保証会社Casa（カーサ）の審査はなぜゆるい？必要な条件や対処法について解説

保証会社の1つであるcasa。
保証会社はたくさんありますが、casaの審査はどのくらい厳しいのでしょうか？

本記事では保証会社casaの審査難易度について詳しく紹介していきます。
落ちてしまった際の対処法も紹介しているので利用を迷っている方はぜひ参考にしてください。

保証会社Casa（カーサ）の審査はゆるい

Casaは、独自の基準で審査を行っており、信用情報のチェックも審査時に行わないことから、ほかの保証会社と比べて審査が緩いと言われています。

無職やフリーター、生活保護受給者のような他社では審査に通過できないような職業に就いているような方であっても審査に通過できる可能性があります。

なぜ保証会社Casaの審査はゆるいのか？

Casaは、独立系の保証会社で、独自の基準で審査を行っていることから審査が緩いといわれています。
保証会社はたくさんありますが、審査の難易度は保証会社の種類ごとに大きく異なります。

種類	審査難易度
信販系	高い
協会系	やや高め
独立系	低い

信販系の会社では、信用情報の確認が実施されますが、ほかの種類に分類される会社では信用情報の確認は実施されません。

協会系では同じ協会に属している会社間でデータを共有していますが、独立系では他社とのデータの共有はなく、他社でトラブルや滞納経験がある方でも審査には影響を及ぼしません。

保証会社Casaの基本情報

Casaの基本情報は、下記の通りです。

本社の所在地	東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル30階
設立年月	2008年10月
賃貸保証事業の開始	2013年8月27日
上場証券取引所	東京証券取引所　市場一部
資本金	15億円
利用者	240万人
ホームページ	https://casa-inc.co.jp/

Casaは、収入の変化によって困っている入居者に対して食料の支援や住み替えの相談、就職の相談をするなど賃貸の経営者だけでなく、入居者のことを大切にしている保証会社です。

契約を結ぶことで、入居者カフェを始めとしたさまざまな特典が受けられます。

保証会社Casa（カーサ）の審査でチェックされる項目6つ

Casaで審査を受ける際にチェックされるのは、主に下記の6つの項目です。

下記からは、それぞれの審査項目について詳しく紹介していきます。

過去のCasa利用時に家賃を滞納していないか

審査では、契約後家賃を滞納されないために、Casaで家賃を滞納していないかがチェックされます。
過去にCasaを利用しており、その際に家賃を滞納していると審査に落ちる可能性が出てくるので注意しましょう。

なお、Casaは他社とデータを共有しておらず、他社での滞納歴は審査に影響を及ぼしません。

年収と家賃の金額は妥当か

審査では、必ず年収と家賃の金額が妥当かをチェックされます。
年収に見合わない家賃のお部屋を選んでいる方を審査に通すと、家賃を滞納される確率が上がるからです。

安定収入があっても高すぎる家賃のお部屋を選んでしまうと、当然審査に落とされるので注意しましょう。

家賃の支払い能力に問題がないか

審査の際には、家賃の支払い能力に問題がないかをチェックされます。
生活保護を受けていない無職の方からの審査も受け付けていますが、安定した定期収入がない人はそれなりの貯金残高がないと受からないので注意しましょう。

本業以外に副業で収入を得ている場合には、忘れずに伝えてください。

申込書に虚偽の情報がないか

審査の際には、必ず申込書に虚偽の情報が記入されていないかをチェックされます。
電話番号を間違えてしまっていたり収入が若干ずれていたりする程度であれば審査に影響はしませんが、あきらかな嘘を記入していると落ちるので注意しましょう。

悪質だと判断されると、審査に落ちるだけでなくブラックリストに登録されて今後の利用を断られる可能性もあります。

入居後にトラブルを起こす心配がないか

審査の際には、入居後にトラブルを起こす心配がないかをチェックされます。
不動産屋さんに相談する際は、相談に乗ってくれるスタッフへの態度や言動に注意しましょう。

スタッフに失礼な態度をとったり非常識な言動をしたりすると、トラブルを起こしそうな人だと判断されます。

ネットで申込者の悪い情報がでてこないか

Casaの審査では、過去の犯罪歴もチェックされます。
もしも犯罪歴があり、ネットで自分の名前を検索すると悪評が出てくる場合には、審査に落とされる確率が高まります。

ネットに悪評が載っていなくても自分から話すと審査に影響を及ぼす恐れがあるので、自分からは打ち明ける必要はありません。

保証会社Casa（カーサ）の審査に必要な書類は？

Casaで審査を受ける際には、下記のような書類が必要になります。

本人確認書類は、日本国籍の場合運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどが該当し、外国籍の場合在留カードやパスポート、特別永住者証明書が該当します。

本人確認書類と保証委託申込書はすべての人が必須の書類ですが、収入証明書は自営業者以外必要ありません。

職業や収入状況によっては、上記以外の書類を求められるケースもあるので、必ず事前に不動産屋さんに確認をとりましょう。

保証会社Casaの審査にかかる日数

Casaの審査結果が返ってくるまでにかかる日数は、おおよそ2～3日と言われています。
繫忙期以外であれば、土日や祝日を間に挟んでいたとしても3日以内に返事がくるケースが多いようです。

しかしこれはあくまでも平常時で且つ提出書類に不備がなかった時の目安です。
審査を受ける時期が2～4月の不動産業界の繁忙期だったり、提出した書類にミスがあったりすると3日以上結果が出るまでに時間がかかるので注意しましょう。

保証会社Casa（カーサ）の保証料は？

Casaを契約する際にかかる保証料は、以下の通りです。

初回保証委託料金	総賃料の50%
年間保証料	1万円

初回保証委託料は契約時にかかる料金で、年間保証料は2年目以降毎年発生する料金のことです。
初回保証委託料金には、最低保証料が2万円と決められており、総賃料が4万円に満たない場合にも必ず2万円かかります。

初回保証委託料金、年間保証料共に相場通りであり、費用を抑えて契約できる保証会社を選びたい方に最適です。

保証会社Casaの審査に落ちた際の対処方法

Casaは他社と比べて厳しく審査をする会社ではありませんが、受けた方全員が受かるわけではないため、人によっては落とされてしまうこともあるかと思います。

Casaの審査に落ちてしまった際の対処方法を紹介します。

保証会社を変更して再審査を受ける

対処方法1つ目は、「保証会社を変更して再審査を受ける」です。
Casaは審査が緩い保証会社ではありますが、一度落とされてしまったら再度審査を受けることはできません。

Casaに落とされてしまった人は、ほかの保証会社を利用して再審査を受けることがおすすめです。
審査が緩い保証会社はCasa以外にもたくさん存在するので、別の保証会社で審査を受ければ十分に審査に通過できる可能性が残されています。

具体的な審査の緩い保証会社については、次の「Casa以外の独立系保証会社一覧」でまとめて紹介します。

Casa以外の独立系保証会社一覧

保証会社には大きく分けて3つのタイプが存在するのですが、その中でも独立系と呼ばれるほかの保証会社と連携を行っていない独立した保証会社の審査は、ゆるい傾向があります。

独立系保証会社では、厳しい場所では落とされてしまうような方でも十分に通過できる可能性があるため、Casaでの審査に落ちてしまった際は独立系の保証会社で再審査を受けることがおすすめです。

連帯保証人を付けて再審査を受ける

対処方法2つ目は、「連帯保証人をつけて再審査を受ける」です。

現代では昔と違い連帯保証人が立てられない方が増えてきたため、連帯保証人の代わりに保証会社を利用するケースが一般的ですが、職業や収入状況、家賃滞納歴などの事情があり、審査に落ちてしまう場合は連帯保証人をつけることがおすすめです。

連帯保証人と保証会社は同じ役割であり、お部屋によっては連帯保証人でも契約できるケースがあります。
親族に安定収入のある方がおり、連帯保証人を立てられる人は、保証会社の利用が必須ではないお部屋を探してみましょう。

近しい親族に代理契約を依頼する

対処方法3つ目は、「近しい親族に代理契約を依頼する」です。
収入や職業などの事情で保証会社を契約できなさそうな場合には、近しい親族に代理での契約を依頼することもおすすめです。

代理契約とは、名前の通りお部屋に住む方以外の人が部屋に住む方に代わって契約を結んであげる契約方法で、収入のない学生が賃貸を借りる際によく利用されます。

学生によく利用される方法ではありますが、特殊な事情があれば大人であっても代理契約が結べるため近しい親族に相談してみましょう。
なお、代理契約は親族以外断られるケースが多いです。

一度物件の条件を見直す

対処方法4つ目は、「一度物件の条件を見直す」です。
審査に落とされてしまった際は、再度同じようなお部屋に審査を申し込んでも、また落とされてしまう可能性が考えられます。

落ちてしまったらすぐに次のお部屋で審査を受けるのではなく、一旦冷静になって物件の条件を見直してみることがおすすめです。

お部屋に求める条件をすこし緩めて家賃を下げることができれば、一度審査に落ちてしまっている方であっても審査に通過できる可能性があります。

特に家賃は審査に直結してくるので、落ちてしまった時は見直してみましょう。

入居審査にアリバイドットコムを利用したお客様の声

Casaの審査に通過できるか不安な方は、アリバイドットコムの利用がおすすめです。
アリバイドットコムは業界最大手クラスのアリバイ会社で、見破られにくいアリバイの提供を得意としています。

以下は、アリバイドットコムを実際に利用したお客様の声です。

保証会社Casa（カーサ）の審査に関するQ＆A

最後にCasaの審査についてよくある質問をまとめて紹介していきます。
Casaの審査に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

Casaはブラックリストに載っていると審査に落ちますか？

Casaは独立系の会社のため、他社と比べて審査が緩めです。
仮に過去にクレジットカードの滞納をしており、ブラックリストに登録されていたとしても必ずしも審査に落ちるとは限りません。

基本的にはブラックリストに登録されていたとしても、過去にCasaで家賃の滞納をしていない限りは落とされないと考えて良いでしょう。

支払い能力さえあれば受かる確率の方が高く、迷っているのであれば審査を受けてみることがおすすめです。

Casaは生活保護受給者は審査に落ちますか？

Casaは生活保護受給者からの審査も受け付けていると明言しており、生活保護受給者だからという理由だけで審査に落とされることはありません。

仮に生活保護を受給していたとしても、支払い能力に問題がなく、トラブルを起こさなそうな人だと判断してもらうことができれば、十分に審査に通過できる可能性があります。

生活保護受給者からの審査も受け付けていると明言している保証会社は多くないので、迷っているのであれば審査を受けてみることがおすすめです。

Casaがやばいと言われているのは本当ですか？

Casaについて調べてみると、やばいという検索候補が見つかるため、人によっては不安に感じている方もいるかと思います。

しかしこれは、ほとんどの保証会社に言えることであり、事実としてやばいから検索ワードに引っかかっているのではなく、やばいの？と疑問を感じて検索をかける方が多いことから検索候補に表示されているだけです。

決して反社会的勢力に属しているやばい会社というわけではないので、不安に感じる必要はありません。

保証会社Casa（カーサ）の審査はゆるい！

本記事ではCasaの審査はゆるいのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか？

Casaは他社と比べて審査が緩く、職業関係なく審査をしてもらうことができます。
他社では審査すら断られるような無職の方や生活保護受給者であっても収入状況・過去の滞納歴次第では十分に受かる可能性があります。

迷っているのであれば思い切って審査を受けてみましょう。
本記事がCasaの審査に落ちてしまった方のお役に立てれば幸いです。