入居審査に落ちてしまったら、どうしたら良いのでしょうか?
手立ては残されていないのでしょうか?

本記事では入居審査に落ちてしまったら、再審査を通すことは可能なのかについて紹介してきます。
審査に落ちてお困り中の方は、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

  • 1度落ちても再度審査を受けられる
  • 再審査の際は、必ず前回よりも良い条件を揃えてから受ける
  • 再審査に落ちるとブラックリストに載る可能性がある
  • 自力で受かりそうにない場合は、家族・兄弟に代理契約を頼む選択肢もある
  • 不動産屋は結果に無関係なため、同じ部屋を複数の不動産屋から応募しても結果は変わらない

目次

【結論】入居審査に落ちた後でも再審査を通すことは可能!

【結論】

結論から書くと、一度落ちたとしても再審査を通すことは可能です。

複数の保証会社を利用できる物件であれば誰でも再審査を受けられるため、納得がいかない際は会社を変えて再度審査を受けてみましょう。

利用する会社によって、審査で確認してる部分や審査基準は違っているため、一度落ちていても保証会社を変えれば十分に次は受かる可能性があります。

なお、再度審査を受けたいと考えている物件で利用できる保証会社が1社のみの際には、再審査は受けられないので注意してください。

審査に落ちても別の保証会社で再審査を受けられる

一度審査に落ちても、複数の保証会社が用意されている物件であれば、審査を受けていないところを利用することで再審査してもらえます。

保証会社は会社ごとに違った基準・審査対象を設定しているため一度落ちた物件であっても再度受けたら十分に受かる可能性があります。

絶対に住みたい物件に落ちてしまった際は、すぐに諦めてしまわず再審査を受けられないか確認してみましょう。

保証会社によって審査基準や厳しさが異なる

賃貸の審査を行っている保証会社は複数ありますが、審査の基準や厳しさは会社ごとに違います。

そのため利用する会社によっては、A社を利用した時は審査に落とされたのにB社で再審査を受けたら審査に受かったという事態が起こることがあります。

複数の保証会社が利用できるかどうかは物件ごとに違いますが、一度落ちたら絶対に再度審査を受けられないわけではないので、まずは再審査が受けられないか確認してみましょう。

特に厳しい会社は、下記のとおりです。

特に厳しいと言われている保証会社

  • 株式会社アプラス
  • 株式会社セゾン
  • 株式会社ジャックス
  • 株式会社エポスカード
  • オリエントコーポレーション
  • 株式会社ライフ
  • 株式会社セディナ

上記の会社では、契約者の信用情報もチェックしているため、過去に家賃の滞納やカードローンの滞納がある場合は一発アウトです。

カードローンの滞納や家賃の滞納履歴はおおよそ滞納から5年ほど残っているため、直近の5年で心当たりがある方は利用しない方が無難です。

入居審査に落ちた後に再審査を行う4つの方法

4つの方法

一度落ちた後で再審査を受ける方法を紹介します。
主に下記の4つの方法があります。

再審査を受ける方法

  • 独立系での再審査を不動産屋に依頼する
  • 独立系での審査に落ちた際は信販系へ変える
  • 前回と申し込み時の条件よりも良い条件で同じ物件で再審査する
  • 契約者を家族や親族に変更して再審査する

①独立系の保証会社での再審査を不動産屋に依頼する

保証会社の種類は、信販系・LICC加盟・独立系の大きく3つにわけられます。
信販系とLICC加盟は一般的に審査が厳しい言われていますが、独立系は審査基準が他2つと違い審査自体が緩いとことが多いです。

そのため、一度落ちている方は独立系を利用して再審査を受けることがおすすめです。
信販系とLICC加盟の審査で落ちていても、独立系なら十分に受かる可能性があります。

独立系の保証会社

  • 日本セーフティー株式会社
  • 株式会社Casa
  • ファーシーズ株式会社
  • 株式会社オーロラ
  • 日本賃貸保証株式会社
  • ハウスリーブ株式会社
  • エルズサポート
  • ナップ賃貸保証株式会社
  • CAPCO AGENCY
  • プラザ賃貸管理保証株式会社

②独立系の保証会社での審査に落ちた場合は信販系へ変更

独立系の保証会を利用し審査に落ちてしまった際は、信販系に変えるのがおすすめです。

一般的に独立系は独自の基準で審査を行っているため審査が緩く、信販系は審査が厳しいと知られていますが、独立系で落ちてしまった際は再度独立系を利用しても受かる可能性が低いと言えます。

そのため、独立系で審査に落とされてしまった方は一旦信販系に変えて審査を受けてみるようにしましょう。信販系が厳しいと言われている理由は、過去の家賃やカードローンの滞納履歴を確認されるからです。

過去に支払いの滞納をしていない方であれば、独立系よりも信販系の方がかえって審査に受かりやすいかもしれません。

信販系の保証会社

  • 株式会社アプラス
  • 株式会社セゾン
  • 株式会社ジャックス
  • 株式会社エポスカード
  • オリエントコーポレーション
  • 株式会社ライフ
  • 株式会社セディナ

③前回と申し込み時の条件を変更して同じ物件で再審査する

再審査の際は、できる限り前回よりも良い条件を揃えて審査を受けることがおすすめです。
一度落ちている物件であっても、前回よりも良い条件で審査に臨めれば受かる可能性があります。

そのため落ちてしまったお部屋が諦めきれない際には、親族を契約者に設定したり家族に連帯保証人を任せたりすることで前回よりも良い条件になるようにしましょう。

無職やフリーターのような審査に落ちやすい職業の方でも、連帯保証人を付けられれば審査に受かる可能性は高いです。

連帯保証人とは

連帯保証人とは、借りている本人が家賃を払えなくなった際に代わりに支払いを任せられる役割です。
連帯保証人に良いイメージを持っていない方も多いため、頼む際は血縁関係であっても無理強いしてはいけません。

④契約者を家族や親族に変更して再審査する

家族や親族との仲が良く、賃貸の代理契約なども任せられるような仲なのであれば、自分ではなく家族や親族を契約者に設定するのがおすすめです。

自分では何かしらの事情があり審査に落とされてしまったとしても、収入が安定しており社会的地位が高い家族であれば審査に通過できる確率が高いです。

審査に落ちてしまった際は、まず家族に頼れないかを確認してみましょう。
なお、連帯保証人や賃貸の代理契約者になることを嫌だと感じる方は多いです。

血のつながった家族であっても無理に押し付けてしまうと関係に大きな亀裂が入る可能性があるので注意してください。

代理契約とは

実際に住むのは自分なのに親や兄弟といった親族に代理で契約してもらう行為を代理契約といいます。
代理契約は違法ではなく、学生や求職活動中などのやむを得ない理由がある方には、お部屋を親族に代理契約してもらっている方が多いです。

入居審査後の再審査で注意するべきポイント2つ

注意すべきポイント

再審査を受ける際に注意するべき点を紹介します。
再審査を受ける際は、下記の2つに注意しましょう。

入居審査後の再審査で注意するべき2つの点

  • 不動産屋さんと審査結果には関係がない
  • 審査申し込み時の虚偽の内容は後でトラブルになる

下記からは、それぞれについて詳しく解説していきます。

①不動産会社と審査結果には関係が無い

1つ目は、「不動産屋と審査結果には関係がない」です。

お部屋の審査はお部屋を紹介してもらった不動産屋ではなく、お部屋ごとに大家が設定した保証会社が審査を行っています。

そのため、一度Aという不動産屋を利用して第一希望のお部屋の審査に落とされたからと言って、B不動産に変えて再度第一希望のお部屋の審査を受けたとしても、審査内容は変わらないためまた落ちてしまう可能性が高いです。

再審査を受ける際は、不動産屋は変えずに保証会社を変えるようにしましょう。
不動産屋に話すことで変えてもらえます。

②審査申し込み時の虚偽の内容は後でトラブルになる

審査を受ける上で嘘を付くとトラブルになる点も注意が必要です。
お部屋を貸す際に審査を行うのは、これまで何度もさまざまな審査を行ってきたプロです。

そのため、適当に考えた虚偽の内容はすぐにバレ、後々面倒なトラブルになります。
フリーターや無職、水商売といった審査で不利な職業に就いているからと言って、嘘を書き込むくらいなら、最初から本当のことを書いた方が受かる通過できる可能性が高いです。

一度でも嘘を書いてしまうとそのお部屋だけでなく、他のお部屋を借りる際や引っ越しの際に響いてくる可能性があるので注意してください。

入居審査の再審査に落ちた場合のペナルティ3選

ペナルティ3選

入居審査の再審査に落ちてしまうと、いくつかのペナルティが発生します。

ペナルティは必ず発生するとは決まっていませんが、ペナルティを受けると他のお部屋探しや今後数年のお部屋探しに影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

下記からは、発生の恐れがあるペナルティについて詳しく紹介していきます。

①信販系やLICC系の保証会社での審査が厳しくなる

再審査にも落ちてしまうと、信販系やLICC系といった一般的に審査が厳しいと言われている保証会社での審査が厳しくなります。

なぜ審査が厳しくなるのかというと、俗に言うブラックリストに自分の情報が載せられてしまうからです。

審査が緩い独立系の保証会社を利用すれば今後も審査の難易度は変わりませんが、信販系やLICC系のように会社間で情報交換を行っている保証会社の審査は難易度が上がってしまうので注意しましょう。

なお一度ブラックリストに載せられた場合、情報が消されるまでには約5年ほどかかると言われています。

②再審査に落ちた物件には入居出来なくなる

当たり前かもしれませんが、再審査にも落ちてしまった物件は再び審査を受けられないため、入居できなくなってしまいます。

再審査でも落ちてしまうと、もう手立てが残されていないため、再審査が受けられることが決まった際は、必ず前回よりも良い条件を揃えてから審査に臨むようにしてください。

1度目と全く同じ条件で再審査を受けてしまうと、審査に受かる確率は限りなく低く、時間だけが無駄になってしまうかもしれません。

家族に代理契約を任せるなり、連帯保証人を設定するなり良い条件にするための選択肢はたくさんあります。

③審査に落ちた管理会社が管理する物件には住めなくなる

これは再審査におちると確実になってしまうわけではありませんが、再審査に落ちてしまうと審査に落ちた管理会社が管理をしている物件には住めなくなる可能性があります。

なぜ審査に落ちた管理会社が管理している物件には住めなくなってしまうのかというと、都市部では同じ管理会社が複数の物件を管理しているケースが多いからです。

絶対にそうなるわけではありませんが、審査に落ちた管理会社が管理している物件に住めなくなる確率がある以上は注意が必要です。

あらかじめ、最悪他のお部屋の選択肢も狭まる事実を把握しておくようにしましょう。

入居審査に通らなかった時の対処方法

対処方法

審査に通らなかったときの対処方法を紹介します。
一度落ちてしまった場合には、下記の3つの対策をとることで次の審査通過率アップが期待できます。

簡単にできる対処方法

  • 収入が安定している親族や家族を連帯保証人にする
  • 清潔感のある服装や髪型で印象を良くする
  • アリバイ会社を利用して再審査を通りやすくする

収入が安定している親族や家族を連帯保証人にする

対処方法1つ目は、「収入が安定している親族や家族を連帯保証人にする」です。
審査に落ちた際に連帯保証人を設定していなかったのであれば、再審査では連帯保証人を設定するのがおすすめです。

連帯保証人とは、契約者である自分が家賃の滞納や家賃を支払いきれなくなった際に代わりに責任を負ってくれる人のことで、設定することで簡単に保証会社からの信用を獲得できます。

良いイメージを持っていない方が多いかもしれませんが、自分がしっかりと家賃を払えれば、迷惑はかかりません。頼れる家族や親族がいる方は、連帯保証人を任せられないか確認してみましょう。

清潔感のある服装や髪型で印象を良くする

対処方法2つ目は、「清潔感のある服装や髪型で印象を良くする」です。

意外に思われるかもしれませんが、不動産屋に来店する際だけでも清潔感のある服装や髪型で印象を良くすると審査の通過率が上がります。

なぜかというと、不動産屋の方はお部屋を借りに来た方の身なりを確認しており、汚い身なりの方にはお部屋を汚される恐れがあると感じるからです。

そのため、直接不動産屋と会う時だけでも清潔感のある服装や髪型を心がけると、相手に良い印象を持たせられるため審査通過率アップが期待できます。

社会人として恥ずかしくない服装を選ぶだけで良いので、不動産屋に行く際はぜひ実践してみてください。

不動産屋で気を付けるべきこと

  • 服装(清潔感のある洗濯済みの服を着る)
  • 髪型(ぼさぼさの寝ぐせ頭はNG)
  • 態度(スタッフを下に見るような態度はとらない)
  • 座り方
  • 話し方(スタッフには敬語を使う)

アリバイ会社を利用して再審査を通り易くする

アリバイドットコム|業界最大手級

アリバイドットコムの特徴

  • 驚異の対応速度!最短15分から対応
  • 累計相談実績2,000件以上!業界最大手クラスの会社
  • 首都圏だけでなく地方からの依頼にも対応
  • 初めての利用でも親切丁寧

審査に何度も落ちてしまっている場合には、アリバイ会社の「アリバイドットコム」を利用することがおすすめです。

アリバイドットコムは、業界最大手クラスのアリバイ会社です。
勤務先情報の提供といったサービスを提供しており、利用することで無職やフリーターのように社会的信用が低い方でも審査に通過できるようになります。

職業に関係なくどんな立場の方でも利用でき、急ぎの相談にも早急に対応してもらえます。
相談までは無料でどんな相談でも丁寧に親身になって対応してもらえるため、迷っている方は気軽に相談してみましょう。

アリバイ会社とは

アリバイ会社とは、社会的信用が低い立場にいることや収入が不安定なことが原因で賃貸の審査に通過しづらい方が、審査に通過するために必要になる勤務先などの情報を提供してもらえる会社です。

対応サービスなどは会社ごとに違いますが、勤務先情報・緊急連絡先代行・社会的地位の高い保証人の紹介などに対応しているケースが多いです。
名前が怪しげなことから、怪しいサービス・違法なサービスと勘違いされている方が多いですが、アリバイ会社は決して違法な業者ではありません。

入居審査に落ちた後の再審査についてよくある質問

よくある質問

最後に一度落ちた後の再審査についてよくある質問、「落ちたらどうすれば良いの?」「落ちる割合はどのくらいですか?」について回答します。

入居審査に落ちてしまい上記のような疑問を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。
なお、落ちることめずらしいことではないため、落ちたからといって自分を否定されたかのように焦る必要はありません。

入居審査に落ちたらどうすれば良いでしょうか?

審査に落ちてしまった場合の対応としては、あきらめて他のお部屋の審査を受けるか再度同じお部屋審査を受けるかの2つの選択肢があります。

もし絶対に諦めないという場合には、保証会社を変えて再度審査を受けられないか不動産屋に確認してみましょう。

保証会社が他にもあるお部屋であれば、希望を伝えることで再審査を受けさせてもらえる可能性があります。

審査の厳しさは保証会社ごとに大きな違いがあり、信販系の保証会社を選んでしまうと再審査も落ちてしまう可能性が高まります。

再審査の際は独立系の保証会社を選ぶようにしてください。

入居審査に落ちる割合はどのくらいですか?

落ちる人の割合は、一般的に1~2割、10人中1人か2人は落ちる程度だと言われています。

落ちることは特別珍しいことではなく、高収入で信用情報に問題がない方あっても収入に見合わない高額なお部屋を借りてしまうと落ちることはあります。

そのため、一度落とされたからと言って自分はダメな人間なんだと悲観する必要はありません。
お部屋は借りようと思えば必ずどこかしら借りられるため、審査に落ちてしまったとしても諦めずに次のお部屋を探すようにしましょう。

なお連続で審査に落とされてしまっている場合は、職業や申し込んでいるお部屋の家賃などに問題がある可能性が高いため、一度冷静になって落とされている理由を考えることがおすすめです。

落ちやすい人の特徴

  • 無職やフリーターのように定職に就いていない
  • ナイトワーカーやフリーランスをしており、社会的信用が低い
  • 収入が常に一定ではなく、月ごとに大きなばらつきがある
  • 働き始めて短い(勤続年数1年未満)
  • ネットに悪評が載っている(犯罪の経歴など)
  • タレントやユーチューバーのようにストーカーなどの人間関係のトラブルに巻き込まれやすい職に就いている

上記に当てはまるのであれば、自分で契約するのはきっぱりと諦め、家族や兄弟に代理契約をしてもらう選択肢もあります。

【まとめ】入居審査に落ちた後でも再審査は通る?

【まとめ】

本記事では、入居審査に落ちた後でも再審査は通るのかについて解説しました。
いかがだったでしょうか?

審査に1度落ちてしまったからといって、必ずそのお部屋を借りられなくなってしまうわけではありません。
保証会社を変えられれば再度審査を受けられ、変われば審査に通過できる確率も高いため落とされたからといって諦めないようにしましょう。

落ちた際に連帯保証人を設定していなかったのであれば、安定収入のある家族に連帯保証人を頼み、連続して落ちてるのなら家族に代理契約してもらうことがおすすめです。

本記事が審査に落ちてしまいお困り中の方お役に立てれば幸いです。