お部屋の審査は一般的にどのくらいの期間で終わるのでしょうか?
何日も音沙汰がないと、問題があったのか不安な気持ちになってしまいますよね。
そこで本記事では、お部屋の審査はどのくらいで終わるのかについて解説していきます。
審査でチェックされるポイントについても紹介しているので、受かる自信がない方はぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 結果が出るまでの時間は約2~5日
- 2週間結果が出ない時は確認をとる
- 繁忙期は通常よりも時間がかかる
目次
賃貸保証会社の審査時にチェックされるポイント
賃貸保証会社の審査時にチェックされるポイントを紹介します。
チェックされるポイントは審査を担当する会社によって異なりますが、主に下記の5つの項目が確認されます。
審査でチェックされるポイント
- 年収
- 職業や勤続年数
- 信用情報
- 滞納歴
- 人柄
年収
年収は家賃を支払っていけるか判断するための基準として、最もチェックされることが多い要素です。
一般的に家賃の目安は月収の3分の1以下と言われており、審査では家賃が基準内に収まっているか確認されます。
高収入な方でも、収入に見合わないお部屋を選ぶと落とされる可能性があるので注意しましょう。
職業や勤続年数
お部屋を借りる際は、高い確率で職業と勤続年数が確認されます。
職業と勤続年数は、その人が信頼できる人物かを判断する1つの基準になるからです。
無職や水商売のように社会的信用が低いと言われている職業に就いている方は、職業でフィルターをかけられた際に落とされる可能性が高まります。
信用情報
信販系と呼ばれる保証会社で審査を受ける時は、審査時に個人信用情報がチェックされます。
個人信用情報とは、クレジットカードやローン契約の申し込みに関する客観的な取引事実が記録されている情報のことです。
信用情報に傷がある方は、信用情報のチェックが実施される信販系での審査通過は困難です。
滞納歴
審査では、これまでの家賃の滞納歴がチェックされます。
家賃を滞納した経験がある方は、滞納した保証会社は利用しないといった対策をとりましょう。
保証会社の種類ごとの家賃滞納歴がチェックされる範囲は、以下の通りです。
信販系 | 自社での滞納と信用情報がチェックされる |
---|---|
協会系 | 自社での滞納と同じ協会に所属する会社での滞納がチェックされる |
独立系 | 自社での滞納歴のみチェックされる |
信販系や協会系の保証会社では、自社での滞納歴以外もチェックされる点に注意が必要です。
人柄
審査では、不動産屋に来店した際のスタッフへの態度や言葉遣い、身なり、清潔感などが見られ、人柄に問題があると判断されると、家賃に対して十分な収入があっても審査に落とされます。
不動産会社へ相談に行く際は、スタッフに対して暴言を吐いたり、不清潔な身なりで相談に行ったり、無断で来店予約をキャンセルすることは絶対にやめましょう。
賃貸保証会社の審査にかかる日数は?
賃貸保証会社の審査にかかる日数は、約2~5日です。
保証会社や審査申し込み時期次第では審査にかかる日数には差がありますが、基本的には2~5日で返ってくるケースがほとんどで、1週間以上かかるケースは稀です。
審査にかかる時間の目安を紹介します。
審査にかかる日数の目安
- 約1~2日
- 約2~4日
- 約2~5日
約1~2日程
お部屋を借りる方が学生または正社員として働いている場合は、申し込みから約1~2日で返ってくる傾向があります。
学生や正社員だとすぐに審査の結果が出る理由は、在籍確認が簡単に行えるため、審査の申込者が職業や勤め先を偽っていないか簡単に確認できるからです。
提出書類の記入ミスや提出忘れなどが無ければ、比較的すぐに結果が返ってくるので、急いでいる方はミスに注意しましょう。
約2~4日程
お部屋を借りる方が自営業やフリーランスとして働いている場合は、申し込みから約2~4日で返ってくる傾向があります。
自営業やフリーランスの人は、正社員とは違い在籍確認が行えないため、正社員の方よりは審査に時間がかかります。
職業を自営業やフリーランスとして審査を受ける際は、正社員として働いている方とは異なる書類を提出する必要があるので、間違えないよう注意しましょう。
約2~5日程
お部屋を借りる方が無職や求職活動中の場合は、申し込みから約2~5日ほどで結果が返ってきます。
無職の方は、働いている人や学生の人とは異なる基準で審査を行う必要があり、審査に時間がかかります。
無職の方はほかの職業の方と比べて審査に時間がかかるため、どうしてもすぐに住む場所が必要な時は自治体に相談することもおすすめです。
賃貸保証会社の審査結果連絡が遅れる理由
先ほど目安は何日位と記載しましたが、人によっては目安から大きく遅れるケースもあります。
審査結果が返ってくるまでに通常よりも時間がかかってしまう場合の遅れる理由を紹介します。
結果が遅れている際に考えられる理由
- 提出書類に不備があった
- 審査に必要な連絡が滞っている
- 不動産屋が繁忙期・長期休暇
①提出書類に記入漏れなどの不備があった
審査の際には、さまざまな書類を自分で書いて提出したり、必要になる証明書を自分で集めて提出したりする必要がありますが、必要な書類が足りていなかったり記入漏れ・記入ミスが1つでもあったりすると結果の通知が遅れる原因になるので注意しましょう。
できる限りすぐに結果が欲しい時は、提出前に今一度チェックし、ミスをなくしてください。
引越が初めてで間違わないか不安という方は、不動産屋のスタッフに間違えがないか確認してもらうのもおすすめです。
②審査に必要な連絡が滞っている
結果が遅れる理由2つ目は、「審査に必要な連絡が滞っている」です。
不動産屋と大家さん同士の連絡や、不動産屋から緊急連絡先・連帯保証人への連絡がなかなかつかない時にも結果が出るまでの時間が遅くなってしまいます。
大家さんとの連絡はこちらではどうすることもできませんが、緊急連絡先・連帯保証人への連絡はこちらで対策できるため、急いでいる際は事前に近々審査で連絡が来る旨を家族や連絡先を借りている相手に伝えておきましょう。
緊急連絡先・連帯保証人と全然連絡がつかない場合は、ほかの連絡先に変えるよう注意を受ける可能性もあるので注意してください。
③不動産屋が繁忙期や長期休暇に入っている
結果が遅れる理由3つ目は、「不動産屋が繁忙期や長期休暇に入っている」です。
繁忙期や長期休暇の時期は通常よりも結果が出るまでに時間がかかります。
これは時期的な問題でありどうしようもないため、引っ越しをスムーズに進めたい場合は繫忙期や長期休暇を避けることがおすすめです。
結果が遅れやすい期間は、下記の通りです。
結果返ってくるまでに時間がかかる時期
- 年末年始
- お盆休み
- 1月~4月の引っ越しシーズン
引っ越しシーズンは引っ越しを考える方が1年で最も増えお部屋が取り合いになるため、引っ越しが難航します。特別急ぎではない方は、引っ越しシーズンを避けて引っ越しましょう。
賃貸保証会社の審査に日数がかかりすぎている時の対処法
保証会社の審査に日数がかかりすぎているときの対処方法を紹介します。
待ち時間の目安である、2日~5日を大幅にすぎても連絡がこない時は、下記の対処法を試してみてください。
審査に日数がかかりすぎている時の対処方法
- 不動産屋に状況を確認する
- 次の候補を探しておく
状況を確認したら、落ちる可能性も考慮して次の候補を探しておくことがおすすめです。
落ちてから次を探しても全く問題ありませんが、結果を待って次の行動をとっていると引っ越しが完了するまでに時間がかかってしまいます。
審査状況を確認する
申し込み日から1週間待っても結果が返ってこない時は、申し込み時に利用した不動産会社の担当者に問い合わせてみてください。
メールで結果を送信していたり留守番電話で結果を伝えられていたりした場合には、連絡の行き違いが発生しているかもしれません。
結果を急かすことはできませんが、少しでも状況を把握していれば教えてもらえます。
借りたい賃貸候補を探す
状況を確認したら、万が一落ちていた場合に備えて落ちていた時申し込む物件の候補を決めることがおすすめです。
事前に次の候補を決めておくことで、落ちていた時にすぐ次の物件に申し込めます。
次に申し込む候補を決める際は、審査にゆるくて通過しやすい独立系保証会社が利用できる物件を中心に探してみてください。
また、親族を頼れる方は、親族に連帯保証人を頼んでおいた方が次の審査で通過しやすくなります。
賃貸保証会社の審査日数を短縮するには?
賃貸保証会社の審査日数は、コツを把握しておくことで短縮できます。
審査にかかる日数を短縮するコツは、以下の通りです。
審査にかかる時間を短縮する方法
- 審査で必要な情報を事前に集めておく
- 審査前に細かな依頼をしない
審査に必要な情報を漏れなく集めておく
審査では必要な情報や必要な書類が決まっており、1つでも不備やミスがあると、ミスの修正のやり取りが発生し、審査に余計な時間が発生します。
審査の結果をなるべく早めに出してもらいたい時は、提出前に自分で不備やミスをよく確認し、完璧な状態で提出することが大切です。
自分で確認した後、不動産屋のスタッフに最終確認を頼んでから提出すると良いでしょう。
審査前に細かな依頼をしない
審査を行う直前に家賃の値引き交渉といった依頼を行うと、結果が出るまでにかかる時間が長引きます。
すぐにでも引っ越したい時は、できる限り値引き交渉といった依頼はしないことがおすすめです。
家賃の値引きを交渉する行為は一般的ではなく、大家さんによっては相談を持ちかけたことで落とされる場合もあります。
賃貸保証会社の審査日数についてよくある質問
最後に賃貸保証会社の審査日数についてよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介する質問は、下記の2つです。
賃貸保証会社の審査日数に関するQ&A
- 2週間以上かかっている時はどうする?
- 入居審査の日数に土日は含まれますか?
入居審査に2週間以上かかっている場合はどうする?
審査は基本的に2日~1週間ほどで結果が返ってきます。
もしも審査を受けてから結果が返ってこず、既に2週間以上の時間が経過している場合は、何かしらの手違いが起こっていると考えられます。
すぐ不動産屋に状況を問い合わせてみましょう。
なお、問い合わせをする際は、決して急かしてはいけません。
引っ越しシーズンなどのタイミングによっては、やむを得ない理由で通常の倍近い待ち時間が発生するケースもあります。
問い合わせる際は、必ず確認目的で問い合わせてください。
入居審査の日数に土日は含まれますか?
基本的には土日も含まれます。
土日が近いから、土日だからといって審査を受けるのも待つ必要は一切ありません。
土日も審査は行われているため、基本的にはタイミングを見計らう必要はありませんが、一部の期間だけ例外として審査もお休みになる期間があります。
それは、年末年始とお盆休みシーズンです。
やはり年末年始とお盆休みシーズンは、どこの会社も休まれるところが多いように審査も止まってしまうケースが大半となっています。
【まとめ】賃貸保証会社の審査に日数がかかる場合は有利な状況が必要かも
本記事では、お部屋を借りる際の審査にかかる日数について紹介しました。
賃貸の入居審査は、基本的に2日~5日ほどで結果が出ます。
審査に時間がかかっている時は、落ちている可能性が考えられます。
次の審査では確実に通過するためにも、結果を待っている間に連帯保証人を立てたり代理契約を選択したり対策することも検討してみましょう。
より審査の通過を確実なものにしたい時は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社を利用すれば審査の通過確率を大幅に上げられます。