「ホストだから家が借りられないかも…」「ホストは審査に落とされやすいって話は本当?」
職業が原因で賃貸を借りられないと不安を抱えていませんか?

ホストや水商売で働いている人は賃貸を借りられないという噂がありますし、審査に落とされるのではないかと不安になってしまいますよね。
本記事では、ホストは家を借りられるのかについて詳しく紹介していきます。

具体的な借り方についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
最後まで読むことでホスト以外の仕事をしていなくても、第一希望の審査を突破する方法が理解できます。

この記事を読んでわかること
  • ホストが賃貸審査で落とされやすい理由
  • ホストが家を借りる方法
  • ホストの家探しに最適な部屋探しサイト

【結論】ホストでも探せば家は借りられる!

【結論】

結論から書くと、ホストでも家は借りられます。
なぜなら、家賃を滞りなく支払えるのであれば職業が何なのかを気にしない大家さんは少なくないからです。

ホストなどの水商売で働いている人は家を借りられないという噂がありますが、正しくは借りにくいのであって絶対に借りられないわけではありません。

人によっては何度か審査に落とされ希望の物件が借りられない可能性もありますが、探せばどこかしら借りられる物件は見つかるので安心してください。

ホスト以外の仕事をしておらず、賃貸申し込み時の職業が水商売になる予定の場合は、あらかじめ物件決めに時間がかかることを見越して早めに部屋探しを始めることがおすすめです。

ホストが家を借りにくい理由

借りにくい理由

ホストが家を借りにくい理由には、昼に働いている方と生活リズムが違うことや収入が不安定なことなどの理由があります。

ホストが家を借りにくい理由

  • 他の住居者と生活リズムが異なりトラブルになりやすいから
  • 収入が不安定だから
  • 反社会的勢力と繋がっている可能性が考えられるから
  • 審査に必要になる書類を用意できないから

職業で物件の借りやすさが変わると聞くと差別をされているように感じる方もいるかもしれませんが、賃貸契約は大家さんの大切な資産を借りる行為のため、職業だけで判断されてしまうことも仕方がない部分があるといえます。

他の居住者と生活リズムが異なりトラブルになりやすい

ホストが家を借りにくい理由は、給料が歩合制で収入が不安定だからだと思っている方が多いですが、実は生活リズムが普通の人と異なることも大きな理由であるといわれています。

そのため仮に長くホストをしており、収入が安定していたとしても、信用情報に傷が無かったとしても、職業だけで審査に落とされることがあります。

なぜ生活リズムの違いだけで審査に落とされてしまうのかというと、ホストは夜間に自宅を出入りする確率が高く、扉の開閉音やお風呂に入る音、食器を洗う音などが騒音トラブルに発展しやすいからです。

騒音トラブルは近年殺人事件や傷害事件などに発展するケースも増えてきています。
大家さんは自分の資産である物件の価値を落としたくないため、トラブルを起こす可能性が高い水商売の人への貸し出しを避けているのです。

収入が不安定だから

ホストはサラリーマンなどとは違い収入が歩合制で不安定なことも、審査に落とされやすい理由の1つです。
ホストは給料が固定で決められておらず、努力すればした分だけ収入が増えることが魅力かと思いますが、裏を返せば収入がいきなり0になってしまう可能性もあるということです。

大家さんは家賃を得るために物件を貸しているため、水商売で働いている方を突然収入がなくなる可能性がある人として審査します。
仮に同年代サラリーマン以上の年収があったとしても、審査に落とされることもあるので注意しましょう。

審査に落ちずに物件を借りたい場合は、貯金があることをアピールしたり、連帯保証人を付けたりすることがおすすめです。

反社会的勢力と繋がっている可能性が考えられるから

大家さんの中には、水商売で働いている人は反社会的勢力と繋がっている可能性がある点を嫌がっている方もいます。

実際に反社会的勢力との繋がりがあるホストはどのくらいいるのかわかりませんが、昔から他業種に比べて水商売は反社会的勢力との繋がりがあるといわれています。

賃貸には反社会的勢力との繋がりがある人に物件を貸してはいけないというルールがあり、間違って貸してしまうと追い出さなければいけなくなります。

そういった手間を避けるために、実際にどうかわからない以上可能性が高い水商売の人全てを断っているパターンもあるようです。

審査に必要になる書類を用意できないから

家を借りにくい理由として、ホストは審査に必要になる書類を用意できないことも挙げられます。
ホストは個人事業主として働いている方が大半かと思いますが、個人事業主の場合ホスト本人が確定申告を行っていなければ収入を証明する書類がありません。

収入を証明できないと家を借りるすべはないため、まずは自分が確定申告の書類を保管しているのかどうかから調べてみてください。

なお、個人事業主としてホストをしているのに確定申告をしていないと、バレた際に本来よりも多く税金を支払わなければいけなくなるので注意しましょう。

もしもこれまでに確定申告をしていなかったのであれば、家を借りる前に過去の確定申告を済ませることがおすすめです。

税務署から確定申告忘れを指摘されると延滞金が多くかかりますが、自分から忘れていたと申し出れば延滞金が少なく済みます。

ホストが家を借りる方法

家を借りる方法

ホストが家を借りる方法を紹介します。
一般的に家を契約しにくいといわれているホストですが、借りる方法がないわけではありません。

しっかりと対策をとれば第一希望の物件で契約を決めることも可能です。

ホストが家を借りる方法

  • 水商売の人向けの物件を取り扱っている不動産屋を利用する
  • 昼職を初めてホストであることを隠す
  • 親族に代理で契約してもらう
  • 身なりや態度に気を配り誠実な人間だとアピールする
  • アリバイ会社に在籍会社を用意してもらう

水商売の人向けのお部屋を取り扱っている不動産屋を利用する

1つ目は、「水商売の人向けの物件を取り扱っている不動産屋を利用する」方法です。
ホスト以外の仕事をしていない場合は、申込時の職業が水商売になるため水商売の人への賃貸紹介実績がある不動産屋を利用することがおすすめです。

なぜなら、水商売の人への紹介実績があることを強みとしている不動産屋は、水商売の人でも借りやすい物件情報を豊富に保有している傾向があるからです。

職業水商売で審査を受けるとなるとそれだけで審査の難易度が上がってしまうため、水商売に強い不動産屋の利用を検討してみてください。

本記事内の「ホストのまま家を借りる場合に最適な不動産屋」の章では、ホストにおすすめの不動産屋を紹介しています。
不動産屋を探す際はぜひ参考にしてください。

昼職を始めてホストであることを隠す

2つ目は、「昼職を始めてホストであることを隠す」方法です。
体力と時間に余裕があるのであれば、ホスト以外に昼の仕事を始めてから家を契約することもおすすめです。

昼に他の仕事をしているのであれば、職業をホストではなく昼の仕事にすることができます。
職業欄にホストと書くか他の職を書くかで審査の難易度は大きく変わってくるため、希望の物件を借りたい場合は他の仕事を始めることも検討してみましょう。

なお、契約が完了した後であれば職業が変わっても申告する必要はないため、昼職を辞めても問題ありません。

親族に代理で契約してもらう

3つ目は、「親族に代理で契約してもらう」方法です。
もしも親族を頼れるのであれば、親族に代理契約してもらうことがおすすめです。

理由は、親族に代理契約してもらう方法であれば、実際に部屋に住む自分ではなく契約者となる親族の職業で審査を受けられるからです。

審査に申し込む職業がホストでなくなるだけでも、審査の難易度は大きく変わってきます。
親族に頼れる場合は、貯金はあるが一時的に休職中で家が借りられないなどと説明して協力してもらいましょう。

なお代理契約の場合、契約後の家賃の振り込みが契約者名義の口座からしか行えないケースがあります。
家賃の振り込み方法で制約を受ける可能性がある点に注意してください。

身なりや態度に気を配り誠実な人間だとアピールする

4つ目は、「身なりや態度に気を配り誠実な人間だとアピールする」方法です。
残念ながら契約時の審査をする立場である大家さんや管理会社の方、保証会社の方の中には、まだまだホストなどの水商売で働いている方に偏見を持っている方が存在します。

そのため、審査を受ける際は必ず身なりや態度に気を配り、誠実な人間であるとアピールすることが非常に大切になります。

派手な身なりや清潔感を感じさせない服装、社会人としてあり得ない態度などをとってしまうと、審査をする人の目に不誠実な人間だと映りかねないので注意しましょう。

アリバイ会社に在籍会社を用意してもらう

5つ目は、「アリバイ会社に在籍会社を用意してもらう」方法です。
アリバイ会社とは、水商売やフリーター、個人事業主のように職業や雇用形態で賃貸審査を落とされてしまう方に対して、在籍会社を提供しているサービスです。

アリバイ会社を利用すれば、水商売一本で生活しているという方でも、職業を一般的なサラリーマンとして審査が受けられます。
在籍会社は実在する会社のため、アリバイ会社の利用がバレるリスクはほとんどありません。

利用には1回あたり2~3万円前後の費用が掛かりますが、その分他の方法よりも高い効果が得られるます。
第一希望の物件を借りたい場合や、信用情報の傷など他にもマイナス要素がある場合などはアリバイ会社の利用を検討してみてください。

ホストのまま家を借りる場合に最適な不動産屋

家を借りる場合に最適な不動産屋

ホストのまま家を借りる場合に最適な不動産屋を紹介します。
大抵どこの地域にも駅前などには不動産屋がありますが、職業ホストとして審査を受ける場合は、水商売に強い不動産屋を利用することがおすすめです。

おすすめの部屋探しサイト4選

  • イエプラ
  • ビレッジハウス
  • みずべや
  • アズーリ

下記からは、それぞれの不動産屋について詳しく紹介してきます。
引っ越しを検討しているホストの方は、ぜひ参考にしてください。

イエプラ|来店不要で深夜0時まで営業

イエプラ

イエプラの特徴

  • 来店不要で物件を探せる
  • チャットで気軽に物件相談できる
  • 深夜0時まで相談を受付

イエプラは、自宅に居ながら隙間時間で気軽に物件の相談ができる不動産屋です。
東証スタンダードに上場している企業が運営しており、免許番号や加入団体が公開されているため、ネットの不動産屋に抵抗がある方でも安心して利用できます。

相談はアプリまたはラインから行うことができ、深夜0時まで受け付けています。
不動産屋まで足を運ぶ暇がない方や、気軽に相談したいと考えている方、引っ越しをとにかく急いでいる方におすすめです。

ビレッジハウス|敷金・礼金・仲介手数料・更新料無料

ビレッジハウス

ビレッジハウスの特徴

  • 敷金・礼金・仲介手数料・更新料が全て無料
  • 全国各地に物件がある
  • 地域の家賃相場と比べて安い物件が多い

ビレッジハウスは、賃貸契約時に重くのしかかる敷金・礼金・仲介手数料が全て無料な物件を取り扱っている不動産屋です。

首都圏だけでなく地方にも多数の物件を保有しており、地域の相場に比べて安くて広い物件が多いことが特徴です。

初期費用を大きく抑えられるため、引っ越しの予算があまりない方やできるだけお金を掛けずに引っ越したいと考えている方に向いています。

契約期間は最短2年からとされており、引っ越し後すぐに出ていくことになった場合違約金が発生する点には注意しましょう。

みずべや|審査通過率業界トップクラス

みずべや

みずべやの特徴

  • 物件情報が毎日更新
  • 審査通過率業界トップクラス
  • テレビで紹介実績あり

みずべやは、過去にテレビ番組で紹介されたこともある不動産屋です。
水商売の方への物件紹介を得意としており、女性だけでなくホストの物件探しにも対応しています。

新宿駅前と新宿歌舞伎町内に店舗を構えており、仕事帰りや出勤前に気軽に相談が行えます。
取り扱っている物件は高級タワーマンションから、10万円以下のお手ごろな物件までと幅広く、どんな物件を探している方でも理想の物件を見つけられる可能性が高いです。

アズーリ|独自の保証人不要システムを採用

アズーリ

アズーリの特徴

  • 首都圏の物件が豊富
  • 掲載物件の更新頻度が高い
  • 独自の保証人不要システムを採用

アズーリは、首都圏を中心に水商売の人でも借りやすい物件を取り扱っている賃貸情報サイトです。
サイト全体が女性向けなデザインをしていますが男性にも物件を紹介しています。

アズーリでは、仲介手数料業界最安値に挑戦しており、他社よりもお得に物件を契約できます。
初期費用の分割対応や、敷金・礼金ゼロ物件の紹介もしているため、お金に余裕がない方におすすめです。

お問い合わせは電話とラインに対応しており、自宅に居ながら物件相談が行えます。

家を借りようとしているホストからよくある質問

よくある質問

最後に家を借りようとしているホストからよくある質問をまとめて紹介します。
今回紹介するのは、下記の2つの質問です。

ホストのまま物件探しをすることに不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

よくある質問

  • 夜職で且つブラックリストに入っていたら賃貸契約は難しいですか?
  • 夜職の収入を確定申告していないのですが賃貸は契約できますか?

夜職で且つブラックリストに入っていたら賃貸契約は難しいですか?

夜職な上にブラックリスト入りしている場合は、借りられる物件が簡単に見つからない可能性が高いです。
なぜなら、夜職なこともブラックリストに入っていることも審査ではマイナス要素だからです。
どちらか片方しかない方よりも2つマイナス要素が揃ってしまっている分簡単ではないと考えられます。

しかし、簡単ではないだけで絶対に家が借りられないわけではありません。
水商売に強い不動産屋に相談するなどして夜職でも借りやすい物件に絞って物件を探してみましょう。

夜職の収入を確定申告していないのですが賃貸は契約できますか?

夜職の収入を確定申告していない理由によっては賃貸契約できません。
雇用形態が社員やアルバイトの場合や、従業員として働いた報酬を給与(固定給)で受け取っている働いている場合には、確定申告をしていなくても賃貸契約できます。

毎月受け取っている給与を収入として審査時に申告できるからです。
しかし、雇用形態が業務委託の場合や歩合制で報酬を受け取っている場合には確定申告をしていなければ賃貸契約できません。

なぜなら業務委託や歩合成の場合、確定申告をしていなければ収入を証明できる物がないからです。
そもそも業務委託や歩合成の場合には、確定申告することが義務となっています。
確定申告していなかったのであれば、賃貸契約の前に必ず確定申告を行うようにしましょう。

【まとめ】ホストは家を借りることができる?

【まとめ】

本記事では、ホストは家を借りることができるのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?

ホストは家を借りられないという噂がありますが、正しくは借りにくいだけであって借りること自体は可能です。

しかし落とされやすいのは事実のため、第一希望の物件を借りたい場合はアリバイ会社の利用を検討するなど事前に対策を練っておくようにしましょう。

本記事が物件探し中のホストの方のお役に立てれば幸いです。