「同棲の賃貸審査は厳しいの…?」
同棲を始めるにあたって賃貸審査を突破できるか不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
2人でお部屋を決めても、契約できなければ同棲は始められません。
そこで本記事では、なぜ同棲の賃貸入居審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
- 同棲時に審査を申し込める物件の条件
- 審査を通過するためのポイント
- 同棲が審査に落とされやすい理由
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目次
同棲カップルが賃貸審査を申し込める物件の条件とは?
同棲の物件選びでは、入居可能条件に注意する必要があります。
同棲カップルが賃貸審査を申し込める物件の条件は、以下の通りです。
同棲カップルが申し込める物件の条件
- 2人入居可の物件
- ファミリー向けの物件
- ルームシェア可の物件
二人入居可の物件
同棲する際は、同じお部屋に2人で入居することから、単身向け物件は選べず、2人入居可の物件を選ぶ必要があります。
2人入居可とは、親族関係にある方が2人で入居できる物件のことです。
お部屋の間取りは様々で、ワンルームから2LDKまで様々な物件があります。
なお、親族関係にある人同士での入居が想定されており、物件によってはカップルや友達同士での入居は認められないケースもあるので注意が必要です。
ファミリー向けの物件
2人入居可の物件以外では、ファミリー向けの物件でも同棲が可能です。
ファミリー向け物件とは、夫婦と子ども2人での入居が想定された物件のことです。
部屋数が多かったりお部屋の面積が広かったりと、複数人で同居して暮らすことに適しています。
なおファミリー向け物件は、ファミリー向けとされていますが、同棲や1人での入居も可能です。
ルームシェア可の物件
入籍前に同棲する際は、ルームシェア可の物件もおすすめです。
ルームシェア可とは、友達や恋人同士での入居が認められている物件のことで、2人入居可の物件と比べて様々な関係性の方が入居できます。
カップルでルームシェア可物件に入居する場合、2人共それぞれが大家さんと契約を結ぶことになり、ルームシェア可だからといって無許可で同棲を始めることはできません。
同棲カップルが賃貸審査を通過させるための7つのポイント
審査を通過させるためのポイントは、以下の通りです。
審査のポイント
- 同居人を婚約者として申し込む
- 契約者の収入に見合った家賃を選ぶ
- 物件に住み続けられる者が契約する
- 親族を連帯保証人にたてる
- 同居人を連帯保証人にする
- 信用情報を回復させる
- 立ち振る舞いに注意する
アリバイドットコムスタッフ
同居人を婚約者として申し込む
婚約者と同棲する際は、同居者との関係性を恋人とせずに婚約者として伝えることをおすすめします。
婚約者との同居の方が、恋人関係での同居よりも審査で有利だからです。
遠慮せずに婚約者だから短期での退去の可能性は薄いとしっかり伝えましょう。
入籍予定日が確定しているのであれば、あわせて伝えた方が審査の通過がよりスムーズになります。
契約者の収入に見合った家賃を選ぶ
同棲で審査を受ける場合でも、審査では契約者の支払い能力を厳しくチェックされるので、契約者となる人の収入に合わせて物件を選ぶ必要があります。
パートナーと2人で家賃を支払う想定でも、2人の総収入で考えずに契約者となる人のみの収入を基準に考えましょう。
家賃の目安は収入の1/3以下が目安とされており、目安を大きく超えてると支払い能力が足りていないと判断されるので注意が必要です。
月収 | 家賃の目安 |
---|---|
20万円 | 6万円 |
30万円 | 9万円 |
40万円 | 12万円 |
50万円 | 15万円 |
物件に住み続けられる者が契約する
審査を受ける際は、支払い能力が高い、自分の収入だけで家賃を払い続けられる人を契約者にすることがおすすめです。
自分1人の収入だけでは家賃を支払えない人が契約者になると、同棲を解消する際に家賃の支払いで喧嘩になる可能性があるからです。
契約者となる方に、1人でも十分に家賃を支払えるだけの収入があれば、審査でも滞納の心配がないと判断してもらえます。
親族を連帯保証人にたてる
同棲では、連帯保証人の有無が審査に大きく影響するので、可能な限り保証人を立てることをおすすめします。
保証会社のみで契約を行うケースが一般的になりましたが、連帯保証人を立てていた方が審査の通過は簡単になります。
同棲時に連帯保証人として選べる相手は、以下の通りです。
連帯保証人に選べる相手の条件
- 2親等以内の親族
- 同等またはそれ以上の安定収入がある
- 国内在住
同居人を連帯保証人にする
可能な方は審査を受ける際に同居人を連帯保証人に設定することをおすすめします。
なぜなら、最近では連帯保証人なしでも賃貸契約が可能になりましたが、連帯保証人を立てていた方が貸し手から信用を得られるからです。
連帯保証人の有無は家主さんの審査はもちろん、保証会社の審査でもチェックされるポイントの1つです。
同居人の同意を得られる際には、同居人を連帯保証人に設定して申し込みを行ってください。
信用情報を回復させる
物件によっては、審査で信用情報がチェックされます。
信用情報に傷がある方は、信用情報を回復させてから審査を受けることがおすすめです。
信用情報を回復させる方法は、以下の通りです。
信用情報を回復させる方法
- 延滞せずに支払う
- クレジットカードの枚数を減らす
- 短期間でクレジットカードを発行しない
- 消費者金融を利用しない
社会人としての立ち振る舞いに注意する
審査に落ちないためには、社会人としての立ち振る舞いに注意することが大切です。
なぜなら、審査では入居申し込み者の態度や発言などもチェックされているからです。
貸し手が不安になるような態度や振る舞いは審査では減点対象になります。
仲介業者へ物件の相談をする段階から審査は始まっている程度の気持ちを持って、振る舞いには十分注意しましょう。
同棲カップルが賃貸審査に落ちやすい3つの理由
同棲での審査が単身世帯やファミリー世帯に比べて通りにくいと言われる理由は、以下の通りです。
同棲だと審査に通りにくい理由
- 別れた際に家賃の支払いが滞るから
- 騒音トラブルのリスクが高まるから
- 部屋を破損される恐れがあるから
アリバイドットコムスタッフ
同居人が転居した際に家賃の支払いが滞る可能性がある
同棲目的の方が審査に通りにくい理由1つ目は、「同居人が転居した際に家賃の支払いが滞る可能性があるから」です。
お部屋を貸す側の視点から見ると同棲者はファミリー世帯と比べて、同居の解消による家賃滞納リスクが発生しやすいと考えられます。
一方、一人暮らしやファミリー世帯の場合、突然同居が解消され家賃の支払いが滞ることはほとんどないため、同棲者だと審査が難しくなっています。
騒音トラブルが生じるリスクがある
同棲目的の方が審査に通りにくい理由2つ目は、「騒音トラブルのリスクが高まるから」です。
同棲カップルは1人暮らしの人に比べて生活音が発生しやすく、騒音面でも審査が難しくなっています。
特に壁の薄い物件では、普通の音量の話し声であっても隣の部屋まで響いてしまうケースがあるので注意が必要です。
物件選びの際は、部屋数が多い物件や壁が厚い物件などを選び、防音性のあるカーペットを導入するといった対策を行うと良いでしょう。
部屋を破損される恐れがある
同棲目的の方が審査に通りにくい理由3つ目は、「部屋を破損されるおそれがある」です。
同棲はひとり暮らしやファミリー世帯と比べて室内での喧嘩が起こりやすく、それによる部屋の損傷が起こるリスクがあると考えられます。
そのため、本人たちに喧嘩をするつもりや部屋を汚すつもりが全くなかったとしても、審査の時点で落とされる傾向があります。
同棲時に彼女が契約人となるケースの注意点
同棲時に彼女が借主となるケースの注意点を紹介します。
彼女を借主にしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
借主が彼女の場合の注意点
- 彼氏より年収が低いと審査に落ちやすい
- 彼氏が後から住む時は新たな契約が必要
下記からは、2つの注意点について詳しく解説していきます。
彼氏より年収が低い場合は審査に落ちやすくなる
彼女を借主にする際の注意点1つ目は、「彼氏よりも年収が低いならは審査に落ちやすくなる」です。
彼女をあえて借主に設定する事情は人それぞれかもしれませんが、彼氏より彼女の年収が低いと審査に落ちやすくなるので注意が必要です。
特に理由なく彼女を借主にしようと考えていた方は、一度2人の年収を見比べてみましょう。
もしも絶対に彼女が借主にならないといけない事情がないのであれば、2人の年収を比べて高い方が借主になる事をおすすめします。
なお、物件によっては2人ともが借主として契約する「連名契約」に対応しているケースもあります。
彼氏が後から住む場合に新たな契約が必要になる
彼女を借主にする際の注意点2つ目は、「彼氏が後から住む時は新たな契約が必要になる事」です。
もともとどちらかが住んでいるお部屋に彼氏・彼女が住む際は、家主さんに報告し新たに契約をし直す義務があります。
家主さんに報告せずに勝手に同棲を始めると、家主さんに知られた際にトラブルになるので注意が必要です。
同棲をしたいと相談していれば、トラブルを回避できるため必ず相談しましょう。
ワンルームのようなひとり暮らし向け物件では、同棲を断られる可能性が高いです。
手続きの手順は下記の通りです。
同棲の賃貸審査に落ちた際の対処法
同棲の賃貸審査に落ちた際の対処法を紹介します。
- 申込書を再確認する
- 不動産屋の信用を得る
- 年金を合算して審査を受ける
収入額・勤続年数・職業・借金の有無・滞納歴を再確認する
審査に落ちてしまった時は、申込書に不備があった可能性が考えられるので、申込書の控えを再度確認してみることをおすすめします。
収入額・勤続年数・職業などを間違えていないかよくチェックしましょう。
借金の有無や滞納歴は申込書に記入する欄はありませんが、審査に影響を及ぼす可能性があるゆえ、隠さずパートナーに打ち明けた方が良いでしょう。
借金や滞納歴があったとしても保証会社はあるため、打ち明けて条件に合った保証会社を利用できる物件探してみてください。
不動産屋の信用を得る
賃貸審査では全てのやり取りを不動産屋と行うため、審査に通過するには不動産屋の信頼を得る必要があります。
家賃を滞納せずに支払っていけるだけの十分な収入があることや仕事についてできるだけ話し、信頼を勝ち取りましょう。
入籍の意思がある場合には、同棲後に入籍予定だと伝えた方が審査に通過しやすくなります。
なお、借金があるといった審査でマイナスになる要素は、自分から打ち明ける必要はありません。
年収を合算して審査を受ける
2人の収入を合算して審査を受ける事の最大のメリットは、「審査に通りやすくなり物件の選択肢が増える事」でしょう。
収入を合算すると、月収が多くなるため片方だけでは住む事ができなかった高額な家賃の物件も、選択肢として考えられます。
連名契約でなかったとして年収を合算してもらえる事はあるので、連名契約にしたくないという方も積極的に合算してもらえないか相談する事がおすすめです。
なお年収の合算は、絶対にできるという訳ではなく不動産会社で片方が過去にトラブルを起こしている際には断られます。
同棲カップルの賃貸審査に関するQ&A
ここからは同棲するための物件探しをする際に、よくある質問にまとめて回答していきます。
今回紹介する質問は下記の3つです。
よくある質問
- 入居審査で同棲する人の続柄は?
- 同居人が無職でも審査は可能?
- 同棲する人がブラックリストの場合は?
入居審査で同棲する人の続柄は?
入居審査で同棲する場合、同棲相手の続柄は同居人や婚約者と記載するケースが一般的です。
婚約者と記入しても婚姻予定である証明の提出を求められはしないため、自分たちがより納得できる方を記入すると良いでしょう。
同居人が無職でも審査は可能?
同居人が無職の場合は、働いている人が契約者になることで賃貸審査を受けられます。
契約者になる人の収入で問題なく支払える額を家賃の上限と考え、お部屋を探しましょう。
家賃の理想は、収入の1/3以下です。
なお、契約者となる人が働いていれば、同居人が無職でも審査に影響はありません。
同棲する人がブラックリストに登録されている場合は?
同棲予定の相手がブラックリストに登録されている場合、同棲相手を契約者にすると審査に落ちる確率が上がります。
そのため、同棲相手がブラックリストに登録されているとあらかじめわかっている時は、自分が契約者になることをおすすめします。
契約者がブラックリストに登録されていなければ、同棲相手がブラックリストに登録されていても審査に影響は及ぼしません。
同棲カップルが賃貸審査を通過させるには関係性が重要
本記事では、同棲の賃貸入居審査は厳しいのかについて紹介しました。
同棲は、同棲解消時の家賃滞納やお部屋での騒音トラブルの発生確率が高いことから、審査に通りにくい傾向があります。
審査を受ける際は、入籍予定があることや十分な支払い能力があることをアピールし、不動産屋の信頼を勝ち取りましょう。
審査が不安な方は、アリバイ会社の利用をおすすめします。
アリバイ会社を利用すれば、審査の通過確率を大きく上げられるので、審査を突破できる自信がない方はぜひ利用を検討してみてください。
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