パートやアルバイトのような働き方をしている場合、賃貸の審査は通過できないのでしょうか?
家賃を支払う力があっても、お部屋を借りることができなかったら困ってしまいますよね。

本記事では、パート・アルバイトとして働いている場合、入居審査は通るのかについて詳しく紹介していきます。
パート・アルバイトとして賃貸を契約したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • パート・アルバイトでも賃貸審査は通過できる
  • 審査の際は収入だけでなく態度や身なり過去の滞納歴などがチェックされる
  • 初期費用として家賃5~6か月分の費用が掛かる

【結論】パートでも賃貸の入居審査を通過できる!

【結論】パートでも賃貸の入居審査を通過できる!

結論から書くと、パートでも賃貸の入居審査は通過することができます。
確かに正社員として働いている方と比べると、審査に通過しにくいというケースはありますが、パート・アルバイトだと絶対にお部屋を借りることができないわけではありません。

そのため、実家を出なければいけなくなったなどの特別な事情があったとしても、賃貸を契約するためだけに仕事を変える必要はありません。

お部屋を借りるか迷っているなら今の収入でも問題なく支払える家賃のお部屋を探して、審査を受けてみましょう。

入居審査で確認されるのは収入面だけではない

パートとして働いている方の場合、収入面で審査に落とされないか不安を感じている方が多いかと思いますが、入居審査で確認されるのは収入面だけではありません。

基本的には、下記のようなポイントもチェックされることが多いです。

収入以外で入居審査で確認されること

  • 勤続年数
  • 過去の滞納歴
  • 態度や身なり
  • 連帯保証人の有無

仮に家賃に対して十分な収入があったとしても、連帯保証人を立てられなかったり勤続年数が1年未満だったり収入以外の要素が大家さんが借り手に求める基準を超えていなければ審査に落とされてしまいます。

パート・アルバイトとして十分な収入を得ていればどこのお部屋でも借りられるわけではないので、その点だけは注意しましょう。

パートが入居審査を通過するためのポイント

パート・アルバイトとして賃貸を契約する際は、家賃に対して十分な収入があり、問題なく家賃を支払っていけることを大家さんに理解してもらうことが大切です。

審査を受ける際は、給与明細書や通帳のコピーなどを提出して、月々の収入状況・貯金状況からお金に困っていないことを証明しましょう。

また、お部屋でトラブルを起こしそうと思われないために、身なりや服装に気を遣うことで、社会人として一般的な常識を持っていることをアピールすることも大切です。

仮に月収が家賃の5倍あったとしても、不動産会社を訪れる際に汚い服を着ていったりスタッフに失礼な態度をとったりすると審査に落ちてしまうので注意してください。

お部屋を借りる側もお部屋を選んでいるように、お部屋の持ち主である大家さんや管理会社の方も貸す相手を選んでいます。

パートが一人暮らしを始める際に必要な費用4つ

パートが一人暮らしを始める際に必要な費用4つ

パート・アルバイトとして働いている方が、一人暮らしを始める際にかかる費用は下記の4つです。

パートが一人暮らしを始める際に必要になる4つの費用

  • 家賃5~6か月分の初期費用
  • 引っ越し代
  • 家具・家電や生活必需品の購入費
  • 引っ越し後にかかる生活費

引っ越し代や初期費用以外にも思わぬ出費が発生することを考慮して、お金はできるだけ貯金しておくことがおすすめです。

①家賃5~6ヶ月分の初期費用

一人暮らしを始める際に必要になる費用1つ目は、「家賃5~6か月分の初期費用」です。
賃貸を借りる際は、入居する前に家賃5~6か月分相当のお金が初期費用として掛かります。

初期費用の内訳は下記のとおりです。

初期費用の内訳

  • 敷金 家賃1~2か月分
  • 礼金 家賃1~2か月分
  • 清掃費 約3~4万円
  • 鍵交換費 約1~3万円
  • 仲介手数料 家賃0.5~1か月分
  • 前家賃 家賃1か月分
  • 保険料 約2万円

敷金や礼金・清掃費用などは、お部屋によってかかるケースとかからないケースがあります。
敷金・礼金にいくらかかるのかは借りる前から提示されるため、初期費用を抑えたい方は礼金なし物件を狙うことがおすすめです。

②引っ越し代

一人暮らしを始める際に必要になる費用2つ目は、「引っ越し代」です。
一人暮らしの方が新居に引っ越す際にかかる引っ越し費用の相場は、4万円~8万円ほどと言われています。

荷物が多い方や長距離での引っ越しの場合には費用が高くなり、荷物が少ない方や県内のように近距離での引っ越しの場合には費用が安くなります。

引越の費用は、引っ越し屋さんに見積もりを依頼することで契約前にどのくらいの費用が掛かるのか正確に把握できるため、引っ越しを考えている方は早い段階から引っ越し費用の見積もりを出してもらうことがおすすめです。

最近では、自宅まで引っ越し屋さんに来てもらわなくてもネット上で見積もりを出せるサイトなども出てきています。

なお、引っ越し業界は3~4月が繫忙期と言われており、3~4月は予約が取りにくい上に費用が通常よりも高くなるケースが多いです。

特に引っ越しを急いでいない場合は、できる限り3~4月は避けて引っ越すことがおすすめです。

③家具・家電や生活必需品の購入費

一人暮らしを始める際に必要になる費用3つ目は、「家具・家電や生活必需品の購入費」です。

もともと一人暮らしをしていたり、実家暮らしの際に自分専用の家具や家電を揃えていたという場合にはあまりかかりませんが、完全に初めての一人暮らしという場合には思いのほか家具・家電といった生活必需品を買いそろえるためにお金がかかります。

生活必需品の購入費は、最低限の物だけを選んで購入したり、安い物を選んで購入したりすることでトータルの出費を抑えることができますが、機能性やデザイン、快適度にこだわるとかなりの費用が掛かります。

生活必需品として何を購入する必要があるのかは、引っ越しをする前からある程度予測することができるため、予算を立てて何にどのくらいの費用を割くのか引っ越す前から考えておくようにしましょう。

④引っ越し後にかかる生活費

一人暮らしを始める際に必要になる費用4つ目は、「引っ越し後にかかる生活費」です。
パート・アルバイトとして働いている場合シフトの融通が利くことから、引っ越し後は私生活を整えることを優先し、仕事の量を減らすことが考えられます。

また、意図的に仕事の量を調整しなかったとしても慣れない一人暮らしで体調を崩してしまう可能性も考えられます。

そのため引っ越しをする際は、できる限り引っ越し後1・2か月分の生活費を確保しておくことがおすすめです。

お金を余分に用意しておくことで困ることは稀ですが、お金が足りないことで困るケースは珍しくありません。
余っても他のことに使えばよいだけなので、できる限り余裕をもって貯金しておくようにしましょう。

賃貸の初期費用を30万円に抑えるテクニック5つ

賃貸の初期費用を30万円に抑えるテクニック5つ

できることなら初期費用にお金を掛けたくないと考えている方が多いかと思います。
そこでここでは、初期費用を30万円に抑えるテクニックを紹介していきます。

初期費用を抑えるテクニック

  • 家賃の安い物件を見つける
  • 立地条件を緩めにする
  • 物件のこだわり条件を見直す
  • 仲介手数料・敷金・礼金の安い物件を選ぶ
  • 家具家電付きの物件を選ぶ

①家賃の安い物件を見つける

初期費用を抑えるテクニック1つ目は、「家賃の安い物件を見つける」です。
初期費用を安く抑えるために最も大切なのが家賃の安い物件を見つけることです。

敷金や礼金、不動産会社へ支払う仲介手数料などは基本的に月々の家賃を基準に金額が決定するため、家賃の安いお部屋を見つけることができれば大きく初期費用を節約できる可能性が高まります。

お部屋を借りる場所にこだわりがないのであれば、特急電車が止まらない駅や都心から離れた駅周辺でお部屋を探すと、同じ条件でも相場より安いお部屋が見つかりやすいです。

お部屋探しをする際は、まず家賃が安い物件を見つけることを第一目標にしてみましょう。
なお、お部屋は引っ越す度に高額な初期費用が掛かってしまうため、妥協しすぎて引っ越したくなるようなお部屋を選んでしまうのはNGです。

②立地条件を緩めにする

初期費用を抑えるテクニック2つ目は、「立地条件を緩めにする」です。
初期費用を安く抑えたい場合は、立地に求める条件を緩めにすることがおすすめです。

なぜなら駅に近い物件や都市部の物件は、人気が高く借りたがる方が多いため、初期費用がかさむ傾向があるからです。
駅に近い物件や都市部の物件にこだわると、それだけ月々の費用や初期費用高くつくので注意しましょう。

なるべく家にお金を掛けたくないなら、駅からある程度離れた場所で物件を探すか、都市部から離れた市でお部屋を探すことがおすすめです。

駅から離れることに不安を感じる方もいるかと思いますが、駅から遠くてもバスや自転車を使えば意外と生活には困らないケースが多いです。

③物件のこだわり条件を見直す

初期費用を抑えるテクニック3つ目は、「物件のこだわり条件を見直す」です。
初期費用を抑えたいと考えているなら、こだわり条件はたくさん設定しないことがおすすめです。

特にペット可や築年数、鉄筋コンクリート造などの条件をこだわってしまうと、家賃が高くつく傾向があります。
最近では、築年数が古めでも内装はリノベーションされており、きれいなケースが多いです。

費用を抑えようと考えると、その分条件で妥協しなければいけないことは珍しくないため、条件も費用も妥協したくないと考えている場合は一旦冷静になってどちらの方が優先順位が高いのか考えてみましょう。
どうしてもお部屋の条件にこだわりたい場合は、初期費用や月々の家賃を妥協する選択肢もあります。

④仲介手数料・敷金・礼金の安い物件を選ぶ

初期費用を抑えるテクニック4つ目は、「仲介手数料・敷金・礼金の安い物件を選ぶ」です。
仲介手数料・敷金・礼金は物件・利用する不動産会社によって大きく金額に差があり、入居を申し込む前からそれぞれ具体的にいくらの費用が掛かるのか公開されています。

そのため、初期費用を抑えたいと考えている方は最初から仲介手数料・敷金・礼金が安い物件を狙うこともおすすめです。

仲介手数料・敷金・礼金の中で唯一敷金だけは退去時に問題が無ければ返ってくるお金とされていますが、基本的には全額返ってこないことが多いです。

初期費用を抑えたい方は、敷金も後々返ってくるとは思わないようにしましょう。
なお、余裕がある方は更新料がかかるかどうかもチェックしておくと長く住み続けた際に家賃を節約することができます。

⑤家具家電付きの物件を選ぶ

初期費用を抑えるテクニック5つ目は、「家具家電付きの物件を選ぶ」です。
初めての一人暮らしで意外とお金がかかるのが生活必需品の家具・家電です。

完全に初めての一人暮らしで全ての生活必需品を1から揃える必要があるという場合には、家具・家電付きの物件を選ぶと初期費用を抑えることができます。

家具や家電に特別こだわりがない方は、家具・家電付きの物件を選ぶことも検討してみましょう。
なお、家具家電付きの物件に最初から用意されている家財は、備品のため勝手に捨てられないことがあります。

最初は家具や家電を買う余裕がないけど、お金に余裕ができたら自分の好みの家具を揃えたいと考えている方は備え付けの家具・家電は処分しても良いのかをあらかじめ確認しておくことがおすすめです。

初期費用を30万円に抑えるシミュレーション

最後に上記で紹介した5つのテクニックを踏まえて初期費用を30万円以内に抑えるシミュレーションをしてみます。

今回のシミュレーションでは、家賃は全国の一人暮らしの方の平均家賃である5万円のお部屋を借り、初の一人暮らしで新居に持っていく荷物が少ないケースを想定します。

家賃が5万円の場合の初期費用は、初期費用は下記の通りです。

初期費用を30万円に抑えるシミュレーション
  • 敷金 5万円(1か月分)
  • 礼金 0円
  • 清掃費 3万円
  • 引っ越し代 4万円
  • 鍵交換費 1万円
  • 仲介手数料 2万5,000円(0.5か月分)
  • 前家賃 5万円(1か月分)
  • 保険料 2万円
  • 家具家電費 5万円

シミュレーションの結果初期費用に掛かる合計金額は、27万5000円でした。
上記のように家賃が安い、家具家電付き、礼金なしの物件を選ぶと初期費用を大きく節約することができます。

パート・アルバイトの賃貸審査についてよくある質問

パート・アルバイトの賃貸審査についてよくある質問

最後にパート・アルバイトの賃貸審査についてよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、下記の3つの質問です。

パート・アルバイトの賃貸審査についてよくある質問

  • バイトを始めたばかりでも賃貸契約できますか?
  • アルバイトで一人暮らしの審査は通りますか?
  • パートですが保証人なしでも賃貸を借りれますか?

バイトを始めたばかりでも賃貸契約できますか?

アルバイトを始めたばかりの人でも、賃貸契約をすることはできますが、審査に通るためには、収入が安定していることが必要になります。

また、賃貸を契約する際は初期費用として家賃数か月分相当の費用が掛かるため、一切貯金がない状態では審査に通過できてもお金が払えない可能性が高いです。

バイトを始めたばかりだと賃貸が契約できないということはありませんが、引越には思わぬ出費が付き物のため、急ぎでないならある程度バイトに慣れて貯金がたまってから引っ越すことがおすすめです。

アルバイトで一人暮らしの審査は通りますか?

アルバイトで一人暮らしの場合でも、審査は通ります。
賃貸審査で最も重要なのは、雇用形態ではなく収入の安定性や信用情報です。

そのためアルバイトであっても、安定した収入がある場合や、保証人を立てることができる場合は、審査に通る可能性が十分にあります。

もしも既に1度審査に落とされてしまっているのであれば、アルバイトだからではなく収入に対して家賃が高すぎたり過去の滞納歴が審査に影響していたりする可能性が考えられます。

パートですが保証人なしでも賃貸を借りれますか?

賃貸契約においては、どのような雇用形態で働いているかや保証人がいるかよりも、安定した収入があるか、家賃を問題なく支払っていけるかが重要です。

そのため、パートであっても、収入が安定しており年収が一定以上ある場合は、保証人を立てなくても賃貸契約が可能です。

ただし、賃料の月額が収入の一定割合を超えている場合や勤続期間が短い場合、または信用情報に問題がある場合には、保証人を求められることもあります。

UR都市機構が管理を行っているCMで有名なUR住宅などであれば、働き方に関係なく保証人が不要と決まっているため、最初から保証人無しで賃貸を契約したいと考えている場合はそういった会社を利用することもおすすめです。

【まとめ】パート・アルバイトでも賃貸の入居審査に通る?

【まとめ】パート・アルバイトでも賃貸の入居審査に通る?

本記事では、パート・アルバイトでも賃貸の入居審査に通るのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?

パートやアルバイトでも十分な収入があり、収入に見合った家賃のお部屋を選べば問題なく賃貸を契約することができます。

パート・アルバイトの方であっても差別することなくお部屋を貸してくれる大家さんはいるため、根気よくお部屋を探し見てください。

本記事がパート・アルバイトで賃貸を契約したいと考えている方のお役に立てれば幸いです。