日本賃貸保証の審査は落ちやすいのでしょうか?
審査に通過できないとお部屋を借りることができませんし、審査難易度が気になりますよね。
そこで本記事では、日本賃貸保証の審査は落ちやすいのかについて詳しく紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
- 日本賃貸保証は審査が緩い!
- 無職や生活保護受給者、フリーランス、個人事業主でも審査に通過できる
- 審査時には、本人確認書類・申込書・収入状況を証明する書類が必要
目次
【結論】日本賃貸保証の審査は保証会社の中でも非常に落ちにくい
結論から書くと、日本賃貸保証の審査は、他社と比べて非常に落ちにくくなっています。
なぜかというと、多様性が認められつつある現代で、誰も取り残さないフェアな社会の実現を会社の目標として掲げているからです。
そのため、他社では審査すら受けられないような社会的信用が低い職業に就いている方であっても審査を受けることができ、状況次第では審査に通過することも可能です。
無職や生活保護受給者、外国籍であっても連帯保証人を付けることなく審査通過が期待できるため、親族を頼れない状態でお部屋を探しているという方の利用に最適です。
日本賃貸保証は審査が厳しい人達でも通過の期待ができる
日本賃貸保証では、下記のような他社では審査が厳しい人達でも審査の通過を期待することができます。
審査の通過が期待できる方
- 一時的に無職・求職中で貯金がある方
- 生活保護受給中で家族に連帯保証人を頼めない方
- 年金暮らし中で家族に連帯保証人を頼めない方
- 非正規雇用で働いている方
- フリーランス・個人事業主の方
- シングルマザー・シングルファーザー
- 過去に借金を抱えていたことがある方
- 学生
家賃保証会社はお部屋を借りる側が自分で指定できるものではありません。
しかし多くの物件では、物件概要の保証会社欄に利用できる保証会社名が記載されています。
スムーズにお部屋を借りたいと考えている方は、保証会社欄をチェックして日本賃貸保証が利用できる物件を探してみましょう。
日本賃貸保証の入居審査に落ちてしまう人の特徴4つ
日本賃貸保証は他社に比べて圧倒的に審査が優しいとはいえ、申込者全員が受かるわけではありません。
そこでここでは、審査に落ちてしまう可能性が高い人の特徴を詳しく紹介していきます。
日本賃貸保証の入居審査に落ちてしまう人の特徴4つ
- 日本賃貸保証の物件でトラブルを起こしたことがある
- 氏名をネット検索すると悪評がでる
- 収入に対して家賃が高すぎる
- 水商売で生計を立てている
①日本賃貸保証の物件でトラブルを起こしたことがある
審査に落ちてしまう人の特徴1つ目は、「日本賃貸保証の物件でトラブルを起こしたことがある」です。
日本賃貸保証に限らず、各保証会社が管理をしている物件で過去5年以内にトラブルを起こしている場合には、そのトラブルを起こしてしまった物件を管理していた保証会社は、利用できないと考えた方が良いです。
保証会社はボランティア団体ではなく商売で家賃保証サービスを提供しています。
そのため過去に家賃の滞納などのトラブルを頻繁に起こしている方は、サービスの利用を一度やめていたとしてもブラックリストに入れて記録しています。
少なくともトラブルを起こしてから5年は記録が残されているケースが多いため、最近まで利用し家賃を何度も滞納していた方は、日本賃貸保証以外の会社を利用するようにしましょう。
②氏名をネット検索すると悪評がでる
審査に落ちてしまう人の特徴2つ目は、「氏名をネットで検索すると悪評がでる」です。
もしも過去に大変な事件や事故を起こしており、氏名をネットで検索すると悪評が出てしまうという場合には、高確率で審査に落とされると思って良いでしょう。
なぜかというと、過去に大きな犯罪を起こしている方にお部屋を貸すことは、保証会社としてもリスクが大きいからです。
犯罪を犯していたとしても改名することは簡単ではないため、どうしてもお部屋を借りる必要がある場合には、親族や恋人に契約者になってもらい、代理契約という形でお部屋を借りることがおすすめです。
事前に不動産会社に相談をして同意を得ていれば代理契約をしても契約違反にはなりません。
③収入に対して家賃が高すぎる
審査に落ちてしまう人の特徴3つ目は、「収入に対して家賃が高すぎる」です。
収入に対して家賃が高すぎる場合にも、審査は落とされることが多いです。
何故なら、収入に見合わない高額な家賃のお部屋を選択している方を審査に通してしまうと、家賃を滞納されるリスクが高まると考えられるからです。
日本賃貸保証は、他社に比べて審査が緩い傾向があるため、一般的に目安とされている月収の3分の1のラインを超えていても審査に通過できる可能性は十分あると思います。
しかし、月収が20万円なのに家賃15万円の物件を選ぶというような、明らかに生活が成り立たなくなるお部屋を選択すると審査に落ちるので注意しましょう。
副業などでも収入を得ている場合には、しっかりと審査を受ける際に副業の収入がどのくらいあるのか書類で証明するようにしてください。
④水商売で生計を立てている
審査に落ちてしまう人の特徴4つ目は、「水商売で生計を立てている」です。
水商売で生計を立てている方も審査に落ちる可能性が高いと言われています。
なぜかというと、水商売で生計を立てている方は一般的な会社勤めの方とは違い月々の収入が安定しておらず、家賃を滞納する可能性が高いからです。
また、生活リズムが大多数の方とは違うことで、深夜~早朝にかけての騒音トラブルに発展しやすいという面でも水商売の方は嫌がられる傾向があります。
もしも水商売以外にも仕事をしている場合には、そちらをメインの勤め先として審査を受けることがおすすめです。
水商売以外の仕事をしていない場合は、水商売の方に特化した不動産会社・保証会社の利用も検討してみましょう。
日本賃貸保証の入居審査基準4つ
日本賃貸保証の入居審査基準を紹介します。
審査の際は、主に下記の4点がチェックされます。
日本賃貸保証の4つの入居審査基準
- 収入と家賃の金額は妥当か
- 日本賃貸保証で家賃を滞納したことがないか
- 安定した仕事に就いており、収入があるか
- 貯金残高に問題がないか
下記からは、それぞれの審査基準について詳しく紹介していきます。
①収入と家賃の金額は妥当か
審査の基準1つ目は、「収入と家賃の金額は妥当か」です。
審査の際には、収入に対して家賃が見合っているかどうかが必ず審査されます。
月々の収入に対する家賃の目安は下記のとおりです。
収入に対する家賃の目安
- 家賃4万円の場合 月収12万円
- 家賃5万円の場合 月収15万円
- 家賃6万円の場合 月収18万円
- 家賃7万円の場合 月収21万円
- 家賃8万円の場合 月収24万円
- 家賃9万円の場合 月収27万円
- 家賃10万円の場合 月収30万円
年収で考えても問題ありませんが、年収で考える際はボーナスを抜いた金額で計算することがおすすめです。
ボーナスは固定給とは違い必ず毎年必ずもらえると確定しているものではないため、ボーナス込みで高めの家賃のお部屋を借りると生活が苦しくなる恐れがあります。
②日本賃貸保証で家賃を滞納したことがないか
審査の基準2つ目は、「日本賃貸保証で家賃を滞納したことがないか」です。
これまでにも日本賃貸保証を利用しており、その際に家賃を滞納している場合は審査に落とされる可能性がかなり高いと考えられます。
過去に日本賃貸保証を利用した経験がある方は、その際に家賃を滞納していないか確認しておきましょう。
もしも滞納経験がある場合には、他の保証会社で審査を受けられるお部屋に変更することがおすすめです。
日本賃貸保証は審査が緩いと有名ですが、日本賃貸保証以外にも審査が緩めな保証会社は意外とたくさんあります。
③安定した仕事に就いており収入があるか
審査の基準3つ目は、「安定した仕事に就いており収入があるか」です。
安定した仕事に就いており、収入があるかどうかも必ずチェックされます。
日本賃貸保証は他社の賃貸保証サービスとは違い審査が緩い傾向があるため、安定して仕事に就いているかはチェックされますが、かならず安定した仕事に就いていなければ審査に受からないということはありません。
そのため、フリーランスやフリーターや、個人事業主、非正規雇用労働者などのような働き方をしている方であっても、家賃に見合った収入があれば審査に通過できる可能性が高いです。
④貯金残高に問題がないか
審査の基準4つ目は、「貯金残高に問題がないか」です。
安定した収入がない場合や、仕事に就いていない場合には仕事や収入状況の代わりに貯金残高がチェックされます。
貯金残高だけで審査を受ける際は、下記を目安として考えてください。
貯金残高の目安
- 家賃3万円の場合 貯金72万円
- 家賃4万円の場合 貯金96万円
- 家賃5万円の場合 貯金120万円
- 家賃6万円の場合 貯金144万円
- 家賃7万円の場合 貯金168万円
貯金残高で審査を受ける場合、おおよそ2年分の家賃があれば審査を通過できると言われています。
日本賃貸保証の審査日数は2~3日が多い
日本賃貸保証に審査を依頼した際に、結果が返ってくるまでの日数は、約2~3日以内のことが多いです。
他の保証会社では、審査の結果が出るまでに1週間前後の時間がかかるケースが多いため、他社と比べると日本賃貸保証の審査は圧倒的に早いと言えます。
2~4月の引っ越しシーズンでは、申込者が通常に比べて倍増するため、3日以上かかってしまうケースも珍しくありません。
審査に時間がかかるとストレスを感じる方は、2~4月の期間を避けて引っ越しを検討してみましょう。
なお、稀に申し込みが正常に受け付けられていないケースもあるため、繁忙期以外で3日以内に審査結果が出なかった場合には一度状況を問い合わせてみることがおすすめです。
状況を問い合わせたからといって、審査に落とされることはありません。
日本賃貸保証の本人確認電話には必ず対応する
日本賃貸保証に申込書を提出すると、数日以内に本人確認の電話がかかってきます。
本人確認の電話は、本人情報に間違いがないかや電話番号にミスがないかを確認する意図があり、受け答えの内容で審査結果が変わることはほとんどありません。
電話が苦手な方からすると本人確認の電話なんて迷惑だと感じるかもしれませんが、電話が来た際に出ずに無視を続けていると審査が進まなくなってしまうので注意が必要です。
本人確認は1度対応すれば終わり、何度もかかってくるものではないため、電話が苦手でもかかってきた際は必ず対応するようにしましょう。
なお、かかってきたタイミングで出ることができなかった場合にも、営業時間内に折り返しの電話をすれば問題ありません。
日本賃貸保証の審査に通過するためのポイント4つ
最後に日本賃貸保証の審査に通過するためのポイントを4つ紹介します。
日本賃貸保証の審査に通過するためには、下記の4点を意識しましょう。
日本賃貸保証の審査に通過するためのポイント4つ
- 家賃を低く設定して物件を探す
- 提出書類の記入漏れは絶対にNG
- 虚偽の情報で申告や記載をしない
- 必要書類を期日までに確実に揃える
①家賃を低く設定して物件を探す
審査に通過するためのポイント1つ目は、「家賃を低く設定して物件を探す」です。
日本賃貸保証に限らず賃貸の審査では、家賃が高い物件よりも家賃が低い物件の方が審査時に求められる条件が低く、審査に通過しやすい傾向があります。
そのため、もしも自分の職業や収入面に不安を抱えているなら、できる限り家賃を低く設定して物件を探すことがおすすめです。
家賃が低い物件を選ぶことは生活費の節約にも繋がるため、不安を感じている方は検討してみてください。
なお、お部屋に求める条件を我慢をしすぎて住むのがつらくなるようなお部屋を選んでしまうと、結果的に早めに引っ越すことになりお金が無駄になるので注意しましょう。
②提出書類の記入漏れは絶対にNG
審査に通過するためのポイント2つ目は、「提出書類の記入漏れは絶対にNG」です。
審査の際に提出する申込書作成時には、必ず記入漏れ、記入ミスがないか2回以上チェックを行いましょう。
記入漏れや記入ミスがあったとしても1か所程度であれば、問題なく審査をしてもらうことができますが、何か所もミスをしている場合には適当な人だと思われ審査に落とされてしまう可能性があります。
審査に落ちなかったとしても記入漏れ、記入ミスは審査に時間がかかる原因となるため、極力完璧な状態で書類を提出することがおすすめです。
なお、申込書は基本的に不動産会社で記入するケースします。
何を記入すれば良いかわからない場合は、不動産会社のスタッフに聞いてください。
③虚偽の情報で申告や記載をしない
審査に通過するためのポイント3つ目は、「虚偽の情報で申告や記載をしない」です。
稀に自分の職業や収入状況では審査に通過できないことを懸念して申込書に虚偽の情報を記載される方が見受けられます。
日本賃貸保証に限らず、家賃保証会社は賃貸審査のプロが申請のチェックを行っているため、素人がその場で考えた適当な嘘の申告はすぐにバレてしまいます。
嘘さえつかなければ審査に通過できたのに対して、嘘を付いてしまったせいで逆に審査に落とされてしまったというケースもあるため、賃貸の各審査では絶対に嘘の情報は記載しないようにしましょう。
④必要書類を期日までに確実に揃える
審査に通過するためのポイント4つ目は、「必要書類を期日までに確実に揃える」です。
必要な書類を提出し忘れたとしても、提出忘れを理由に審査に落とされてしまうことはないかと思います。
しかし必要な書類が揃っていない状態では、審査を進めることができません。
そのため、期日までに必要書類を揃えることができなければ、結果的にお部屋が借りられるかの結果が出るまでに時間がかかってしまいます。
工程に手戻りを発生させる行為は審査を行ってくれる相手にも迷惑がかかるため、できる限り必要書類は期日までに揃えるようにしましょう。
審査に必要な書類は、下記の通りです。
審査を受ける際に必要な書類
- 賃貸保証委託申込書(不動産会社で記入)
- 本人確認書類
- 収入状況を証明する書類(申込内容によっては必要なし)
【まとめ】日本賃貸保証の審査は落ちる?
本記事では、日本賃貸保証の審査は落ちるのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?
日本賃貸保証は、他の保証会社と比べて審査が緩い傾向があります。
そのため、個人事業主やフリーター、無職、生活保護受給者などのように社会的信用が低い職業に就いている方であっても審査に通過できる見込みがあります。
保証会社の審査が通らずお困りの方は、日本賃貸保証が利用できるお部屋を探してみましょう。
本記事が日本賃貸保証の審査を受けるか迷っている方のお役に立てれば幸いです。