「アパートを借りたいけど、緊急連絡先を頼む相手がいない…」
賃貸契約時に緊急連絡先を頼める相手がおらず悩んでいませんか?

緊急連絡先は親族に頼む方法が一般的なため、頼める親族がいないとどうすればいいのか迷いますよね。
そこで本記事では、賃貸契約時に緊急連絡先がいない際の解決策を詳しく紹介していきます。

この記事を読んでわかること
  • 緊急連絡先を頼む人がいない時の対処法
  • 認められない可能性がある不適切な相手
  • 緊急連絡先が使用される3つのケース

賃貸契約時に緊急連絡先を頼める人がいない際の対処法

賃貸契約時に緊急連絡先を頼める人がいない際の対処法

賃貸契約時に緊急連絡先を頼める人がいない際の対処法を紹介します。
友人や親族を頼れなくても対処する方法はあります。

賃貸契約時に緊急連絡先を頼める人がいない際の対処法

  • 友人に事情を話し緊急連絡先を頼む
  • 緊急連絡先代行サービスを契約する
  • 弁護士・行政書士に依頼する
  • 緊急連絡先なしで借りられる賃貸を選ぶ
  • 自治体の相談窓口に行く
  • 住んでいる地域の民生委員会に相談する

友人に事情を話し緊急連絡先を頼む

緊急連絡先は、原則親族に頼むルールがありますが、事情があり頼めない方は友人を連絡先に選んでも問題ありません。

親族は無理でも友人には頼れる人がいるのであれば、親しい友人に連絡先を任せることがおすすめです。
友人に頼む際は、なるべく親しい友人を頼りましょう。

関係が薄い相手を選ぶと、時間の経過で関係が変わり、有事の際に緊急連絡先として機能しない恐れがあります。

緊急連絡先代行サービスを契約する

緊急連絡先代行サービスを契約する方法もおすすめです。
緊急連絡先代行サービスとは、様々な事情で親族に緊急連絡先を頼めない人から連絡先の代行依頼を請け負っているサービスです。

代行サービスのメリットは、サービス利用料がほかの方法に比べて安く済むことで、利用に審査はなく、性別や年齢、国籍、収入状況問わず誰でも利用できます。

弁護士・行政書士に依頼する

緊急連絡先は弁護士・行政書士に依頼することでも対処できます。
弁護士や行政書士に依頼するメリットは、身元保証人も依頼できることとトラブル発生時に相談できることです。

親族には頼めないけれど、代行業者へ依頼することにも抵抗があるという方は、弁護士や行政書士への依頼を検討してみてください。

なお、弁護士や行政書士への依頼料は、ほかの対処法に比べて高く、費用を重視する場合は注意が必要です。

緊急連絡先なしでも借りられる賃貸を選ぶ

代行サービスや弁護士を頼りたくないのであれば、緊急連絡先なしで借りられる賃貸を選ぶ方法もおすすめです。

賃貸契約時には緊急連絡先の提出を要求されるケースが一般的ですが、緊急連絡先の提出は法律で義務づけられているわけではなく、中には緊急連絡先なしで借りられる物件も存在します。

代行サービスの利用を回避したい方は、緊急連絡先が不要な物件に絞ってお部屋を探してみましょう。

自治体の相談窓口に行く

代行サービスや弁護士への依頼に抵抗がある方は、自治体の相談窓口に相談に行ってみることもおすすめです。

相談窓口では、失業して家賃が払えないといった相談から、緊急連絡先に関する相談まで、様々な困りごとを相談できます。

相談時の対応は自治体ごとに異なりますが、適切な提案をしてくれる自治体は少なくないので、代行サービスや弁護士への依頼に抵抗がある方は自治体の相談窓口へ相談に行くと良いでしょう。

住んでいる地域の民生委員会に相談する

緊急連絡先は地域の民生委員会に相談する方法でも対処できます。
民生委員とは、社会福祉増進のために生活や福祉に関する相談や援助を行っている非常勤の地方公務員のことです。

主に、子育てや介護の相談や支援をサポートしており、緊急連絡先がいないといった相談も受け付けています。
個人からの相談も受け付けているので、第三者からのサポートを受けたい方は相談してみてください。

賃貸契約時に緊急連絡先の提出が必要な理由

賃貸契約時に緊急連絡先の提出が必要な理由

賃貸契約や就職時に緊急連絡先の提出が必要な理由は、下記の通りです。

賃貸契約や就職時に緊急連絡先の提出を求められる理由

  • 本人と連絡が取れなくなった時のため
  • 事故や事件に巻き込まれた時のため
  • 災害発生時に安否確認を行うため

利用頻度は限りなく低く、提出しても使用しないまま終わるケースがほとんどですが、緊急時には必要になる可能性が高いことから、提出を求められます。

あらかじめ緊急連絡先を確認していなければ、トラブル発生時にお互い困るので、親族に頼めない方でも提出を拒否できないことがほとんどです。
親族に頼めない方は、友人や知人を頼るか緊急連絡先代行業者を利用すると良いでしょう。

緊急連絡先には適切ではない人の特徴

緊急連絡先には適切ではない人の特徴

緊急連絡先に選ぶには適切ではない人の特徴を紹介します。
下記の4つの内1つでも当てはまる場合には、ほかの人への変更がおすすめです。

緊急連絡先には適切ではない人の特徴

  • トラブル時に責任を負えない未成年者
  • 認知機能が低下している高齢者
  • 心や体に障害を抱えている障害者
  • 滞納経験があり信用情報に不安がある人

トラブル発生時に責任を負えない未成年者

仮に親族だったとしても、未成年者は選ぶべきではありません。
なぜなら、未成年者は緊急時に適切な対応ができない可能性が高く、また責任能力がなく責任を負えないからです。

そもそも緊急連絡先は、提出時に相手の年齢を記入する必要があるため、未成年者の場合年齢を記入した時点で別の人に変更するよう指示されます。

親族が未成年者しかいないのであれば、友人や知人に頼むか代行業者の利用を検討しましょう。

認知機能が低下している高齢者

認知機能が低下している高齢者も連絡先に選ぶべきではありません。
なぜなら、認知機能が低下している人に連絡が届いても、会話が成立しなかったり、伝達事項を忘れてしまったりする可能性が考えられるからです。

緊急連絡先は、登録時に確認がない場合も少なくないので、認知機能が低下している方でも登録できます。
しかし、連絡が上手くいかない相手を選んで困るのは自分のため、必ずほかの人を選びましょう。

心や体に障害を抱えている障害者

心や体に障害を抱えている障害者も連絡先にすべきではありません。
理由は、心や体に障害を抱えている方では、緊急の連絡が届いても対処できない可能性が高いからです。

特に心の障がいを抱えている方は、事故や事件、災害の発生などの連絡を受け取ってしまうと、発作やパニックを引き起こす原因となる可能性があります。

ほかに頼める親族がいない場合は、友人や知人、代行業者への依頼を検討してみましょう。

滞納経験があり信用情報に不安がある人

緊急連絡先は支払い義務を負わない役割ではありますが、過去に滞納経験があり信用情報に不安がある人も連絡先に選ばないことがおすすめです。

なぜなら、一部の会社では緊急連絡先相手の信用情報もチェックして審査に考慮しているといわれているからです。

ほとんどの会社では緊急連絡先相手の信用情報をチェックしていませんが、チェックされた際に審査に落ちる可能性がある以上は、できる限り滞納経験がある方は避けた方が無難でしょう。

緊急連絡先にはいつ連絡される?

緊急連絡先にはいつ連絡される?

賃貸契約時に提出した緊急連絡先が、実際に使用されるケースを紹介します。
1回も使用されずに退去を迎えるケースは珍しくありませんが、以下のような緊急時には本人の安否確認目的で緊急連絡先が使用されます。

緊急連絡先に連絡がいく3つのシーン

  • 契約賃貸で火災や震災が発生した時
  • 家賃滞納中で契約者と連絡が取れない時
  • 近隣で事故や事件が発生した時

契約している賃貸で火災や震災が発生したとき

契約している賃貸で火災や震災が発生した際には、本人の安否を確認する目的で緊急連絡先へと連絡が入ります。

火災や震災発生時に管理会社から安否確認の連絡が来た際には、本人との連絡が取れているかを伝えなければいけません。

連絡が来たタイミングで対応できなくても咎められることはありませんが、電話に出られなかった場合には折り返し連絡すると親切です。

火災や震災発生時は、先に契約者本人へと連絡がいき、本人と直接連絡がとれれば緊急連絡先まで連絡が来ることはありません。

家賃滞納中で且つ契約者と連絡が取れない時

家賃を滞納しており、家賃の支払いを促す連絡を無視している場合にも緊急連絡先に連絡が入る可能性があります。

理由は、入居者本人との連絡が繋がらず家賃も滞納中となると、大家さんには入居者の安否がわからないからです。

家賃を滞納しても、最初は必ず契約者である自分宛てに連絡が入り、先に緊急連絡先に連絡を入れられることはありません。

緊急連絡先の相手まで連絡を入れられたくない際は、家賃を滞納する前に事情を説明して支払日の交渉をするか、滞納後確認の連絡が来たタイミングで返信しましょう。

近隣で事故や事件が発生したとき

契約している賃貸の近隣で、事故や事件が発生した時にも安否確認や注意喚起目的で緊急連絡先が使用される場合があります。

火災発生時と同様に管理会社から安否確認の連絡が来た際には、本人との連絡が取れているかを伝えなければいけません。

先に契約者本人が連絡に対応できれば緊急連絡先が使用されることはありませんが、本人が連絡を受けたタイミングですぐに対応できなければ本人の折り返しを待たずに緊急連絡先へと連絡が入ります。

緊急連絡先で記入必須な項目

緊急連絡先で記入必須な項目

緊急連絡先で記入が必須な項目は、以下の通りです。

記入が必須な項目

  • 氏名
  • 住所
  • 性別
  • 年齢
  • 生年月日
  • 申込者との関係(親・兄弟・友人など)

詳細はケースごとに異なり、上記以外の項目の記入が必要になることもあります。
また、仕事や収入状況に関する情報を提出するよう求められることがありますが、緊急連絡先は保証人とは違い支払い義務のない役割のため、記入したくない場合は書かなくても問題ありません。

仕事や収入状況を記入したくない時は、記入しなくても良いか確認してみてください。
なお、公的書類によるチェックは行われないので、記入する際は必ずミスが無いよう自分でチェックしましょう。

緊急連絡先代行業者を利用するには?

緊急連絡先代行業者を利用するには?

緊急連絡先代行業者は、各業者のホームページからいつでも利用申し込みが行えます。
利用料金の相場は1回あたり1万円~3万円で、特徴は相談から契約までが簡単なことです。

緊急連絡先を確保する方法としては弁護士・行政書士に依頼する方法もありますが、緊急連絡先代行業者の方がリーズナブルな価格設定となっており、費用を抑えて緊急連絡先を確保できます。

緊急連絡先代行業者を利用した場合、登録時の書類に記載する連絡先相手との続き柄は知人となり、親族の連絡先として偽ることはできません。

緊急連絡先がいない人からよくある質問

緊急連絡先がいない人からよくある質問

最後に緊急連絡先がいない人からよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の3つの質問です。

緊急連絡先がいない人からよくある質問

  • 緊急連絡先がいないと就職できない?
  • 緊急連絡先がいない高齢者はどうする?
  • 緊急連絡先代行は無料?

緊急連絡先がいないと就職できませんか?

緊急連絡先がいなくても就職できます。
なぜなら、採用選考で見られるのは親族の有無ではなく、その人の人柄やスキル、これまでの経験だからです。

仮に親族がいなかったとしても、就職で不利になることはなく、また内定獲得後に親族がいないことを理由に採用取り消しになることもありません。

親族以外でもいいから緊急連絡先を提出するよう指示された場合は、親しい友人や知人、代行業者を頼ることをおすすめします。

緊急連絡先がいない高齢者はどうすべきですか?

緊急連絡先がいない方がとれる対処法は2つあります。
1つ目は、友人や知人、隣人に連絡先を任せる方法です。

親族がいない方は血の繋がりが無い方であっても連絡先に設定できるため、頼れる友人がいるのであれば、その方に事情を話して頼んでみましょう。

2つ目は、緊急連絡先代行業者に依頼する方法です。
友人や知人にも頼めない方は、代行業者に依頼しましょう。

年齢や収入状況問わず利用料金さえ支払えれば誰でも利用できます。

緊急連絡先代行は無料ですか?

無料ではありません。
代行業者だけでなく、弁護士や行政書士、NPO法人が運営しているサービスも全て有料です。

もしも無料を謳う業者があったのであれば、その業者は詐欺の可能性が高いです。
行政と提携しているNPOであっても緊急連絡先の代行依頼は有料で受け付けているため、安さにつられて騙されないよう注意してください。

【まとめ】緊急連絡先がいない場合はどうすべき?

【まとめ】緊急連絡先がいない場合はどうすべき?

本記事では、緊急連絡先がいない時どうすべきかについて紹介しました。
緊急連絡先を親族に頼めなくても、対処する方法は複数あります。

緊急連絡先代行サービスなら年齢や収入状況問わず誰でも、緊急連絡先を確保できるため、親族に頼めない場合には利用を検討してみることがおすすめです。

緊急連絡先を頼む親族がいなくても代行サービスを利用すれば、賃貸契約も行えるので不安を感じる必要はありません。

本記事が緊急連絡先を頼める相手がおらず困っている方のお役に立てれば幸いです。