賃貸更新時にアリバイ会社を利用することはできるのでしょうか?
数年に一度の更新のタイミングでタイミング悪く仕事がないと焦ってしまいますよね。
そこで本記事では、賃貸更新時にアリバイ会社を利用することはできるのかについて紹介していきます。
この記事を読んでわかること
- 過去に家賃の滞納や住民トラブルを起こしている場合、更新時に無職と記載すると退去を促される
- 更新の際にアリバイ会社を利用することは可能
- 普通借家契約の場合は、無職や水商売でも更新できる可能性が高い
目次
【結論】賃貸更新時にアリバイ会社を使って手続きすることは可能
結論から書くと、賃貸の更新時にアリバイ会社を使って手続きをすることは可能です。
そのため、更新のタイミングで丁度無職になってしまった場合や水商売をしている場合には、アリバイ会社を利用することで勤務先情報を提出することができます。
アリバイ会社は違法なものではありません。
どうしても無職なことを隠す必要がある場合は、自分で適当な情報を書くのではなく利用することも検討してみましょう。
アリバイ会社は無職や水商売の人を会社員の様に装ってくれる
アリバイ会社とは、無職や水商売のように職業が原因で賃貸の審査を落とされてしまう方が審査を通過できるようなサービスを提供している会社です。
サービス内容は、会社ごとに若干の違いがありますが、勤務先情報の提供や緊急連絡先の代行、社会的地位の高い保証人の紹介などのサービスを提供しているケースが多いです。
お金さえ払えば、どんな方でも会社員である証明を作成してもらえるためどうしても無職や水商売なことを隠したい際に便利です。
更新のタイミングで運悪く無職や水商売になったという方は、アリバイ会社の利用を検討してみましょう。
アリバイ会社という名前から、怪しいと感じる方もいるかと思いますが、アリバイ会社では提携している会社の情報を利用して書類を作成しているため違法性はありません。
賃貸更新出来るかは入居時の2種類の契約形態で異なる
賃貸の更新が無職や水商売のままでもできるのかは、入居時の契約形態で大きく異なります。
契約形態には、普通借家契約と定期借家契約の2種類の契約形態があり、普通借家契約の場合は更新のたびにその都度再審査が行われることはありません。
下記からは、2種類の契約形態の違いと特徴をそれぞれ詳しく解説していきます。
普通借家契約|無職や水商売の人も更新が可能
普通借家契約とは、一定期間ごとに更新を行っていくタイプの契約方法で、どちらかが解約をしない限りは永久的に審査なしに更新を続けていくことができます。
一般的には普通借家契約のことが多いため、大半の方が普通借家契約で契約されているかと思います。
普通借家契約の場合は、更新時に審査が行われないため、無職や水商売の人でも特別問題を起こしていない限りは更新していくことが可能です。
契約書を確認し、普通借家契約となっている場合は気にせず無職・水商売と記載して提出しましょう。
問題を起こしていない限りは、特に何か注意を受けることもありません。
家賃滞納や騒音などトラブルを起こしていると更新できない可能性あり
普通借家契約の場合は無職や水商売のような社会的信用が低い職業であっても更新が可能と先ほど記載しましたが、それはあくまでも自分が家賃の滞納や住民トラブルといった問題行動を起こしていない場合に限った話です。
もしも一度でも家賃の滞納や住民トラブルといった問題行動を起こしている場合は、普通借家契約であっても退去を促される可能性があるので注意しましょう。
更新できないかもという不安がある場合は、アリバイ会社の利用やアルバイトを始めることを検討してみましょう。
無職や水商売の場合は、退去を命じられても次のお部屋探しも難易度が高いので、そのことは頭に入れておいてください。
定期借家契約|更新時に再審査が必要となる
定期借家契約とは、普通借家契約とは違い契約期間があらかじめ決められており、契約期間が終了するたびに再度審査が必要になる契約方法です。
最初に決められた契約期間が終了すると必ず再審査が発生するため、無職や水商売だと再契約に困難な可能性が高いです。
大抵の場合は普通借家契約で契約が結ばれていますが、定期借家契約でお部屋を借りている場合は注意しましょう。自分の契約方法は、契約書から確認することができます。
定期借家契約の場合は、早めに引っ越し先を探すなどの審査に落ちた場合の対策を考えておくことがおすすめです。
賃貸更新前に無職・水商売になった時の注意点
賃貸の更新が行われるタイミングで運悪く無職・水商売になった際の注意点を紹介します。
最悪の場合強制退去もあり得るため、必ず把握しておいてください。
タイミング悪く更新前に無職・水商売になった時の注意点
- 家賃は必ず払い滞納しないようにする
- 騒音などのご近所トラブルを起こさない
- 更新時の契約書に嘘の内容を書かない
- 普段から挨拶をするなど良い印象を持ってもらう
家賃は必ず払い滞納しないようにする
注意点1つ目は、「家賃は必ず払い滞納しないようにする」です。
何も問題を起こしていなければ無職や水商売のように職業に問題があっても更新を断られないケースが多いです。
そのため、どんなに忙しくても家賃は必ず期日までに支払い絶対に滞納しないようにしましょう。
一度でも滞納をしてしまうと、過去に滞納があったと退去を正当化する理由にされてしまいます。
大家さんは自分の生活を賃貸の経営で賄っているため、問題がある人に住んでほしくないと考えています。
職業自体をすぐに変えることは難しいかもしれませんが、それ以外の部分でも問題を起こしてしまわないよう注意しましょう。
騒音などのご近所トラブルを起こさない
注意点2つ目は、「騒音などのご近所トラブルを起こさない」です。
家賃の滞納や住民トラブルといった問題を、何も起こしていなければ無職や水商売のように職業に問題があっても更新を断られないケースが多いです。
そのため、職業上更新を断られてしまいそうな場合は絶対に住民トラブルを起こさないように細心の注意を払いましょう。
お部屋を借りている側も法律で守られているため、無職や水商売に就いている程度であれば追い出すことはできません。
現在の住まいにそのまま住み続けたい場合は、他に追い出す理由になり得る問題を自分から起こしてしまわないようにしてください。
更新時の契約書に嘘の内容を書かない
注意点3つ目は、「更新時の契約書に嘘の内容を書かない」です。
仮に無職や水商売ということが絶対にバレたくないのだとしても、適当に考えた嘘の内容を契約書に書くことはやめましょう。
適当に考えた嘘はプロにはすぐにバレてしまいます。
仮に無職や水商売と正直に記載していれば退去にならなかったとしても、嘘を付き嘘を付いたことがバレてしまうとほぼ確実に強制退去を迫られます。
どうしても更新したい場合には、「アリバイ会社」の利用を検討するなどして、自分で考えた適当な嘘は間違えても書かないようにしてください。
普段から挨拶をするなど良い印象を持ってもらう
注意点4つ目は、「普段から挨拶をするなど良い印象を持ってもらう」です。
無職や水商売のように社会的地位が低い職業に就いており、更新が不安なのであれば普段から近隣住民とすれ違った際に挨拶をして良い印象を持ってもらうことがおすすめです。
自分から挨拶をしていくと良い印象を持ってもらえなかったとしても、悪い印象が付きにくくなるため住民トラブルの発生率を下げることができます。
職業柄社会的地位が低い場合は、トラブルを起こすと退去させられる可能性が高いため、面倒かもしれませんが普段から挨拶で良い印象を持たれるよう心掛けていきましょう。
無職・水商売で賃貸の更新を迎えた時の対処方法
無職・水商売に就いている状態で、タイミング悪くお部屋の更新時期を迎えてしまった際の対処方法を紹介します。
主な対処方法としては、下記のような方法が挙げられます。
主な対処方法
- 大家さんに正直に話して信頼をもらう
- アルバイトなどの昼職に就く
- 引越しをして条件の良い物件を探す
- アリバイ会社を利用する
大家さんに正直に話して信頼してもらう
対処方法1つ目は、「大家さんに正直に話して信頼してもらう」です。
就職の目途が立っていない場合や事情があり水商売を辞める気はない場合は、大家さんに正直に話すことで信頼してもらえるよう努力する選択肢もあります。
これまで家賃の滞納や騒音などの近隣トラブルを一度も起こしていないのであれば、無職や水商売に就いていたとしても追い出されることはほぼ確実にないため、正直に相談してみましょう。
しかしこの方法は最悪の場合追い出される原因にもなり得るため、自分から話すかどうかはよく考えてから決めることがおすすめです。
過去に頻繁に家賃を滞納している場合や近隣トラブルで注意を受けている場合は退去を促される可能性が高いです。
アルバイトなどの昼職に就く
対処方法2つ目は、「アルバイトなどの昼職に就く」です。
更新時の書類に記載する勤務先情報は、正社員として働いている場所ではなくアルバイト先の情報でも問題ありません。
そのため、就職先を見つけることができなくてもアルバイト先を見つけることができれば、無職と書く事態を避けることが可能です。
更新のタイミングだけ働いて1か月でやめても問題ないため、どうしても無職と書きたくない場合は、アルバイトを始めてみることも検討してみましょう。
なお単発のアルバイトでは、勤務先として設定することはできないので注意してください。
すぐにやめる予定の場合は、面接時に事情があり数か月しか働けないことを伝えておくとやめる際にスムーズです。
引越しをして条件の良い物件を探す
対処方法3つ目は、「引っ越しをして条件の良い物件を探す」です。
更新ができなさそうな場合は、更新はきっぱりと諦めてもっと条件の良い物件を探すという選択肢もあります。
あまり知られていませんが、不動産屋の中には水商売に就いている方向けのお部屋に特化した会社があり、そういった会社を利用すれば最初から審査の難易度が低いお部屋に入居することができます。
水商売や無職の状態を数年続けていくつもりがある場合は、更新のたびに怯える必要のない審査が緩めな物件に引っ越すことも検討してみましょう。
なお無職の場合には、ある程度の貯金残高を持っていない限りはお部屋を契約できない可能性が高いため、更新を選ぶにしても引っ越しを選ぶにしても慎重に決めることがおすすめです。
アリバイ会社を利用して更新しやすくする
アリバイドットコムの特徴
- 最短15分のスピード対応が可能!
- 業界最大手クラスで累計相談実績は2,000件以上
- 首都圏だけでなく全国からの依頼に対応
もしも運悪く更新のタイミングを無職・水商売の状態で迎えてしまった場合には、アリバイ会社「アリバイドットコム」を利用することがおすすめです。
アリバイドットコムでは、無職や水商売といった社会的地位が低い職に就いていることが原因で賃貸の契約や更新が難しい方のために、勤務先情報の提供などのサービスを展開しています。
誰でも利用することができ、相談までは無料で対応してもらえるため困っている方は一度相談してみましょう。
アリバイ会社とは、社会的地位が低い方が賃貸の審査を受ける際に必要になってくる書類書類の作成を依頼できる便利な会社です。
賃貸更新にアリバイ会社を利用することについてよくある質問
最後に更新に関してアリバイ会社を利用することについてよくある質問をまとめて紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
賃貸更新にアリバイ会社を利用することについてよくある質問
- 賃貸の更新料を払わないとどうなりますか?
- 賃貸更新時に無職はバレますか?
- 賃貸更新時に無職の場合は職業欄に何と書けば良いですか?
賃貸の更新料を払わないとどうなりますか?
更新料を契約時に支払わなければいけない法律自体はありませんが、更新料の支払いに関してお部屋の契約書に記載されていることが大半のため、支払わなければ退去するように言われてしまいます。
もちろんお部屋を借りている側も法律で守られているため、払わなかったからと言ってすぐに退去になることはありませんが、事情があり期日までに支払えない場合は大家さんに相談しておくことがおすすめです。
大家さんによっては、相談することで期日を伸ばしてくれる可能性があります。
なお、最近ではそもそも更新料のないお部屋も増えてきているため、更新料を支払いたくない場合は最初から更新料がないお部屋を探すことがおすすめです。
賃貸更新時に無職はバレますか?
更新時には提出する書類には勤務先情報を記載する必要があるため、当然無職の方はバレます。
電話番号を記載する欄があり、保証会社は電話で在籍確認を行うため、でたらめを書いて仕事があるふりをしてもすぐにバレるので注意しましょう。
無職と書いてもよほどのことがない限りは、仕事がないことを理由に退去させられることはありませんが、適当な嘘を書いてしまうと嘘を付いたことを理由に退去させられる可能性があります。
どうしても無職と書きたくない場合は、アルバイトを始めるかアリバイ会社の利用を検討してみましょう。
賃貸更新時に無職の場合は職業欄に何と書けば良いですか?
もしもタイミング悪く無職状態で更新を迎えてしまった場合は、職業欄に無職と書くしかありません。
無職と書くことに抵抗がある方もいるかと思いますが、普段から家賃の滞納や住民トラブルを起こしていない限りは、無職と書いたことを理由に強制退去させられることはないので正直に書きましょう。
適当にその場で考えた会社名などを書き、仕事があるふりをしても素人が適当に考えた嘘はすぐに見破られるので注意してください。
どうしても無職と書きたくない場合は、アルバイトを始めるかアリバイ会社の利用を検討してみましょう。
【まとめ】賃貸更新時にアリバイ会社は利用可能?
本記事では、賃貸更新時にアリバイ会社は利用できるのかについて紹介しました。
いかがだったでしょうか?
賃貸の契約方法が普通借家契約の場合は、無職や水商売であっても更新できる可能性が高いですが、定期借家契約の場合は契約を終了される可能性が高いので注意が必要です。
契約書を確認して定期借家契約で契約を結んでしまっている場合には、早い段階から対策を考えておくようにしましょう。
本記事が賃貸更新時にタイミング悪く無職になってしまい困っている方のお役に立てれば幸いです。