エイブルの審査は厳しい？保証会社はどこなのか？落ちた時の対処法も解説

「エイブルの審査は他社と比較して厳しいのかな…？」
エイブルでは様々な賃貸物件を紹介していますが、入居審査はどのくらい厳しいのでしょうか。

本記事では、エイブルの審査は厳しいのかについて詳しく紹介していきます。
保証会社はどこなのかや落ちた時の対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

エイブルの審査で利用できる保証会社はどこ？

エイブルでは、様々な賃貸物件の紹介を行っていますが、エイブルの役割は賃貸物件の紹介と審査申し込み・契約のサポートであり、入居審査は外部の保証会社によって実施されます。

エイブルが取り扱う物件の中でも、入居審査を行う会社は物件ごとに異なり、審査の厳しさや基準は一律ではありません。

エイブルが管理する物件では、主に以下の4社が保証会社として採用されています。

エポスカード

エポスカードは、丸井グループが運営するクレジットカード会社です。
信販系に分類され、審査では信用情報を確認されます。

会社名	株式会社エポスカード
本社	東京都中野区中野4丁目3番2号
会社設立	2004年10月1日
資本金	5億円
事業内容	クレジットカード業務/クレジット・ローン等金融業務

家賃保証サービスは、ROOM iDという名称で提供されています。

ジャックス

ジャックスは、数ある保証会社の中でもトップクラスの審査難易度を誇る、信販系の保証会社です。

会社名	株式会社ジャックス
本部	東京都渋谷区恵比寿4丁目1番18号　恵比寿ネオナート
会社設立	1954年（昭和29年）6月29日
資本金	356億8,064万円
主な事業	クレジット事業/カード・ペイメント事業/ファイナンス事業/海外事業

審査が厳しいことで知られており、他社では落ちた経験のない方でも落ちる可能性があります。

Casa

Casaは、信用系に分類される東証プライム上場の大手保証会社です。

会社名	株式会社Casa
資本金	16億円
本社所在地	東京都新宿区西新宿2ｰ6ｰ1　新宿住友ビル
グループ会社	株式会社COMPASS/株式会社プロフィットセンター

以前はどこの協会にも属さない独立系の会社でしたが、2025年現在ではCGOの正会員となっています。

全保連

全保連は、信販系の保証会社です。

社名	全保連株式会社
本社所在地	沖縄本社 沖縄県那覇市字天久905番地
会社設立	2001年11月16日
資本金	1,719百万円
事業内容	家賃債務保証及び賃料管理リスクヘッジ業務

沖縄と東京の2箇所に本社を構えており、関東や東海、近畿エリアなどの物件で利用されています。

エイブルの管理物件以外で利用できる保証会社

エイブルの管理物件以外で利用できる保証会社は、物件ごとに異なります。
入居審査の難易度は、審査を担当する保証会社の種類によって決まると言っても過言ではありません。

審査が不安な方は、独立系の会社が利用できる物件を選ぶと良いでしょう。

種類	審査の厳しさ	特徴
信販系	厳しい	与信情報を確認される
信用系	やや厳しめ	同じ組織に属している会社間で家賃の滞納者やトラブルを起こした人の情報を共有している
独立系	ゆるい	各社独自の基準で審査を行っており、比較的ゆるめ

エイブルの審査でチェックされる項目

審査の基準や確認される項目は、審査を担当する保証会社によって多少の違いはありますが、基本的な内容はほとんど共通しています。
エイブルの審査でチェックされる項目は、以下の通りです。

家賃の滞納経験の有無

審査では、家賃の滞納経験の有無を必ず確認されます。
家賃の滞納経験を確認される範囲は、保証会社の種類によって異なります。

種類	家賃の滞納歴を確認される範囲
信販系	自社での滞納歴/与信情報
信用系	自社での滞納歴/同じ団体に所属している会社での滞納歴
独立系	自社での滞納歴

どこの会社を利用する場合にも、自社での滞納経験は必ず確認されるので注意しましょう。
過去に家賃を滞納したことがある方は、滞納した保証会社の利用が必須な物件は避けた方が無難です。

年収と家賃のバランス

審査では年収と家賃のバランスも確認されます。
「家賃が月収の1/3以下、年収の1/36以下に収まっているか」を基準に確認されるので、自分の収入に合った家賃の物件を選択しましょう。

以下の表を参考にしてください。

家賃	月収	年収
4万円	12万円	144万円
6万円	18万円	216万円
8万円	24万円	288万円
10万円	30万円	360万円
12万円	36万円	432万円
15万円	45万円	540万円

職種

審査では、支払い能力を判断する目的で職種も確認されます。
通過しやすい職種と落とされやすい職種は、それぞれ以下の通りです。

審査を通過しやすい職種	公務員/大手企業の正社員/上場企業勤務/勤続2年以上
落とされやすい職種	夜職/個人事業主/経営者/求職者/アルバイト/契約社員・派遣社員

落とされやすい職種に該当する方は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社のアリバイサービスを利用すれば、本当の職ではなく審査を通過しやすい職に就いている設定で申し込みが行えます。

服装と発言

審査では、服装と発言も確認されています。
不適切な服装で相談に行ったり、失礼な発言をしたりすると審査に影響するので注意しましょう。

審査中に避けるべき行為は、以下の通りです。

提出書類の記入状況

提出書類の記入状況も審査対象の1つです。
記入漏れやミスがある状態で提出すると印象が悪くなるので、審査に申し込む際は間違いがないかよく確認してから提出しましょう。

記入箇所や正しい記入方法がわからない時はエイブルのスタッフに確認をとってください。

ネット上のネガティブな情報

最近ではネット上のネガティブな情報をチェックする保証会社が増えてきています。
審査に影響するのは、主に以下のような情報です。

自分の名前でウェブ検索をした際に、上記のような情報が見つかる方は事前に対策を行うことがおすすめです。

自分で管理しているアカウントは削除や非公開に、他者が管理しているサイトは管理者に連絡して削除を依頼しましょう。

信用情報

審査を行う保証会社の種類によっては、信用情報を確認されることがあります。

種類	信用情報の確認の有無
信販系	確認される
信用系	確認されない
独立系	確認されない

信用情報は、信販系の保証会社が審査を行う場合に確認されます。
信用情報に傷がある方は、信用系や独立系に分類される保証会社の物件を利用すると良いでしょう。

信用情報に傷がある状態で信販系の審査を通過することは困難です。

エイブルの審査に落ちた時の対処法

エイブルの審査に落ちた時の対処法の対処法を紹介します。

再審査を受けられないか確認する

落ちたと連絡を受けた際は、エイブルの担当者に再審査を受けられないか確認しましょう。
落ちた物件で用意されている保証会社の数次第では、落ちても再審査を受けられる可能性があります。

エイブルの管理物件であれば、ほとんどの物件で2社以上の保証会社が用意されています。

親族名義での契約を検討する

落ちた物件を諦められない時は、親族名義での契約を検討してみてください。
賃貸契約では、入居者本人ではなく、第三者が契約名義人になることも可能です。

契約名義人と入居者が異なる場合は、審査対象が契約名義人になるため、親族名義で申し込むことで、既に落ちた物件でも審査をやり直せます。
親族を頼れる方は、代理契約を頼めないか相談してみると良いでしょう。

ほかの物件を検討する

再審査を受けられなければ、ほかの物件を検討する必要があります。

1回でも審査に落ちている方は、対策を行わずに次の審査に進んでも、再度落とされる可能性が考えられます。
上記の3つのポイントを意識してお部屋を探してみてください。

なお、エイブルの管理物件は、厳しい保証会社を採用している傾向があるため、避けた方が無難です。

引越時期を変更する

引越しの時期を変更できる方は、引越時期を変更することも検討してみると良いでしょう。
入居審査は、お部屋の借り手が見つかりやすくなる、引っ越す人が増える時期ほど物件の競争率が上がり、審査も厳しくなる傾向があります。

そのため、審査に申し込んでいたタイミング次第では、引越時期を変更するだけでも審査のハードルを下げられます。
引っ越しに適した時期と、反対に避けるべき時期はそれぞれ以下の通りです。

引っ越しに適した時期	3月～4月/8月
避けるべき時期	5～7月/11月～2月

アリバイ会社と契約する

審査に落ちた時は、アリバイ会社と契約することも検討してみてください。
アリバイ会社とは、以下のような入居審査を有利に進められるサポートを提供しているサービスです。

アリバイ会社では実在する一般企業を在籍会社として利用者に紹介しており、契約することで在籍会社に所属している体で審査を受けられます。

エイブルの審査の流れ

エイブルの審査を通過するためのコツ

エイブルの審査を通過するためのコツは、以下の通りです。

保証会社を利用できる物件であれば、基本的に連帯保証人を立てる必要はありません。
しかし、必須ではない場合でも、連帯保証人を設定しておいた方が審査を有利に進められます。

親族に頼める方は、連帯保証人を立ててから申し込むと良いでしょう。

エイブルの審査に関するQ＆A

最後にエイブルの審査に関するよくあるQ＆Aをまとめて紹介します。
今回紹介するのは、以下の3つの質問です。

保証会社不要の物件も紹介していますか？

エイブルでは保証会社不要の物件も紹介しています。
しかし、紹介可能な物件は時期によって変わるため、相談を行ったタイミングやお部屋を探している地域によっては、必ずしも保証会社不要の物件を紹介してもらえるとは限りません。

エイブルで相談した際に保証会社不要の物件が見つからなかった時は、相談時期やお部屋探しの地域を変更してみると良いでしょう。
なお、保証会社不要の物件を契約するには、必ず連帯保証人を立てる必要があります。

保証会社と連帯保証人の両方が不要な物件はありません。

利用する保証会社は選べますか？

利用する保証会社は、選べません。
保証会社は物件のオーナーや管理会社に選択権があり、物件によっては審査申し込みの順番も事前に決められています。

エイブルに限らず、賃貸契約時に利用する保証会社は選べないので注意してください。
特定の保証会社を利用したい、この保証会社では滞納したことがあるから避けたいといった希望がある場合は、お部屋を探す際に直接相談することで対応してもらえます。

審査は何日かかりますか？

審査は通常2～5日程度で結果がわかります。
審査にかかる時間は人によって異なり、申込書の記入内容次第で前後することがあります。

多くの保証会社では、審査状況の進捗を確認できないため、焦らずに待つことが大切です。
引越しの期日が迫っている方は、審査の結果を待っている間に、落ちていた場合申し込む物件を決めておくと良いでしょう。

【まとめ】エイブルの審査難易度は物件ごとに異なる

エイブルの審査難易度は、物件によって異なります。
審査の厳しい物件とゆるい物件の両方を取り扱っているので、審査の難易度が気になる時は物件情報の備考欄に記載された利用可能な保証会社名を確認しましょう。

審査が不安な時は、アリバイ会社の利用がおすすめです。
アリバイ会社とは、入居審査の通過確率を高められる様々なサポートを提供しているサービスのことで、誰でも利用できます。

アリバイ会社と契約すれば、アリバイとして提供された職業・収入・勤務先情報を審査で使用できるため、通る確率を大きく高められます。