日本賃貸保証の審査は厳しいのでしょうか?
自分が受かる可能性があるのか、気になりますよね。
本記事では日本賃貸保証の審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
審査に通過するコツや落ちた際の対処法も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
- 日本賃貸保証は独立系で審査がゆるい!
- 収入に対して家賃が見合っていなかったり収入の不安定な職業に就いていると落ちる確率が上がる
- 審査では収入状況だけでなく雇用形態や勤続年数もチェックされる
目次
【結論】日本賃貸保証の審査はゆるく落ちにくい
結論から書くと、日本賃貸保証は他社に比べて審査が緩く落ちにくいと言われています。
なぜなら日本賃貸保証は独立系の会社で、独自の審査基準で審査を行っているからです。
申し込んだ方全員が受かるわけではありませんが、他社では落とされやすい無職の方や水商売の方、フリーター、フリーランスの方などでも通過できる可能性が十分にあります。
他社で落とされてしまって受かる自信がないという方も、迷っているのであれば受けてみることがおすすめです。
日本賃貸保証の審査に落ちる理由
日本賃貸保証の審査に落ちる理由を紹介します。
落とされる理由は人それぞれですが、下記のような理由で落とされる方が多い傾向があります。
日本賃貸保証の審査に落ちる理由
- 過去に日本賃貸保証で家賃を滞納している
- 名前をネットで調べると過去の犯罪歴が出てくる
- 家賃が月収の1/3を超えている
- 引越理由が不自然
- 社会的信用が低い職業に就いている
過去に日本賃貸保証で家賃を滞納している
審査に落とされる理由1つ目は、「過去に日本賃貸保証で家賃を滞納している」です。
ここ数年以内に日本賃貸保証で家賃を滞納している方は、おおよそ過去の滞納が原因で審査に落とされたと考えられます。
日本賃貸保証に限らず、基本的にはほとんどの保証会社が家賃滞納者のデータを保存しているため、過去に家賃を滞納している場合には審査に通過することができません。
10年以上前の滞納であれば記録が残っていない可能性もありますが、数年以内に滞納しているのであれば注意しましょう。
名前をネットで調べると過去の犯罪歴が出てくる
審査に落とされる理由2つ目は、「名前をネットで調べると過去の犯罪歴が出てくる」です。
名前を調べた際に、ネットで過去の犯罪のニュースなどが出てくる方も注意が必要です。
なぜなら審査の際にはネットで調べればわかる程度の情報は調べられてしまうからです。
ネットニュースになっていないようなレベルであれば問題ありませんが、ネットニュースになるほどのトラブルを起こしているのであれば日本賃貸保証に限らず受からない可能性が高いです。
家賃が月収の1/3を超えている
審査に落とされる理由3つ目は、「家賃が月収の1/3を超えている」です。
審査に落とされてしまう理由としてかなり多いのが、家賃が月収の1/3を超えていたパターンです。
審査の際には家賃を問題なく支払っていけるかどうかの目安として家賃3倍以上月収を稼げているかがチェックされます。
厳密に超えていたら落とされるという訳ではありませんが、お部屋を選ぶ時は月収の1/3以下を目安にすることがおすすめです。
引越理由が不自然
審査に落とされる理由4つ目は、「引越理由が不自然」です。
引越理由を聞かれた際にはっきりと答えられない方も審査に落とされやすい傾向があります。
何故かというと、引越理由が言えない方は家賃の滞納やトラブルを起こしたことが原因で強制退去させられている可能性があるからです。
引っ越しの際には基本的に引越理由を聞かれるため、不動産屋さんに相談に行く前に引っ越し理由を考えておくようにしましょう。
強制退去の場合には、正直に打ち明けないことがおすすめです。
社会的信用が低い職業に就いている
審査に落とされる理由5つ目は、「社会的信用が低い職業に就いている」です。
一般的に社会的信用が低いと言われている、フリーターやフリーランス、水商売などの仕事に就いている方も審査に落とされやすい傾向があります。
なぜなら社会的信用が低い職業に就いている方は、収入が不安定で家賃を支払い続けられない可能性が高いからです。
職業が原因で落とされてしまった場合には、親族やパートナーに代理契約を頼むことも検討してみましょう。
日本賃貸保証の審査時にチェックされる項目
審査の際にチェックされる項目を紹介します。
審査では、主に下記のようなポイントがチェックされます。
日本賃貸保証の審査時にチェックされる項目
- 問題なく家賃を支払える収入があるか
- 雇用形態と勤続年数
- 貯金の有無
特に最も重要視されるのが家賃を支払える収入があるかという点で、収入に不安があると判断されると落とされてしまうので注意です。
問題なく家賃を支払える収入があるか
審査の際は、どんな方であっても問題なく家賃を支払える収入があるかを必ず確認されます。
なぜならお部屋を貸した後で家賃を支払ってもらうことができなければ、お部屋を貸す意味がないからです。
現状の年収などは詳しくチェックされるため、できることなら事前に自分のおおよその年収と収入を証明できる書類を用意しておくことがおすすめです。
一般的には家賃は収入の1/3以下に収めるのが理想とされており、そのラインを超えてしまうと審査の難易度が上がるので注意してください。
雇用形態と勤続年数
審査時にチェックされる項目2つ目は、「雇用形態と勤続年数」です。
申し込み時には家賃を滞納せず支払い続けられる人物かを判断するために、雇用形態と勤続年数が確認されます。
正社員として働いていれば何ら問題ありませんが、派遣社員や業務委託の個人事業主として働いている場合には落とされる確率が高まります。
また、勤続年数は長い方が良いとされており、転職してすぐや開業1年目の場合には審査に落とされやすくなります。
貯金の有無
収入が少ない場合や無職状態で申し込みを行う場合には、家賃が支払っていけるかどうかを判断するために貯金の有無なども確認されます。
無職の方などは定期収入がないことから貯金が無ければ審査に落ちてしまうので注意しましょう。
貯金の有無は、預貯金通帳のコピーを提出することで審査されるため、申し込みを行う前にタンス預金などは銀行に預けておくことがおすすめです。
なお、仕事に就いていれば預貯金の有無は確認されないことがほとんどです。
【落ちない】日本賃貸保証の審査に通過する方法
絶対に落ちたくない場合は、下記のような対策を取ることがおすすめです。
日本賃貸保証の審査に落ちる方は多くはありませんが、適当に審査を受けると落とされてしまうので注意してください。
日本賃貸保証の審査に通過する方法
- できるだけ家賃の安い物件を選ぶ
- 申込書に嘘を書かない
- 必要書類は忘れずに提出する
- 本人確認電話にしっかりと対応する
できるだけ家賃の安い物件を選ぶ
審査に通過する方法1つ目は、「できるだけ家賃の安い物件を選ぶ」です。
審査の難易度は家賃の金額と比例するため、スムーズに受かりたい場合や他社で落とされた経験があり、不安な場合はできるだけ家賃の安い物件を選ぶことがおすすめです。
家賃の安い物件を選んだ方が家賃が高い物件を選ぶよりも圧倒的に審査に通過しやすいです。
なお、引っ越しにはお金がかかり簡単には引っ越せないため、家賃だけを見て決めてしまうことはおすすめできません。
申込書に嘘を書かない
審査に通過する方法2つ目は、「申込書に嘘を書かない」です。
申し込み書に嘘を書いて、嘘を書いたことがバレてしまうと即時審査に落とされます。
そのため、仮に絶対に住みたいと感じる物件だったとしても、嘘を記入しては行けません。
審査を行うのはこれまで何度もたくさんの方の審査を行ってきたプロのため、素人が適当に考えた嘘はすぐに見破られます。
大事にされることはほとんどありませんが、嘘を記入してしまうと詐欺として警察に突き出されてもおかしくないため注意しましょう。
必要書類は忘れずに提出する
審査に通過する方法3つ目は、「必要書類は忘れずに提出する」です。
審査の際に提出を求められた書類をきちんと提出しないと、適当な人だと思われて審査に落とされてしまいます。
必要書類を提出しない行為は審査を行う保証会社だけでなく不動産屋さんにも迷惑がかかるため、必ず提出を求められた書類は期日までに提出するようにしましょう。
不安な場合はあらかじめ必要な書類を手元に用意しておくと安心です。
本人確認電話にしっかりと対応する
審査に通過する方法4つ目は、「本人確認電話にしっかりと対応する」です。
審査を受けると本人確認の電話がかかってきます。
本人確認の電話は審査ではないため、受け答えで結果が変わることはほとんどありませんが、電話を無視してしまうと審査が進まなくなるので必ずしっかりと対応するようにしましょう。
何度も連絡を無視したり、申込内容とは違う内容を答えてしまうと落とされてしまう原因になりかねないため注意してください。
日本賃貸保証の審査に落ちた場合の対処方法
日本賃貸保証の審査は他社と比べて厳しいものではありませんが、人によっては落とされてしまうこともあるかと思います。
そこでここでは、落ちた場合の対処法を紹介します。
日本賃貸保証の審査に落ちた場合の対処方法
- 安定収入のある親族に代理契約を依頼する
- 保証会社を変えて再度審査に申し込む
- 保証会社が不要な物件を探す
安定収入のある親族に代理契約を依頼する
落ちた場合の対処法1つ目は、「安定収入のある親族に代理契約を依頼する」です。
もしも親族に安定収入のある方がいるのであれば、自分で再審査を受けるのではなく親族に代理契約を頼むことがおすすめです。
なぜなら一度審査に落とされている方は、他のお部屋で審査を受け直したとしても再度落とされてしまう可能性が高いからです。
代理契約は事前に申し出ていれば契約違反にはならないため、頼れる親族がいる場合には代理契約も検討してみましょう。
保証会社を変えて再度審査に申し込む
落ちた場合の対処法2つ目は、「保証会社を変えて再度審査に申し込む」です。
ほとんどの賃貸物件では複数の保証会社が用意されているため、仮に日本賃貸保証で落とされてしまっても保証会社を変更すれば審査を受け直すことができます。
保証会社の変更にお金などはかからないため、落とされてしまった場合は変更できないか確認してみましょう。
審査項目などは会社ごとに違っているため、既に一度落とされてしまっていたとしても受かる可能性は十分にあります。
保証会社が不要な物件を探す
落ちた場合の対処法3つ目は、「保証会社が不要な物件を探す」です。
日本賃貸保証以外の保証会社でも落とされている場合には、保証会社が不要な物件を探してみることがおすすめです。
保証会社が不要な物件は昔と比べてかなり減ってきていますが、それでもまだ全体の10%くらいは残っています。
保証会社が不要な物件であれば連帯保証人を立てるだけでお部屋を借りられるため、何度も落とされている方は検討してみてください。
日本賃貸保証の審査は2~3日で結果が出る
審査の結果は基本的に2~3日ほどで返ってくることが多いです。
審査結果が返ってくるまでにかかる日数は、他に審査を受けている方がいるかなどで変わってきます。
そのため、結果が返ってくるまでの時間で結果を予想することはできません。
2月から4月と9月から10月の引っ越しシーズンは、通常時よりも結果が返ってくるまでに時間がかかるため注意が必要です。
結果を急いでもらうことはできないため、引っ越しを急いでいる場合は早めに申し込みましょう。
日本賃貸保証の審査結果が出るまでの流れ
審査に申し込んでから結果が返ってくるまでの流れを紹介します。
大まかな流れは、下記の通りです。
日本賃貸保証の審査に必要な書類
日本賃貸保証の審査を受ける際に必要になる書類は、下記の通りです。
審査に必要な書類
- 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・健康保険証・在留カードなど)
- 収入証明書(給与明細書・確定申告書の控え・源泉徴収票など)
本人確認書類は誰でも絶対に必要ですが、その他の書類は人によっては必要なケースと必要ないケースがあります。
提出を求められる書類は人によって若干の違いがあるため、必ず事前に確認をとるようにしましょう。
日本賃貸保証のプランごとの保証料
日本賃貸保証の利用料金は契約するプランごとに違います。
プランごとの保証料は、下記の通りです。
プランごとの保証料
- トリオとトリオA 初回保証料家賃30% 更新時家賃30%
- トリオB 初回保証料家賃40% 更新時家賃30%
- トリオZ 初回保証料家賃50% 更新時家賃30%
- トリオTrustアイプラス 初回保証料家賃50% 更新時家賃1.5%
プランはお部屋に住む方ではなく大家さんが決めるもののため、お部屋を借りる際にプランを変更することはできません。
日本賃貸保証の審査についてよくある質問
最後に日本賃貸保証の審査についてよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、下記の4つの質問です。
日本賃貸保証の審査についてよくある質問
- 日本賃貸保証で家賃を滞納すると追い出されますか?
- 日本賃貸保証は生活保護でも審査に通過できますか?
- 緊急連絡先を頼める相手がいない場合はどうしたら良いですか?
- 日本賃貸保証の保証料を安くする方法はありますか?
日本賃貸保証で家賃を滞納すると追い出されますか?
数日や一か月程度の滞納であれば、追い出されることはありません。
しかし数か月以上滞納を続けてしまうと、追い出されることになります。
なぜなら賃貸経営はボランティアではないからです。
追い出される際には、事前にこのままだと出て行ってもらうことになるという連絡が必ず来るため、ある日突然家が無くなることはありません。
追い出されたくない場合は家賃を滞納してしまわないようにしましょう。
なお、滞納を続けると追い出されてしまうのは、他の保証会社でも変わりません。
日本賃貸保証は生活保護でも審査に通過できますか?
日本賃貸保証は他社と比べて審査が緩く、他社では申込すら断られてしまうことが多い外国人の方からの利用も受け付けているため、生活保護の方であっても審査に通過できる可能性が高いです。
通過できるかは生活保護受給理由やこれまでの滞納履歴などが関係してきますが申し込みを断られる可能性は低いため、利用を迷っているのであれば申し込んでみることがおすすめです。
なお絶対に受かる保証はないので落ちる可能性もあります。
緊急連絡先を頼める相手がいない場合はどうしたら良いですか?
緊急連絡先を頼む相手がいない場合は、緊急連絡先代行を利用することがおすすめです。
緊急連絡先代行とは、名前の通り緊急連絡先を頼む相手がいない方向けのサービスでお金を払うことで一定期間緊急連絡先を借りることができます。
緊急連絡先は何らかの責任を負う立場ではないため、親族に頼めない場合は恋人や友人でも問題ありません。しかし親族だけでなく恋人や友人にも頼めないという場合には、代行の利用を検討してみましょう。
日本賃貸保証の保証料を安くする方法はありますか?
保証料を安くする方法はありません。
なぜなら日本賃貸保証を契約する際のプランは、お部屋を借りる自分ではなく大家さんが決めるからです。
保証料は交渉などで安くすることは不可能なため、高いと感じるかもしれませんが我慢して支払うしかありません。
どうしても保証料を支払いたくない場合には保証会社の利用が不要なお部屋を探す選択肢がありますが、保証会社不要の物件はとても少なく見つけることもなかなか難しいです。
【まとめ】日本賃貸保証の審査は落ちる?
本記事では、日本賃貸保証の審査は落ちやすいのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?
日本賃貸保証の審査は、他社と比べて緩く受かりやすいと言われています。
そのため、他社で落ちてしまった経験のある方であっても受かる可能性があります。
迷っているのであれば思い切って受けてみることがおすすめです。
本記事が日本賃貸保証の審査を受けるか迷っている方のお役に立てれば幸いです。