「いえらぶパートナーズの審査は厳しいの…?」
入居審査に申し込む際に、ほとんどの方は審査の厳しい会社なのか気になるかと思います。

本記事では、いえらぶパートナーズの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。

この記事を読んでわかること

  • 審査で厳しいチェックが入る項目
  • 審査に通った人の特徴
  • 審査に落ちた時の対処法

いえらぶパートナーズの審査は厳しい?

いえらぶパートナーズの審査は厳しい?

いえらぶパートナーズは、独立系の保証会社です。

種類 信販系 信用系 独立系
審査難易度 非常に高い やや高い 低め
特徴 信用情報の傷が影響する 他社での家賃滞納歴が影響する 独自の基準で審査を実施する

他社と比較して審査がゆるいことで有名です。
他社の審査に落ちた経験がある方でも、家賃に見合った収入があれば審査に通過できる見込みがあります。

いえらぶパートナーズとは

いえらぶパートナーズとは

いえらぶパートナーズとは、株式会社いえらぶGROUPのグループ会社です。

会社名 株式会社いえらぶパートナーズ
本社所在地 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル48階
資本金 1億円
事業内容 賃貸保証事業/住生活関連総合アウトソーシング事業(緊急サポートサービス)
株主 株式会社いえらぶGROUP

家賃保証サービスのほかに駆けつけサービスや家電の修理サポートサービス、ライフラインの取次サービスなどを展開しています。

審査通過後にかかる保証料

いえらぶパートナーズの審査通過後にかかる保証料は、物件や契約するプランごとに異なります。
初回保証料と年間保証料の目安は以下の通りです。

初回保証料 総賃料の50%~
年間保証料 1万円~

初回保証料と年間保証料は、どちらも他社と比較して平均的です。
審査通過後にかかる保証料の詳細は、必ず不動産屋で説明を受けられます。

審査で使用する書類

いえらぶパートナーズの審査申し込み時には、本人確認書類を提出する必要があります。
以下の書類の中から1点用意しておきましょう。

本人確認書類

  • 運転免許証
  • 印鑑証明書
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 住基カード
  • マイナンバーカード

審査申し込み時に提出する書類は申込書類と本人確認書類の2点のみですが、人によっては審査を進めていく過程で以下のような書類の提出を求められる場合があります。

提出を求められる可能性がある書類

  • 通帳の写し
  • 内定通知書
  • 年金支払い通知書
  • 生活保護決定通知書
  • 確定申告書

いえらぶパートナーズの審査で厳しいチェックが入る項目

いえらぶパートナーズの審査で厳しいチェックが入る項目

いえらぶパートナーズの審査では、以下のような項目を厳しくチェックされます。

審査で厳しいチェックが入る項目

  • 収入と家賃の割合
  • 家賃の滞納経験
  • 雇用形態と勤続年数
  • 態度と発言
  • 申込書の記入状況
  • ネット上のネガティブな情報

収入と家賃の割合

いえらぶパートナーズの審査では、収入と家賃の割合が確認されます。
家賃に収入が見合っていないと落とされるため、収入に合った家賃の物件を選択することが大切です。

審査では、「家賃の3倍以上の月収、36倍以上の年収があるか」を基準としています。
家賃を考える際は、以下を参考にしてください。

家賃の目安 月収 年収
5万円 15万円 180万円
6万円 18万円 216万円
7万円 21万円 252万円
8万円 24万円 288万円
9万円 27万円 324万円
10万円 30万円 360万円

家賃の滞納経験

審査では、過去にいえらぶパートナーズで家賃の滞納経験がないか確認されます。
いえらぶパートナーズでの家賃滞納経験がある方は、家賃滞納リスクが高いと判断され、審査を落とされます。

過去に家賃を滞納した経験がある方は、滞納時に契約していた保証会社がいえらぶパートナーズではなかったか事前に確認しておきましょう。

保証会社によっては他社での滞納経験まで確認を行う会社もありますが、いえらぶパートナーズの審査ではいえらぶパートナーズ以外の会社での滞納経験は確認されません。

雇用形態と勤続年数

審査では、雇用形態や勤続年数も確認されます。
雇用形態は安定しているほど審査を通過しやすく、勤続年数は長く勤めているほど高く評価されます。

以下のような雇用形態や職業で働いている方は厳しい目で見られ、審査の通過が困難です。

審査で不利な雇用形態や職業

  • 無職
  • フリーター
  • 個人事業主
  • 夜職
  • 派遣社員・契約社員

審査の通過が難しい職に就いている方は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。

態度と発言

不動産屋での態度や、本人確認電話時の発言も審査対象です。
ほかの審査基準を満たしていても以下のような失礼な態度や発言を行うと、入居後のトラブルを不安視され落とされます。

審査が不利になる態度や発言

  • 大声で周囲を威圧する
  • 横柄な態度をとる
  • 度が過ぎた派手な服装で相談に行く
  • だらしがない服装で相談に行く
  • 書類の提出期日を守らない
  • しつこく家賃の値下げ交渉をする

不動産屋へ相談に行く際や確認電話へ対応する時は、自分の発言や態度に注意しましょう。

申込書の記入状況

審査では、申込書類の記入状況を厳しく確認されます。
申込書類に記入漏れや記入間違いがあると審査が中断される原因になるため、申込書類はよく確認して間違いのない状態で提出することが大切です。

審査が不安だったとしても、嘘の記入は絶対にやめましょう。
申込書類に嘘を記入したことが見抜かれると、審査に落ちるだけではなく今後いえらぶパートナーズを利用できなくなります。

嘘を記入しないと落ちると感じるのであれば、アリバイ会社への相談を検討してみてください。

ネット上のネガティブな情報

審査では、ネット上のネガティブな情報も確認されます。
確認される主なサイトは以下の通りです。

チェックされる主なサイト

  • 爆サイ
  • ホスラブ
  • X
  • ニュースサイト
  • Google検索
  • 人探しサイト

自分の名前や住んでいる地域で検索をかけた際に、ネガティブな情報がヒットする方は、審査申し込み前に対策を行いましょう。

自分で管理しているアカウントであれば削除や非公開設定に変更し、他人に書き込まれた内容なのであればサイトの管理者に連絡をとりましょう。

いえらぶパートナーズの審査に通った人の特徴

いえらぶパートナーズの審査に通った人の特徴

いえらぶパートナーズの審査を通過した人に共通している特徴は、以下の通りです。

いえらぶパートナーズの審査に通った人の特徴

  • 家賃の3倍以上の月収がある
  • 収入が安定している
  • 問題視される行動や発言をしていない
  • いえらぶパートナーズで滞納経験がない
  • ネット上にネガティブな情報がない
  • 親族に緊急連絡先を頼める

いえらぶパートナーズは、比較的審査を通過しやすい保証会社です。
SNSの投稿を確認した所、生活保護の受給中や信用情報がブラックの状態で審査に通った方も見つかりました。

いえらぶパートナーズの審査に落ちた時の対処法

いえらぶパートナーズの審査に落ちた時の対処法

いえらぶパートナーズの審査に落ちた時の対処法としては、以下のような方法があります。

いえらぶパートナーズの審査に落ちた時の対処法

  • 保証会社を変更して再審査を受け直す
  • 代理契約を検討する
  • ほかのお部屋を探し直す
  • 引越時期を変更する
  • アリバイ会社に相談する

保証会社を変更して再審査を受け直す

審査に落ちた時は、まず保証会社を変更して再審査を受け直しましょう。
保証会社の審査で落ちていたのであれば、保証会社を変更することで落ちた物件の再審査を受けられます。

再審査が可能なケースは、以下の通りです。

再審査が可能なケース

  • 保証会社が2社以上用意されている
  • 大家さんの審査では落ちていない
  • 管理会社の審査では落ちていない

大家さんや管理会社の審査で落ちている場合には、保証会社が2社以上用意されていても再審査を受けることはできません。

代理契約を検討する

審査に落ちた時は、代理契約も検討してみると良いでしょう。
代理契約とは、実際に入居する方とは異なる人が契約名義人となる契約方法のことです。

代理契約であれば、代理契約者の名義で審査を受けられ、入居者が落ちている物件でも審査をやり直せます。
代理契約を頼める相手の条件は、以下の通りです。

代理契約を頼める相手の条件

  • 家賃の3倍以上の月収がある
  • 安定した職に就いている
  • 3親等以内の親族
  • 契約の手続きが行える

ほかのお部屋を探し直す

再審査を受けられず代理契約も困難な場合には、落ちたお部屋を借りる方法は残されていません。
あきらめてほかのお部屋を探し直しましょう。

ほかのお部屋を探し直す時のポイントは、以下の通りです。

ほかのお部屋を探し直す時のポイント

  • 家賃は月収の3分の1までに抑える
  • 審査のゆるい保証会社を利用する

家賃を下げたり審査のゆるい保証会社を利用したりすれば、審査の通過確率を高められます。

引越時期を変更する

引越し時期を変更できる時は、引っ越しタイミングの見直しも検討してみると良いでしょう。
入居審査は引越す人が減る時期ほど審査基準がゆるめられる傾向があります。

引越しにおすすめのタイミングは、以下の通りです。

おすすめの引越タイミング

  • 8月
  • 11月
  • 1月

3月や9月のお部屋を探す人が増加するシーズンは、審査のハードルが引き上げられるので、なるべく避けることをおすすめします。

アリバイ会社に相談する

審査に落ちた時はアリバイ会社に相談することをおすすめします。
アリバイ会社とは、賃貸審査時に利用できる職業や収入に関するアリバイを提供するサービスです。

アリバイ会社と契約すれば、本当の職業や収入ではなくアリバイ会社から提供された有利な職業や収入で審査を受けられます。

いえらぶパートナーズが審査難易度の低い保証会社であることから、いえらぶパートナーズに落ちている方は対策をとらないと再度落ちる可能性が高いと考えられます。

ほかの物件を探し直す前に、アリバイ会社へ相談してみてください。

いえらぶパートナーズの審査に関する評判

いえらぶパートナーズの審査に関する評判

過去にいえらぶパートナーズを利用した方から寄せられた評判をまとめて紹介します。
良い評判としては、以下のような内容が見つかりました。

いえらぶパートナーズの良い評判

  • 電話対応が丁寧だった
  • 信用情報がブラックでも通過できた
  • 生活保護を受けていても通過できた

悪い評判としては、以下のような内容が見つかりました。

いえらぶパートナーズの悪い評判

  • 電話対応が悪かった
  • 滞納した際にしつこく取り立てられた
  • 説明が適当でわかりづらかった

取り立てがしつこく怖かった、電話の対応が悪いといった内容は、いえらぶパートナーズに限らず保証会社の悪い口コミとしてよくある内容です。
いえらぶパートナーズの対応が特別悪いわけではないと考えられます。

いえらぶパートナーズの審査に関するQ&A

いえらぶパートナーズの審査に関するQ&A

最後にいえらぶパートナーズの審査に関するよくあるQ&Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の4つの質問です。

Q&A

  • 結果は何日で返ってくる?
  • 本人確認はどの番号から発信される?
  • クレジットカードの発行は不要?
  • 緊急連絡先は誰でも問題ない?

結果は何日で返ってきますか?

審査の結果は、平均2~7日前後で返ってきます。
急いでいても審査結果を速めてもらうことはできないため、焦らずに待ちましょう。

結果はいえらぶパートナーズから直接伝えられるのではなく、申し込み時に利用した不動産屋経由で伝えられます。
なお、結果の連絡は落ちていても必ず届きます。

審査基準に関わる内容であることから、仮に落ちていたとしても落とされた理由は明かされません。

本人確認の連絡はどの電話番号から発信されますか?

本人確認の連絡は、いえらぶパートナーズ申し込み審査確認専用ダイヤルの「0120-722-750」から発信されます。
申し込み手続きが完了したら、上記の電話番号からの着信を待ちましょう。

着信のタイミングで確認電話に対応できなかった時は、上記の番号に折り返し連絡すれば問題ありません。
なお、申込内容の確認電話はすべての申込者に実施しているわけではないため、電話がかかってこないまま結果が発表される場合もあります。

クレジットカードの発行は不要ですか?

いえらぶパートナーズでは支払いにクレジットカードが利用できますが、クレジットカードの発行は必須ではありません。

クレジットカード払い以外に口座引き落としを選択でき、口座引き落としであればクレジットカードが不要です。

また、クレジットカード払いを選択する場合にも、新規でカードを発行する必要はなく、普段使用しているクレジットカードを使用できます。

使用できるクレジットカードブランド

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

緊急連絡先は誰でも問題ありませんか?

いえらぶパートナーズの審査申し込み時には、必ず緊急連絡先を設定する必要があります。
緊急連絡先に選択できる相手の条件は、以下の通りです。

緊急連絡先に選択できる相手の条件

  • 20歳以上の成人
  • 3親等以内の親族
  • 国内に住んでいていつでも連絡がつく

緊急連絡先は、親族への依頼が推奨されています。
事情があり、どうしても親族に頼めない方は、あらかじめ不動産仲介業者に相談しておくと良いでしょう。

親族であっても緊急時に適切な判断が行えない未成年者や、なかなか連絡がつながらない方は相応しくありません。

【まとめ】いえらぶパートナーズの審査は厳しくない

【まとめ】いえらぶパートナーズの審査は厳しくない

本記事では、いえらぶパートナーズの審査は厳しいのかについて紹介しました。
いえらぶパートナーズは独立系の保証会社で、審査はそれほど厳しくありません。

しかし申込者の中には落ちている方もおり、収入が不安定だったり支払い能力が不足していたりすると落ちる可能性があります。
審査が不安な時は、アリバイ会社の利用を検討してみてください。

アリバイ会社とは、賃貸審査を有利に進められる様々なサービスを提供している会社です。
職業や収入に関するアリバイも提供しており、契約すればアリバイ会社と提携している一般企業に勤めている体で審査を受けられます。