「新卒として働き始めるのを機に一人暮らしを開始したいけど、賃貸審査に落ちないか不安…」
賃貸の契約時には、支払い能力の有無を判断するために職業を確認されます。
新卒の社会人として一人暮らしを検討している方は、賃貸審査に落ちないか不安を抱えているでしょう。
本記事では、新卒が賃貸審査に落ちるのはなぜなのかについて詳しく紹介していきます。
賃貸審査に落ちないためのポイントや落ちてしまった時の正しい対処法についても紹介しているので、社会人になるタイミングで一人暮らしを検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
新卒が賃貸審査に落ちる理由

新卒が賃貸審査に落とされる主な理由は、下記の3つです。
新卒が賃貸審査に落ちる理由
- 手取り月収が家賃に見合っていない
- 過去にクレカや携帯料金を滞納している
- 人間性に問題があると判断された
特に多いのが月収に家賃が見合っていないパターンで、いい家に住みたいからと家賃で無理をすると落とされてしまう確率が高まります。
手取り月収が家賃に見合っていない
新卒が審査に落とされるパターンとして最も多いのが、手取り月収が家賃に見合っていないケースです。
家賃の高いお部屋を選んでしまうと、貯金できずに生活が回らなくなる可能性が高まります。
お部屋の家賃は基本的に住み続ける中で下がりません。
無理せず支払い続けられる家賃のお部屋を選びましょう。
一般的には、手取り月収の1/3以下を目安にすると良いと言われています。
| 月収 | 家賃の目安 |
|---|---|
| 15万円 | 5万円 |
| 21万円 | 7万円 |
| 27万円 | 9万円 |
| 33万円 | 11万円 |
| 39万円 | 13万円 |
過去にクレカや携帯料金を滞納している
学生の間にクレジットカードやスマートフォンの料金を滞納している方は信用情報に記録されているので、信用情報まで確認を行う信販系の保証会社では落とされる確率が高まります。
すでに滞納経験がある方は、信販系以外の保証会社を利用することがおすすめです。
独立系と呼ばれる独自の基準で審査を行っている会社であれば、滞納歴のある方でも審査を通過できる見込みがあります。
信販系の代表的な保証会社は、以下の通りです。
信販系の主な保証会社
- オリコフォレントインシュア
- ジャックス
- エポスカード
- アプラス
身なりや人柄から人間性に問題があると判断された
不動産会社にお部屋の相談へ行った際に、身なりや態度に注意せず失礼を働いていたのであれば、人間性に問題があると判断されて審査に落とされてしまった可能性が考えられます。
身なりや態度には人間性が出るので、不動産会社の方はチェックしています。
不動産会社の方と顔を合わせるタイミングだけで良いため、身なりや態度には気を遣いましょう。
新卒が賃貸審査に落ちないために知っておきたいポイント

新卒が賃貸審査で落ちないために知っておきたいポイントを紹介します。
これからお部屋を借りる方は、下記の2点を頭に入れておきましょう。
新卒が賃貸審査に落ちないための知っておきたいポイント
- 保証会社によって審査基準が違う
- 保証会社を変えれば再審査を受けられる
下記からはそれぞれのポイントについて詳しく紹介していきます。
保証会社によって審査基準が違う
家賃保証会社が実施する賃貸審査は、会社ごとに基準や審査項目が異なります。
審査を受けて落とされたとしても、保証会社を変更すれば受かる可能性は残されているため、落とされた時はほかの保証会社で審査を受けてみましょう。
| 種類 | 審査難易度 |
|---|---|
| 信販系 | 高 |
| 協会系 | 中 |
| 独立系 | 低 |
独立系の主な保証会社は、以下の通りです。
独立系の主な保証会社
- アルファー
- アールエムトラスト
- イントラスト
- スマートクレジット
- ハウスリーブ
- P-Rent
- クレデンス
審査に落とされても保証会社を変更すれば再審査が受けられる
基本的にほとんどのお部屋では、保証会社が2社以上用意されており、1度審査に落とされてしまっても保証会社を変更すれば、同じお部屋の再審査が受けられます。
審査を受けることにお金はかからないため、借りたいお部屋の場合は落ちても再審査が受けられないか確認してみましょう。
なお、保証会社は利用者が指定できるものではありません。
新卒が賃貸審査に落ちてしまった場合の対処法

新卒だからと言って特別審査に落とされやすいことはありませんが、人によっては審査に落とされてしまうこともあるかと思います。
そこでここでは、審査に落とされてしまった場合の具体的な対処法を紹介していきます。
新卒が賃貸審査に落ちてしまった場合の対処法
- 親族に代理契約を依頼する
- 家賃の安い物件を探し直す
- 保証会社を変えて再度審査を受け直す
- 連帯保証人を立てる
- アリバイ会社を利用する
親族に代理契約を依頼する
安定収入のある親族がいるのであれば、自分で再審査を受け直すのではなく代理契約を考えてみることもおすすめです。
代理契約とは、実際お部屋に住む方とは別の人がお部屋を契約する契約方法のことで、学生であれば両親にお部屋を代理契約してもらう方がほとんどです。
代理契約であれば契約者となる方の収入や職業で審査が行われるため、一度審査に落とされていてもスムーズにお部屋が借りられます。
家賃の安い物件を探し直す
落ちてしまった時は再度同じ価格帯のお部屋で再審査を受け直すと再び落とされる可能性が高く、家賃を下げて物件を探し直すことがおすすめです。
少し条件を見直すだけでも、家賃の安い物物件を見つけられる可能性があるため、落ちてしまった際は耐えられる範囲で妥協することも考えてみましょう。
なお、条件で妥協をしすぎるとお部屋で過ごす時間が苦痛になってしまう可能性があるので要注意です。
保証会社を変えて再度審査を受け直す
保証会社の審査で落ちてしまった時は、保証会社を変更することで再度同じお部屋の審査を受け直せます。
落ちた時は不動産会社に保証会社を変えて再審査が受けられないか確認してみましょう。
物件にもよりますが、2回~3回は再審査を受けられるケースがほとんどです。
再審査を受けられない場合は諦めるしかないので、気持ちを切り替えてほかの物件を探しましょう。
連帯保証人を立てる
落ちてしまった場合は連帯保証人を立てることがおすすめです。
連帯保証人とは契約者が何らかの事情でお部屋の家賃を滞納した際に、契約者の代わりに支払い責任を負う役割のことです。
連帯保証人を立てれば大家さんは家賃の回収できる確率が上がるため、審査の難易度が下がります。
頼める相手がいる方は連帯保証人を立てることも検討してみましょう。
アリバイ会社を利用する
アリバイ会社とは、職業や収入が原因で賃貸物件を借りられない方が、スムーズに審査を通過できるようアリバイを提供してくれる会社です。
アリバイ会社を利用すれば内定が獲得できていない方でも、実在する会社の内定を持っている状態で審査を受けられます。
利用にお金はかかってしまいますがスムーズに審査を通過できるようになるため、どうしても審査に通過できない場合は選択肢の一つとして検討してみてください。
新卒でも賃貸審査に通りやすい保証会社5選

新卒として賃貸審査を受ける際は、独立系保証会社を利用できる物件に絞った方が審査を通過しやすくなります。
新卒でも賃貸審査に通りやすい保証会社としては、以下の5社があげられます。
| 会社名 | 初回保証料 | 更新料 | 審査日数の目安 |
|---|---|---|---|
| オーロラ | 10,000円~ | 年10,000円/現賃料×初回保証料率×25% | 1~2日 |
| プレミアライフ | 月額賃料等合計額の50%~100% | 年10,000円/月額賃料等合計額の2.4% | 1~3日(最短15分) |
| プラザ賃貸管理保証 | 月額賃料等合計額の50%~ | 年10,000円 | 2~3日 |
| ハウスリーブ | 月額賃料等合計額の50% | 月1000円/年10,000円 | 1~4日 |
| ダ・カーポ | 月額賃料等合計額の50%~ | 年10,000円 | 2~3日 |
初回保証料とは、契約時に1度のみ支払う必要がある保証料で、更新料は契約後一定期間ごとに支払う必要がある保証料です。
初回保証料の相場は月額賃料等合計額の50%、更新料の相場は年1万円です。
物件や契約プランによっては保証料が異なるケースもあるので、利用時には契約内容を確認してください。
オーロラ
オーロラは、名古屋に本社を置く家賃保証会社です。
主に名古屋市周辺の物件で採用されています。
| 社名 | 株式会社オーロラ |
|---|---|
| 設立 | 2003年2月 |
| 資本金 | 7,700万円 |
| 事業内容 | 保証事業/M&A事業/事業再生 |
| 本社所在地 | 名古屋市中区錦三丁目4番13号 |
| URL | https://www.aurora-g.com/ |
独立系保証会社の中でも、特に審査がゆるい会社として知られており、他社で落ちた経験がある方でも十分審査を通過できる見込みがあります。
プレミアライフ
プレミアライフは、プレステージ・インターナショナルグループの家賃保証会社です。
以前は株式会社オールアシストという社名でしたが、2015年に現在の株式会社プレミアライフへと社名が変更されました。
| 社名 | 株式会社プレミアライフ |
|---|---|
| 設立 | 2006年2月 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 事業内容 | 賃貸家賃保証事業/賃貸家賃収納代行事業 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区麹町2-4-1麹町大通りビル14F |
| URL | https://www.premier-life.co.jp/ |
スピーディな審査対応が特徴で、最短15分で結果がわかります。
プラザ賃貸管理保証
プラザ賃貸管理保証は、レオパレス21グループの家賃保証会社です。
レオパレス21の賃貸物件で利用されており、審査の難易度は低めです。
| 社名 | プラザ賃貸管理保証株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2007年4月12日 |
| 資本金 | 100,000,000円 |
| 事業内容 | 建物賃貸借契約における賃料債務保証事業 |
| 本社所在地 | 東京都中野区新井1丁目8番8号レオパレス中野ビル5階 |
| URL | https://www.plazaguarantee.co.jp/ |
レオパレス21の物件入居時には、基本的にプラザ賃貸管理保証との契約を求められます。
ハウスリーブ
ハウスリーブは、大東建託株式会社の出資によって設立された完全子会社であり、主に大東建託が管理する物件で採用されています。
| 社名 | ハウスリーブ株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2007年9月3日 |
| 資本金 | 1.2億円(大東建託株式会社100%出資) |
| 事業内容 | 建物賃貸借契約に基づいて賃借人が負担する賃料債務等を保証する債務保証事業 |
| 本社所在地 | 東京都港区港南二丁目16番1号 |
| URL | https://www.house-leave.com/ |
独立系の保証会社のため審査の難易度は低めで、他社で落ちた経験がある方にもおすすめです。
ダ・カーポ
ダ・カーポは、東京都内の管理会社で利用されている家賃保証会社です。
支店がなく関東以外の地域では、ほとんど利用されていません。
| 社名 | 株式会社ダ・カーポ |
|---|---|
| 設立 | 2012年7月12日 |
| 資本金 | 50,000,000円 |
| 事業内容 | 家賃債務保証事業 |
| 本社所在地 | 東京都中央区八丁堀1-9-6吉半八重洲通りビル5階 |
| URL | https://daca-po.co.jp/ |
審査は比較的ゆるく、他社の審査に落ちた経験がある方でも審査を通過できる見込みがあります。
新卒が賃貸審査時に用意するべき書類

新卒が賃貸審査時に用意するべき書類は、以下の3つです。
新卒が賃貸審査時に用意するべき書類
- 身分証明書
- 内定通知書
- 印鑑
通常、賃貸審査では収入証明書を提出しますが、新卒の場合はまだ働き始めていないことから、代わりとして内定通知書を提出する必要があります。
身分証明書と印鑑は、新卒以外の人も同様に提出する物です。
身分証明書
新卒が賃貸審査を受ける際には、身分証明書を提出する必要があります。
新卒が提示できる身分証明書としては、以下のような書類があげられます。
新卒が提示できる身分証明書
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 顔写真付きの福祉手帳
ほとんどの方は、マイナンバーカードや運転免許証を提出します。
どれを選択しても一切差はないため、所持している身分証明書の中から選択すると良いでしょう。
内定通知書
新卒が賃貸審査を受ける際には、収入証明書類の代わりとして内定通知書の提出を求められます。
家賃を支払い続けられる能力があるかどうかをチェックするためです。
入社予定の会社の内定通知書を提出しましょう。
内定通知書には、入社予定の会社名や働き始める時期、勤務先の住所などが記載されていることから、社会保険証の代わりとして勤務先の証明にもなります。
印鑑
賃貸審査を受ける際には、印鑑を使用します。
賃貸契約書に使用する印鑑は、基本的にシャチハタ以外の印鑑であれば何でも問題ありません。
自分の印鑑を持っていない時は、大きすぎない適切なサイズの認印を用意すると良いでしょう。
なお、家賃を自動引き落としに設定する場合は、銀行印を指定されるケースもあります。
不動産屋から指示があった時は、指示通りの印鑑を用意してください。
| 実印 | 市区町村に登録している判子のこと |
|---|---|
| 銀行印 | 銀行に届け出をするための判子のこと |
| 認印 | 登録していない印鑑すべて |
新卒の一人暮らし家賃の目安

新卒の1人暮らしの家賃は、手取り額の1/3以下を目安にすると良いと言われています。
| 手取り額 | 家賃の目安 |
|---|---|
| 12万円 | 4万円 |
| 15万円 | 5万円 |
| 18万円 | 6万円 |
| 20万円 | 6.6万円 |
| 22万円 | 7.3万円 |
家賃は毎月発生する費用のため、収入に見合わないほど高額な家賃のお部屋を選ぶと生活費が圧迫されます。
目安を参考に無理なく支払える金額を上限として考えると良いでしょう。
新卒の賃貸審査に必要な内定通知書を受け取るには?

新卒が賃貸審査を受ける際には、収入証明書や勤務先の証明書として内定通知書を提出します。
ここでは、審査に使用する内定通知書の受け取り方法を解説します。
既に内定を獲得しているけれど、内定通知書がないという方は、ぜひ参考にしてください。
新卒の賃貸審査に必要な内定通知書を受け取るには?
- 内定通知書は面接後1週間程度で届く
- 内定通知書が届かない場合は?
内定通知書は面接後1週間程度で届く
内定通知書は、最終面接終了後1週間~10日程度で届きます。
多くの企業では、内定者全員に対して内定通知書の発行を行っており、特に手続きを行わなくても自宅まで自動的に送られてきます。
面接が終了したら、焦らずに内定通知書が届くのを待ちましょう。
なお、企業によってはそもそも内定通知書を発行していないこともあります。
内定通知書が届かない場合は?
最終面接から10日以上経過しても内定通知書が届かない時は、自分から企業へ連絡しましょう。
手違いで別の住所に届いていたり、担当者が発送を忘れていたりする可能性も考えられます。
内定通知書の発行に関する連絡は、電話よりも相手に負担のかからないメールがおすすめです。
内定通知書の発行はいつ頃になるのか、どのような方法で通知されるのか確認する旨を記入し、採用担当者宛てに送りましょう。
新卒が賃貸契約時に初期費用を抑えるコツ

まだ社会人として働き始めていない新卒で引っ越しをする場合、貯金が少なく初期費用にあまりお金をつかえないという方が多いかと思います。
そこでここでは、初期費用を抑えるコツを紹介します。
新卒が賃貸契約時に初期費用を抑えるコツ
- 敷金・礼金不要物件を選ぶ
- フリーレント物件を選ぶ
- 家具・家電付き物件を選ぶ
敷金・礼金不要物件を選ぶ
賃貸契約時には、敷金や礼金を請求されるケースが多いですが、初期費用を抑えたい時は、敷金・礼金が不要な物件を選ぶことがおすすめです。
敷金・礼金は基本的にそれぞれ家賃1か月分相当の費用がかかるため、どちらも無料の物件を選べればそれだけで10万円前後の費用を節約できます。
フリーレント物件を選ぶ
フリーレント物件とは、住み始めてから数か月分の家賃が無料になる物件のことです。
フリーレント物件であれば、お部屋を借りてからの最初の数か月間は家賃が0円になるため、初期費用を節約できます。
フリーレント物件には一切のデメリットがないので、お部屋探しの際はぜひチェックしてみてください。
家具・家電付き物件を選ぶ
初めての一人暮らしでは、新しく家具や家電を1から揃える必要がありますが、最初から生活に必要な家具や家電が備え付けられている物件であれば、家具の購入費用を節約できます。
一通りの生活家電が揃っている物件であれば5万円~10万円ほど初期費用が節約できるため、家具や家電にこだわりがない時は家具家電付き物件も検討してみましょう。
新卒で一人暮らしをおすすめしない人

以下に該当する人は、新卒で1人暮らしをすることはおすすめできません。
新卒で1人暮らしをおすすめしない人
- 生活費のやりくりが苦手な人
- 家事に不慣れな人
- メンタルに不安がある人
生活費のやりくりが苦手な人
一人暮らしは、生活費すべてを自分で管理する必要があるので、生活費のやりくりが苦手な人にはおすすめできません。
最悪の場合お金が足りなくなる可能性も考えられるため注意が必要です。
これまで生活費を家族に出してもらっていた方は、一人暮らしを開始する前にあらかじめ収支をシミュレーションしておくと良いでしょう。
家事に不慣れな人
新卒で一人暮らしをすると慣れない仕事と並行して不慣れな家事にも取り組まなければいけなくなるため、家事が不慣れな人にはおすすめできません。
家事の経験がない方や家事が苦手な方は、一人暮らしを始める前に一通りの家事を練習しておくと良いでしょう。
メンタルに不安がある人
働き始めは環境の変化によってメンタルを崩しやすいため、メンタルに不安がある人は新卒での1人暮らしはおすすめできません。
仕事によってメンタルが不安定になったとしても、家族と生活していれば支えてもらえます。
メンタルに不安がある方は、仕事に慣れてから1人暮らしを開始することも検討してみると良いでしょう。
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【まとめ】新卒でも賃貸審査を通過させることはできる

本記事では、新卒が賃貸審査に落ちる理由について紹介しました。
新卒でも内定獲得済みなのであれば、審査を通過させられますが、不安な時はアリバイドットコムの利用がおすすめです。
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