めておきましょう。

連帯保証人や緊急連絡先相手への確認連絡が実施された場合、確認できるまでの間、審査が中断されます。
あらかじめ「引っ越しでプレミアライフから連絡がくるかもしれない」と伝えておくとスムーズです。

【まとめ】プレミアライフの審査は比較的ゆるめ

【まとめ】プレミアライフの審査は比較的ゆるめ

本記事では、プレミアライフの審査は厳しいのかについて紹介しました。
プレミアライフは、保証会社全体で見ると審査のハードルが低めの独立系保証会社です。

審査の通過は難しくありませんが、過去に滞納経験がある方や支払い能力が不足している方は落とされる可能性があります。
審査が不安な方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。

アリバイ会社とは、審査が有利になるアリバイを提供しているサービスです。
契約すれば職業や収入、雇用形態に関するアリバイの提供が受けられ、審査を有利に進められます。